カラーパープルのレビュー・感想・評価
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『 赦し 』〜 パワフルな歌声に鳥肌 ✨
母親から教わった縫い物が得意な主人公セリー( ファンテイジア・バリーノ )と、教師志望の利発な妹ネティ( ハリー・ベイリー )。苦労を重ねる二人が、互いを思いやる姿が美しい。
映画「 ドリーム 」で女性数学者キャサリンを演じたタラジ・P・ヘンソンが、美しいジャズ歌手シュグを艶やかに演じる。
パンチの効いた歌声、パワフルなダンスシーンが圧巻。とにかく皆歌が上手い ✨
暴力的な夫ミスターをも赦したセリー。まさに『 赦し 』でした。
映画館での鑑賞
ゴスペルパワーが圧巻
1900年代頭が時代設定で男尊女卑が酷く見ていて辛い所も多いけど間にミュージカルシーンを挟むことでいい塩梅になってた印象
神の御業を体現した終盤は爽快で感動✨
どんどん輝いていく主演も良かったが、アカデミーノミネートのダニエル・ブルックスは歌も演技もパワフルで圧巻!
歌に尽きる
「スピルバーグの傑作のリメイク」と“ミュージカル”という宣伝のボンヤリとした記憶で、好きなミュージカル作品が少なくない俺は観賞を決めた。
(スピルバーグが自らリメイクしたのかと勝手に思い込んでたが、そうではなかったけど)
【物語】
舞台は1900年代前半から後半にかけてのアメリカ。
セリー(ファンテイジア・バリーノ)とネティー(ハリー・ベイリー)は仲の良い姉妹。 父親の営む店を手伝っていたが、セリーは売られるような形で父親の決めた相手乱暴者“ミスター”(コールマン・ドミンゴ)の後妻として強制的に結婚させられる。夫からは家政婦同然の扱いを受け、こき使われる毎日だった。 ある日父親から逃げて来た妹に対しても、一旦は受け容れるもののいいなりにならないという理由から「2度と近づくな。近づいたら殺す」と引き離されてします。
愛の無い不遇な日々を送るセリーだったが、それでも明るさを失わなかった。あるとき人気歌手シュグ(タラジ・P・ヘンソン)の身の回りの世話をすることになり、二人は次第に絆を深めていく。 やがてシュグはセリーの人生に転機をもたらす。
【感想】
まず、凄く意外だったことは、これまで観て来た戦前戦後の黒人主人公の映画は例外なく“白人による差別”が大きなポイントになっていたが、この作品はそれがない。「白人に差別されない」ということではなく、白人が登場しない。
黒人だけの街、という感じなのだが、この時代アメリカにそういう街も実際にあったのだろか?
白人による差別が無い代わりにあるのは、女性差別である。白人に虐げられる黒人家族という構図だと、黒人家族はいたわり合う気持ちが生まれるのだと思うが、黒人の夫が黒人の妻を奴隷のように扱うのは初めて見た。
こういうのを見ると、つい100年前まで女性は国・種族を問わずに弱い立場に有ったこと、この100年で劇的にその立場が改善されたことを感じる。
話題のドラマ‟不適切にもほどがある”ではないが、昭和を知らない世代ではこの女性の扱いは信じられない世界ではないだろうか。
本作で設定・ストーリー的に強く印象に残ったのは以上の2点だった。
感動したり、涙を流すことは無かった。
ただ、ウリの歌は良かった。
特に主人公よりも人気歌手シュグ役のタラジ・P・ヘンソンの歌が素晴らしかった。
本作は良くも悪くも歌に尽きる。
そう思って観れば楽しめるかと。
立ち上がることの勇気
始まりのミュージカルシーンから
惹かれる音楽とダンスだったが、
なかなか悲しいシーンの連続。
やっと幸せになれるかと思ったところでの
市長夫人の黒人差別のシーンが辛かった。
