ビリーバーズのレビュー・感想・評価
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ニコニコ人生ってどんなの?
磯村勇斗が出てるくらいの情報しか入れないで着席。えっ、こんな映画に磯村君が!?
カルト宗教のニコニコ人生センターのメンバー、議長のオヤジ、副議長の女子、オペレーターの男子の3人は、無人島で修練を行っていた。毎日毎日、どんな夢を見たのか告白しあう。夢は外部から入ってくる毒のせいで、悪夢になったり、淫夢になったりするんだとさ。その毒を浄化するのが、この宗教。心を浄化して新しい世界へ旅立つのが目標らしい。ふ〜ん、だから何?なんて、もやっとしてたら、副議長、常にノーブラでTシャツだったのね。Tシャツのまま海に入って、透け透け。変だなって感じてたら、そこからはずっとエロエロ。突然素っ裸になったり、フェラしたり、やりまくったり、随分裸さらしてた。ビックリだわ。そして最後は銃撃戦!?敵はなんだったの?
とにかく、納得できない理屈ばかりで残念でした。エロエロシーン楽しんでる自分も最低でしたけどね。
映画が面白いというより山本直樹の慧眼。連合赤軍をオウムでやろうとし...
映画が面白いというより山本直樹の慧眼。連合赤軍をオウムでやろうとした結果令和の日本(現実の方が話広げすぎ?)的になる凄さ。磯村君と副議長は売れて欲しい。
新たな
110本目。
なんか今のあれとか、と思いつつ思わない様に観てたけど、それは無理そう。
何が起きても、そこに結び付けてしまえばいいだけだから、思考は楽でいい。
追い込まれてしまった事により、また新たなの行った所なのかな。
山本直樹原作にハズレ無し。
このタイミングで新興宗教映画公開です。
なかなかナイスですね。
原作は連載時にチラ見してましたが、やっぱり良いです。宗教によっては欲望は堕落の象徴になるわけですが、個人的に最も動物に近いピュアな美しい衝動だと思ってます。
今回、北村優衣がツボでした。
キチンとした、慎ましやかな顔立ちと欲望爆発のコントラストです。まだ出演作の少ない新人なんですね。
今後良い役に恵まれるといいなぁ。
宇野祥平も最近気になってる役者だったのですが、最高のキャスティングだと思います。
気になった所は、、
海岸に石亀は居ないかな。
あとCGのヘリの動きがちょっと雑。
ここまでやるかっ!北村優衣の体当たりすぎな演技に驚愕!!
オウム真理教や連合赤軍、人民寺院、マンソン・ファミリーなどの新興宗教やコミュニティをモデルとした漫画「ビリーバーズ」は、日常からは切り離された環境の中で信仰心と欲望のどちらが勝るのかというような実験要素を詰め込んだ作品だ。
そういったカルトやコミュニティの儀式は、俯瞰的に見ると滑稽でバカバカしいものに感じずにはいられないものの、それを意味あるもの、大切なものだと認識してしまうほどにマインドコントロールされてしまう状態というのは、恐ろしくもあり、人間の精神構造がいかに繊細で脆いものだということを痛感させられてしまう。
そこにエロスの要素を組み込ませたといわれているが、ヒッピーのコミュニティや、それこそマンソン・ファミリーは、フリーセックスや乱交を儀式的に行っていただけに、その要素こそもカルトである。今作が特徴的なのは、そこにソリッド・シチュエーション・スリラーの要素が加わっていることだ。
食料や物資が定期的に届くかもわからない、外部の情報もわからない……という極限の状況下で、夢と現実、信仰と欲望の境界線が揺らぐ中にいる、男ふたりと女ひとりの実験的要素もスリリングで見応えがあるし、性犯罪者の心理にあまりにも近づき過ぎているという危険性もある。
さらに今作の監督である城定秀夫は、ピンク映画やお色気シーンのあるVシネ系出身の映画監督だ。そんなシチュエーションを柔らかく、観た人になんとなく想像させるといった、生易しい描写なんてするはずもない。
出演者がB級俳優であれば、それも予想できたと思うが、今作に出演している磯村勇斗や北村優衣は、あえてそこに冒険するような立ち位置の俳優ではないだけに、今作での体当たり過ぎる演技には驚愕するだろう。
特に北村優衣は、後半はヌードになっている時間の方が多いのではないかと思うほど。
確実に言えることは、家族で観るような映画ではない!