ソフィア(ダニエル•ブルックス)が格好良く
彼女が立ち直るシーンから号泣…
セリーのパンツ屋さんのシーンも良く、
妹ネティの若い頃を演じたハリー•ベイリーの歌声も素敵でした。
久しぶりにあまり楽しいと思えないミュージカル
1900年初め…という時代背景のせいだと思います。
女性は奴隷
有色人種も多分奴隷に近い存在だったのかなと思う、そんな時代です。
なので、見ていて嫌な気分になりました。
シャグの声はとても艶があって素敵。
主役の方より、私は魅力的な声に感じました。
妹との再会の場面は、涙が出ます。
悲壮感・力強さ・希望が鮮明に表現されている
各役所のキャラクターがはマッチしている中でも、主役の悲壮感が際立つ。
美しく力強い歌声とキレッキレダンスのミュージカルが
良いアクセントになっていて感動が増す。
最高の映画でした。
■カメラワークによる没入感
ほとんどのカットで適度なカメラワークが使われていて
音、色によるトランジションがカット間をスムーズに移行している。
これらの技法により映画への没入感が増します。
最後は、天晴れ!!スッキリしました(^-^)✨
この映画は、黒人差別問題!男性優位社会!女性に対してのパワーハラスメント問題に一喝!!!を入れてる映画で、最後、スカッとして天晴れでした(^-^)✨
主人公が、これでもか、これでもかの苦労の連続。。。痛たまれませんでした。。。最後、愛してた妹さんと会えて、お孫さんにも会えて。。。暴力旦那までも、お友達として許し。。。その暴力旦那が、最愛の妹さんを自国に呼ぶ手続き助けを。。。
皮肉なもんだけど。。。絆が絆を結び、大きな輪になり、主人公を愛してる仲間、勢揃いで笑顔で終われる。。。出来過ぎと言えば。。。出来過ぎかもしれないけど感涙しました(^-^)✨楽しめました。是非、映画館で!!
黒人差別と宗教映画
1900年初頭、黒人差別、さらにその中にある男性による性虐待と女性蔑視による残虐行為を描きながら、赦しと改心、女性の自立や友情などをテーマに描いた作品。
根底には“神はいつもあなたのそばにいる”的なメッセージがあり、宗教の教えをベースにしたストーリーだと感じる。
音楽も歌も素晴らしい!ブルースやジャズなどの黒人の音楽とともに奏でられる力強いハーモニーには心が大きく揺さぶられる。
それに冒頭部分の滝で踊るダンスや酒場のダンスシーンも華やかで心が躍るし、ミュージカル映画としては近年観た中でもかなりハイレベル。
壮絶な経験をした主人公の人生には見ているこっちが心が折れそうになるが、最後は涙、涙のハッピーエンド
(鬼畜・ミスターに対してのスカッと度は足りないけれど)。
Never End
スピルバーグ版は未鑑賞で、あらすじも迫害の歴史の一部をクローズアップしてそこにミュージカルを加えた作品なのかなと思いながら鑑賞。
ミュージカルや歌唱のクオリティはとても高く見応えがありました。ただ断片的だなと感じたところが多かったのと、間延びした展開には少し飽きがきてしまい、観終わったあとに物足りなさが残った作品でした。
ミュージカルシーンは文句なしで、壮大に大人数でやるミュージカルはそこまで多くないんですが、教会のシーンでの狭い空間でわっさわっさ踊れや歌えやのシーンがとてもの好みでここが一番胸躍ったかなと思いました。
1900年代初期、男性の方が圧倒的に立場が強く、女性は奴隷のような扱いを受けており、主人公はその象徴かの如く酷い扱いをされていました。
父親からは牛の代わりに売られ、売られた場所では奥さんともいえない雑な扱いをされていたりと、かなり不憫で観ていて辛いものがありました。
ただこの男女の差別的部分は色濃く描かれていたんですが、人種差別的な部分の描き込みはとても薄く、途中突然登場してくる市長が「黒人は私のことが大好きなの」とか抜かして、使用人として勧誘してくるくらいでしか描かれないので、ちょっとアンバランスになっていたなと思いました。
作中で強い女性として描かれるソフィアの姿はとても美しく、男性に尻に敷かれるのでは無く、自分自身に誇りを持って生きる姿が最高でした。彼女が躍動するシーンはミュージカルシーン以上に昂るものがありました。
登場人物の年齢の重ね方の変化はかなり分かりづらく、30年近く時代が進んでいる割には年齢若くね?と思うところもありましたし、風貌が似た人たちがどどーっと押し寄せてきて混乱するところが多々ありました。
ミュージカル自体は素晴らしかったはずなのに、なぜか楽曲がひとつも思い出せないのが観終わった後の謎でした。
作品としてミュージカルでオリジナル元のエグさを中和したのかなとは思いましたが、それが今作の特徴になるはずだった部分を消してしまっていたのかなと思いました。
終盤、終わりそうだなと身構えていたら終わらず、終わりそうだなと思ったらまた終わらずが何度も繰り返されて、焦ったくなってしまいました。セリーが空を見上げたシーンなんか絶対に終わったと思ったんですけどね笑
ラストシーンはあれだけ罵っていた旦那を読んでのパーティーで、妹と娘と息子と再会しての一見ハッピーな終わり方でしたが、あの旦那を本当に許していいのか?と疑問を持つ終わりだったので少しモヤっとしてしまいました。
良い映画だったなと思うところは多くありつつも、ミュージカルを交えたからかなのか、どこかテーマがぼやけてしまっていたなと思いました。それにしても長く感じてしまったのが惜しいばかりです。
鑑賞日 2/12
鑑賞時間 11:00〜13:35
座席 E-15
悲惨な話を観やすく
シュグのパパ役の牧師は、ボーンズS6E4にゲスト出演したバンスン・デュード教授だね。すんばらしーってゆう科学番組のホストの人。歌える人なんだね。
(養)父に性的虐待され2人の子を産んだが、その子らは産まれてすぐにどこかに連れ去られ生きてるか死んでるかもわからない。この悲惨さがパワフルで生き生きとした音楽で若干薄められている。大変観やすい。
その事を歓迎していいものか迷う。
道行く近所の人が、セリーに子どもの名前決めた?って聞いてたけど、その子が誰の子なのかわかってて言ってんのかな?誰の子がわからんけど少女が妊娠させられる事があまりに普通で、なんか祝福ムードなんかな?とか思った。
助産師がウーピー・ゴールドバーグだったと思う。ちゃんとクレジット確認してないけど。
セリーはシュグと恋愛関係になって、というのがセリーの解放には大きな要素だと思うが、描写がまろやかでもっとしっかり女同士の恋を描いてほしかったなぁ。
あと、「カラーパープル」なのに、紫があんまり明確に出てこない。花の色もピンクっぽいコスモス系だし、洋服屋を開いてからのパッピーなダンスナンバーでのセリーの服を赤じゃなくて紫にするとかなんでせんかったんやろうと思った。
黒人である男たちも白人社会から差別されていてたいへんなんだと思うが、そのひずみを女を虐げる事に転嫁する様の醜悪さに、ずっーっと眉をしかめて観ていた。
とはいえ、彼らに何ができただろうとも思う。
みなさん歌がうまくて、音楽はどれも良かった。
日曜日の教会へ行こうの歌とか、パンツ屋の歌とか、単純に私も歌って踊りたいと思ったけど、黒人音楽は、奴隷労働の苦しみから労働歌ができて、そこからゴスペルやらブルースやらたぶんジャズもロックも派生していったはず。であるならば、その歴史の惨たらしさを理解せず、表面的にいいなと思って黒人以外が歌ったりするのは、やっぱり文化の盗用なのかな?