素っ頓狂
一から十まで狂気を孕んでいた怪作でした。R15+では収まらない、R18+に匹敵する性行為シーン、性への暴走、とにかく全てが性に直結する作品でした。
北村優衣さんの魅力がこれでもかと出ていました。原作も読んでみようと思います。
鑑賞日 7/12
鑑賞時間 16:00〜18:05
座席 E-4
信じる者は下半身埋められる。
原作未読。小さな無人島で共同生活を送る互いの素性も知らない3人の男女。彼らはカルト教団の信者で日々その日見た夢の報告、テレパシーの実験、中身の分からない箱の運搬に明け暮れている。
「先生」の教えに従い安住の地へ出発するその日まで過酷な修行は続く…って、いや、いや、おっさんと若い男女がひとつ屋根の下。どうなるかなんて目に見えてるやん。しかも食糧支援はギリギリ以下で思考回路も正常ではない。修行が足りぬから淫らな夢など見るのだと説教垂れてた本人が欲望剥き出しで大暴走する様はまさに滑稽の極み。
宇野祥平がただの変態を潔く怪演。磯村勇斗と北村優衣の絡みは結構生々しかったです。思い切りましたね。もう途中から3人共気持ち悪かったです。やっぱりちゃんと栄養あるものを食べないといけませんね。
何を信じても、誰を信じてもそれは本人の自由。だからこそしっかり見極めなくてはいけない。先生のパワーが注入された怪しげな液体を飲まされる前に。
良いね。
城定監督は一般映画でもバリバリ良作を量産できるのは素晴らしい。
女優の北村さんの脱ぎっぷりや宇野の存在感も素晴らしい。時々映画的に興奮させてくれるのも、良い。ヨーロッパとかアメリカンインディーっぽい感じもする。それこそ、ライトハウスとかの感じ。安倍銃撃事件直後なのもあり、二世問題とかについても考えてしまう。
夜を走ると引き続き宇野がカルトの世界の人というのも良いですね。宇野も脱げばもっとサービス的に面白いと思うけれど、そこは若い二人の肉体美を全面に押し出したかったのかな。山本直樹原作は今年観た夕方のお友達と二本目ですが、どちらも良い。原作の漫画も読んでみようかな。
今観られたことが奇跡
これだけ頑張って作った作品なのに、もしかしたら上映中止だったかもしれないと今は思う
やっていることは不思議なのに、観ていると間違っているのは自分かもしれないと思えてくる
映画には観るタイミングがあるのだと、この映画を観て改めて思う
なんか緊張感があって良いね
予想外の一品でした
カルト集団の話としてでなく、人と人と人の恋愛感情のもつれとして見ると面白い
とにかく若い二人の舞い上がって行く時の感情表現が凄い!!
ちょっと北村さんの裸体が多いのはご愛嬌として、楽しめた映画でした
ただ、食糧難の島にしてはふっくらし過ぎかな
しばらく考えさせて
↑って感じでカルトや過激派などの比喩し、矛盾点を滑稽にも表現したのかなー
やっている“信者”は真剣なんだろうけど…
心理や本質を極めたいとの思いが、ボタンの掛け違いでこうなると思う
そもそも深く物事を考えぬものは、これ等にはハマらないことを考えれば、ある意味、“問い”と常に答えを求める全うな人なのだろう
同時期に公開中の“恋は光”は男女が惹かれる本能を、哲学的に思考した
ただアレコレ思考するよりも、これまた公開中の“アルピニスト”を観れば、あのような極限で最短で悟りを開けそうだとも思う
PS.磯村君って初主演なんですか~!?
“PLAN75”でも観たしね(といっても名前、今覚えましたw)
相変わらす議長役の方、個性的でナイスな演技!!!
そしてなんといっても女の娘、勝負したね!!!!
これから女優していくって覚悟がスゴく感じました!!!!
眼福
大きな画面でいいもの見せてもらった。
不謹慎だけど、カルトに注目が集まってしまった今、多くの人に観てもらえるといいですね。
俳優さんって大変。
磯村勇斗人気俳優なのに大丈夫かな。でも人気あるのわかる気がする。
城定監督の作品は「アルプススタンドの〜」で初めて観たけど、こっち系の作品がホームなんですね。
面白いはずだ。
それにしてもよく「アルプススタンドの〜」のオファーしたな。オファーした人も受けた監督もすごいや。
人間の本能むき出しの無人島生活のなれの果て
人間の三大欲求は無人島という極限状態において、
何を一番欲するものなのかという人体実験の過程を見せられた気がした。
餓死状態一歩手前の空腹をはるかに通り越し、むせ返るような体臭、喉も干からび、ただ寝る、そしてお互いの見た夢を報告して解説し合う毎日の生活。
その中で男2人女1人という絶妙な関係性。
結局人間は動物的本能をむき出しにして性欲が勝るのか。北村優衣と磯村勇斗の浜辺での絡みは実に美しく官能的で、むさぼり合うというのはまさしくこういうことなんだろうなと。そしてあの豊満な肉体は大地のような暖かさを感じてしまった。体を張った演技は新人ながらも素晴らしかったと思う。
作品を見ていると、カルト教団の思想や考え方が何が起こったとしてもうまく言い変えたり、捉え方を変えるだけで良いようにも悪いようにも変換可能で、真実は何なのか、実際そんなものはあるのか、すべては夢の世界の話なのか。いや、すべては紙一重ってことでしょうか。それではみんなのために頑張りましょう。
あれ、洗脳されてますか...私。
何はともあれ、今年は城定監督やらかしてくれてます!!