表面的でもいいと思う表現を使いたいと思うのは、私は悪い事じゃないと思ってしまうけど、特に白人がやると当事者はムカつくだろうなとも思った。
映画に関係ないけど。
あと養父の葬式で、性犯罪者をなんでたたえなあかんねんと思って腹立した。
そして、セリーが虐待されて産んだ子を愛することは、素晴らしい事だと思うけど、虐待されて産んだ子を愛せなくても、産んだ人は悪くないから、これ観て自分を責めないで欲しいと思った。
シュグの語る神は、一神教というより八百万の神っぽかった。陽の光にも花にも神が宿るて、まんま八百万やん、って思った。
原作版をVODなどで課金してみるのがおすすめ。
今年67本目(合計1,159本目/今月(2024年2月度)20本目)。
(ひとつ前の作品「ジェントルマン」)
※ 時間の関係から大室家を見てから本作品を見ましたが、アニメ作品は憲法論的な議論があるもの以外は基本的にレビュー外です。
こちらの映画ですが、原作があるのがポイントでしょう。同じ名称なので原作版のほうを「原作」と呼ぶことにします。
ストーリー「それ自体」は原作のほうが明確にわかりやすく、当時の黒人の差別事情や男女同権思想(拡大思想)等がメインにあったことがわかります(2/13時点で確認したところ、「原作」はアマゾンプライムなどで100円セール。2/13時点)。ストーリーを重視するならこちらでしょう。
そのうえで原作のそのストーリーをもとにミュージカル化上映したのがこちらで、ミュージカル化という性質上、「重要なところ等も歌や踊りで済ませてしまう」というところは確かにあります。ただミュージカル映画なのでそうしないと仕方がない(逆に何がミュージカル映画なんだという話になる)ので、ストーリーの理解という点では本作(こちらの映画)では足りず、VODも併せて原作も見るのが強く推奨されているんじゃないかな…といったところです。
VODで予習した範囲では、ストーリーの大まかな流れは同じですが、一部省略されたり追加されたりしている部分があるようです(ミュージカル映画なのでそのままにすると時間が大変なことになる)。
なお、ミュージカル映画といっても、普通の映画のようなパートも当然あります。またミュージカル映画といっても音量など配慮があり、「まともに聞けない」という意見も多かった「ラ・ボエーム」など(寝かせてもくれない超爆音量。まぁ映画館は寝るところではないけれど)ではないので大丈夫です。
原作は現在(2/13時点)なら100円で2日レンタルができるので、そちらを見てから、あるいは本作を見た後に原作を、というのがおすすめかな、といったところです。原作には原作のよさ、本作(ミュージカル化)には本作の良さがあります。
特に採点上気になる点まで見出せなかったので(ミュージカル化することで、原作の情報が落ちるのは仕方がないし、展開がぐちゃぐちゃ違うとかヘンテコに飛ぶとかそんなことになっていない)、フルスコアにしています。
ある黒人女性の人生を描いた大河ミュージカル映画
原作は小説で、スピルバーグが1985年に映画化してるようですが、両方とも未チェックです。
今作はスピルバーグの1985年の映画をミュージカル映画にリメイクとの事で、
ブルース、ジャズ、ゴスペル、など、イカした黒人音楽が使われ、
時には少人数、時にはフラッシュモブの様な大人数が、イカしたダンスを踊りながら歌います。
オールド・アメリカンな感じで、超オシャレです♪
歌の割合、ミュージカル度合いですが、歌が多すぎる事なく、いいバランスじゃないかと思います。
ただ、長さが気になった。
途中ダレました。
あと20~30分ぐらい切った方が、もっと良くなると思う。
最後は、感動したというより、やっと終わった!という気持ちでした(笑)
評価は、甘めの星4つ。
75~80点ぐらい。
一般ウケは、いいでしょう(笑)
オシャレなので、オシャレさんにも(笑)
二つ合わせて満天
前作のもっとディープで暴力的なのと今回の華やかで前向きで二つが重なってもっと深く深く心に来た 若い頃ソフィアの生き方に似ていた気がしてたでもいつか折れるとでも又笑える日が来るとそんな今日までだったけどなんかhappyになれた時間でした再会できたようでありがとうございます
オリジナルをぜひ