カルトだが…
今このタイミングでカルト宗教を描いた本作だが、テーマはむしろそうした異常な環境下で炙り出される人間の欲望…いや、肉欲か…
戯画的な物語の顛末よりは、肉欲を認めエスカレートしてゆく辺りが白眉か。
北村優衣が体当たりで良い演技をしているし、肉感的な美しさがあって良かった。
信じるものは救われない?
「肉欲は信仰に勝る」という映画だが、男女3人で孤島で生活していれば、当然、そういうことになるだろうと納得させられる。
自分の性的欲求が教義に反するものではないと主張する議長の屁理屈が傑作で、マインドコントロール下にありながらも必死で自己を正当化しようとする様子が笑わせる。また、今、観ているものが夢なのか現実なのが分からなくなるような、不連続で唐突感のある編集も面白い。
ただ、どうして登場人物たちが、あんな怪しげな教義を信じ込んでしまったのかがよく分からず、もどかしい。それぞれの過去の描写はあるのだが、もう少し、入信の背景みたいなものが描かれていたら、「洗脳」にも説得力が生まれたのではないだろうか?
同じように、オペレーターと副議長が、「洗脳」から目を覚ました理由も、今一つ不明確である。集団自殺を察知しただけで、洗脳が解けるだろうか?おそらく、好きな人とのセックスを禁止するような教義は信じられないということが背景にあるのだろうが、それでは、そうしたことを推奨する教義であったなら、目を覚ますことはなかったのだろうか?信仰というのは、難しい。
歪み、ズレ、迷い、
えらい昔に読んでたマンガの実写映画化。
今の時期だから映画化できたのか?
今の時期になぜ映画化したのか?
真っ青な空の下で信仰と欲望の間に流れるドロドロした心の動きとのコントラストが印象的。
題材はカルト新興宗教。テイストから言うとオウム的に見える。調べるとマンガは1999年に開始。地下鉄サリン事件は1995年。マンガとして楽しめるようになった頃というところか。
元々、宗教に興味があったので、当時は面白く読んでいた。
信仰の深さはいろんな部分に歪みを作る。カルトは度を超えて顕著になる。一般社会と隔絶させるのは更に深くする手で、同調圧力がかかることで更に深みに。ここまではカルトの解説だが、欲望というズレがイイ転機として描かれていた。
ただ、濡れ場を削ってでも、もう少し心の変化「迷い」をじっくり描いても良かったのでは?と感じた。
マンガは最後まで読んだか覚えていないし、ラストシーンは覚えてない。なので映画が原作通りに終わったかわからない。
多少、蛇足感を感じたが、筋に沿ったスマートな終わり方だったと思う。
全体としてはうまくまとめられていたと思った。レビューとしては、ほぼマンガの感想のような気もしないではないな。
そして今、統一教会の話題もニュースで流れる。
と、当たり障りのないことを書いて終わりにできる様な作品でもないので、ここから追記。
まあ、途中からエロ描写中心の作品です。
なかなか絶妙。
ディスりではなく、程良くダラシないオッパイ。そのエロさと共に、改めてオッパイって左右の大きさに違いがあるもんなんだなぁ、などと思ったりする。それくらいしっかり写してる。
これってシネコンで上映して良いやつ?ってくらいのレベルに感じた。
よくビリーバーズを動く作品に仕上げてくれたと思う。この描写が無ければ、ビリーバーズではない。ビリーバーズにはこの表現が必要なのだ。そういう意味でこの作品を撮った人達、この作品に理解を示した人達は素晴らしい。
あと作者が教祖として登場して、、、、ってどうなん?!www
あの男の人、原作、この映画、観たんやろか
あの人の告別式の日に観ました。臨場感、現実感に満ち溢れていました。特にラストの銃撃シーン、主人公と母親のシーンが。
改めて、人間は精神に影響される生き物だと思いました。
改めて、国家と宗教は同じだと思いました。
皆んなの為に頑張るより、自分の為に頑張るのが、周りに迷惑を掛けないと思いました。次の選挙には、期待したいんですが・・・・・・
原作未読で、磯村勇斗ファンは覚悟してみた方がいいというエロい作品と...
原作未読で、磯村勇斗ファンは覚悟してみた方がいいというエロい作品という位の知識で鑑賞。
でもカルト集団や無人島という変わった設定の中で、何かを信じたり、正しいと思う事が穏やかに修行をしている時は幸せであるだろうが、マイナスになり始めると恐ろしい
一般社会にも通じるなと思う。
磯村くんは繊細なオペレーターをさすがに上手く演じていたし、北村さんも大胆で可愛かった。
エロいことはエロいけど、海というロケーションで綺麗だった。まあ、事前にTVで城定監督特集観て麻痺してるかもですが
宇野さんは前科者と罪の声しか知らなかったのでこの怪演!振り切ってて笑えた
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