スピルバーグ監督のオリジナル カラーパープルが好きです。何なら、スピルバーグ作品で一番かも知れません。
映画を見た後にTower Recordに直行し、クインシージョーンズのサントラを購入。すり切れるほど聞きました(CDだけど。)。米国の黒人音楽に細かい分野があることを知ったのです。最後の方にはコールマン・ホーキンスのボディーアンドソウル(1939年)が流れて、モダン(!)ジャズに繋がっていくわけです。
本作は、ミュージカルがベースのため、ミュージカル風の歌曲が途中に挿入されます。ポーギーとベスの様には行かず、モダンな曲であるため、画面と時代にズレが生じてしまいます。
同様に、皆けっこうきれいな服をきているし、家も大きいしそれなりにきれいなリネンを使っている。飢えてるわけでも無さそうだし、バーで音楽を楽しむ余裕があります。
オリジナルは、汗や家の中の埃っぽい臭いを感じました。本作では、フード理論的には、食事は出てくるのに、ちゃんと食事を摂っているシーンはなく、小道具としての食事でしかありません。匂いがしないのは、バービーランドやドント・ウォーリー・ダーリンのビクトリーの町の様ですは。
カラーパープルで大事なのは、姉妹の絆・シャグとの友情(今回はシュグ?)です。姉妹のシーンとして『おちゃらか』がありますが、最初と最後にちょろっと出てくるだけです。オリジナルではメイン・タイトルのリコーダーによるメロディーとして大事に扱われています。Miss Celie's Bluesは出てきますが、初め高飛車だったシャグとセリー友情を気付く過程が簡単に済まされています。
1985年当時、もちろんインターネットはないので、こういった人種問題+女性問題の作品を初めて見て驚きました。セリーは都会的な独立心を持つセリーにあこがれを抱いていきますが、今回はシュグやソフィアは単に『男勝り』で暴力的なだけに見えてしまいます。
このようにカラーパープルはセリーの人間的な成長を見せることにより、社会も成長する必要があることを表していたと思います。本作は、神様が最後は助けてくれる、それまでは我慢しろ、という解決になっています。原作は読んでいませんし、監督の宗教観も知りませんが、スピルバーグがユダヤ人であることと関係あるかも知れません(ゴスペルも出てくるけどね)。
オリジナルを見たことがないと、本作は映像はシャープだし、歌もダンスもよいので好評価になるかも知れません。『イン・ザ・ハイツ』は良く思ったのに、平凡は評価をつけたのは、スピルバーグ版を見ているからです。オスカーとるための映画と批判されましたが、彼は今でも撮りたい映画と撮るべき映画を順番につくり続けていると思います。
ここまで読んでくれた方、クインシージョーンズのサントラをまず聞くことをお勧めします。
パワフル・ムービー
オリジナル、未鑑賞。
パワフルなミュージカル映画。
迫力のある唄が素晴らしい。
前半は、酷すぎる男尊女卑、女性差別、人種差別に目を覆いたくなるほど。
その分、セリーが自らの道を切り開いてからの後半はすごく嬉しかった。
そしてラストは涙がとまりませんでした。
印象に残る音楽が無くて勿体ない
ミュージカルシーンが沢山あって面白かったが、どれも印象に残る曲とは言えないのが惜しい。
歌声もダンスも素晴らしかったので、1つでも印象的な曲があれば、天使にラブソングみたいに盛り上がったはず。
DV夫がラストで急に改心する展開はちょっと納得がいかなかったので、見終わった時にスッキリ良かった〜という気分にはならなかった。
単なるキリスト教礼賛映画
やはりミュージカルでは、黒人女性の置かれた過酷な立場は描ききれないですね。そのあたりのドロドロはスピルバーグ版にしっかり描かれていたので、比較すると中身が薄いという感じです。
熱心なクリスチャンなら。
マ・レイニーのブラックボトム
スピルバーグ版を当時観て、
良い印象はなかった。
ハラハラドキドキはうまいが、
おとなの気持ちの機微を描くのは、
うまくないなと、
子どもながらに感じていた。
さて本作、
喜びから怒り、
哀しみからの楽しいダンス、
えらい突然に気持ちが変わる。
同時代、似たような境遇だったであろうマ・レイニーの曲もあり、シュグとダブった。
ソフィアかっこええ!
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