カラーパープルのレビュー・感想・評価
全198件中、81~100件目を表示
圧倒された!!胸のシンバルが鳴りっぱなし!
「ここ映画館だよなぁ」と確認しちゃう程
生!の感覚に落ち入りました
パワフルな歌とダンスに劇場が舞台?と
義父にこき使われ望まぬ男との結婚…不遇の日々の中でも決して希望を失わなかったセリー役ファンテイジア・バリーをはじめ全てのキャストの圧に引っ張り込まれ
今だに興奮が止まりません
ちょっと心がヘタれた時に見たくなる85年版も勿論名作でありますがアメリカ魂であるゴスペルやジャズにヒップホップを組み込み更にパワフルさがアップしたミュージカルの傑作
新たなるカラー・パープル!
感動満杯な結末に大きな幸福感を噛み締めながら劇場を後に出来ました!
映画の持つ奇跡とパワーに感服!
パワー溢れる力強い歌声
パープルとは
あの花は何色
『カラーパープル』
ミュージカルシーンも良いのだがキャストの演技が本当に凄い。演技バトルが凄まじい。
あるキャラクターが本当に酷いことになってその姿が本当に観ていて辛くて痛々しかった。
主演のファンテイジアも見事に演じ切っていて素晴らしい。
もっとTHEミュージカルに出来るっちゃできるんだよね
観終わった後に
あれミュージカル映画?って感じ
歌もたくさんあって、でもストレートプレイ部分が
印象が強くさせる
それだけお芝居も負けていない
あの白人ババア、ムカつく〜っ‼️
音楽の力
個人的には本作の方がスピルバーグ版より遥かに好き。
同じ原作が下敷きだし、スピルバーグ自身やオリジナル版に出演したオプラ・ウィンフリーが製作総指揮に名を連ねているし、大筋は変わらないものの。
スピルバーグ版は「僕アカデミー賞欲しい」が溢れすぎていたのか、黒人vs白人図式が尺は短いながらも強調され過ぎていたのと、感動のラストに辿り着くまで苦行の如き長さの「差別と虐待のドロドロ真っ暗」な作品だった印象でしたが(実はかなり苦手)。
本作は、その辛さを音楽によって明るく、前向きに、生きる力を表現する形に変えていて。
ミュージカル舞台の映画化というのが、上手くいっていた気がします。
女子よ、強く賢く美しくあれ!
ゴスペルから陽気に始まったかと思いきや、どうにもならない家父長制、、いや、ただの虐待ではないか!
なんだこの男どもは!!
途中歌って踊る場面は流石で、色鮮やかな明るい世界に気を取られてご機嫌になった頃に、また気分が落ちる出来事が起こるの繰り返しで、とにかく自分の気持ちの浮き沈みが激しかった。
今でも腹立つ男どもが脳裏に浮かんで、思い出す度新鮮にムカつく!!!
ク○旦那が畑の泥水に倒れ込んだ時には、そのまま朽ちて土の養分となり、せめてもの後世へのお役に立って罪滅ぼしをせよ!!と心から呪ったけど、その後別の事で罪滅ぼしをしたつもりなのだろう。
優しすぎるセリーは許したかもしれんが、私は絶対許さん!
ソフィアが出てきた事で救いの方向に走るかと思いきや、変わらない男どもの価値観に色々阻まれて行った時は、もうほんと1分毎にこの街の男ども全員滅びろと念じたわね。
価値観は変えられない、変わるなら自分を変えるしかないをまた学び直した気がする。
けどあの過酷な環境にあってでも、素敵な美的感覚を失わず、人を愛して大事にして信じる心を失わなかった所にセリーの強さを感じた。
“I’m here”の歌のラストは涙が止まらん。
他人より自分の方がよほど見えにくいよな。自分の良さに自分で気づくことの素晴らしさよ。
でも最強なのはソフィア。
ソフィアのお守り欲しい。
信仰できそうな位好き。
そしてセリーを変えた美女との出会い。
この映画は男によって傷つけられ、女によって救われている。
そして強さを暴力でしか表現できない男どもに、賢い女たちが負ける事もない。
他人を傷つける事ができない優しい人は、気弱くも見える。そうするとそこにつけこんでくる下衆な人間が必ずいる。
けどその人の優しさは気が弱いからというわけでないことを、絶対忘れたらいけない。
本当に強い人は自分の大事な誰かの為に我慢ができてしまう。
とにかく報われない日々が続き神様を信じられない嘆きから、やはり神様はいらっしゃるのだという救いと喜びの日々への道のり。
衣装も歌もダンスも演技も素晴らしかった!!
あと、エンドロールの刺繍がすごく良かったな。あれもう一度みたい。
とてもよかった
昔、映画館でスピルバーグ監督版を見たが、特に興味のあるテーマでなくあまり面白くなかった。映画のラストで妹からの手紙がブワーッと出てきたような記憶があるが今回見たら途中で手紙を発見している。もう一回見て確認したいとは思わない。
音楽が素晴らしくて、理不尽に屈してはならないという強烈なメッセージに鼓舞される。しかし終盤、一方で寛容の精神も大切だと説く。理不尽は許してはならないが、相手を全面的に否定するのではなく許すことも確かに大切だ。
男たちが本当にドクズだ。
音楽が良かった!
時代は変わったな。
1985年のカラーパープルでは、ウーピー・ゴールドバーグがセリーを演じ、くっきりと
『醜い女』だったと思う。
シャグに言われて歯を見せて笑うと「美しい」といわれるわけだけど、多少顔の作りに難があっても、元気で明るく笑っていれば美しく見えるというのは映画の中でもその後のウーピーを見ても、実感としてわかるものだった。
しかし21世紀にはいると、顔も『個性』の時代となって、昔なら「ブス」の領域だった人がモデルやスターとなった。
だから今回のセリーって最初からちっとも不細工じゃない。
生命力が溢れた肌、きれいに並んだ白い歯、いつでも背中を伸ばした姿勢のよさ、どちらかというと『美人』の範疇にはいってしまう。
85年の感覚で言うとどちらかというとシャグを演じたタラジ・ヘンソンのほうが『醜い女』だと思うんだけど、2024年においては当然彼女も『美しい人』なのは間違いない。
同じことが美しい妹、ネティを演じたハリー・ベイリーにも言える。
というわけで、醜い女性が人生経験を経て成長するという話の根幹が伝わりくくなったと思う。
85年の作品もハッピーエンド過ぎてリアリティがないというような批判があったけど、今作品は豪華な衣装やセットが入ってしまってためにさらに悪化したような気がする。
自分としては85年の『カラーパープル』が好き。
神様との対話
1985年版は、「そんな映画あったかも…」程度にしか覚えてないので、ほぼ初見で全く比べられないのだけど、まあ良かった。
人種差別が中心の話なのかな、と思ってたけど、人種差別とか性差別とかそういうことじゃなく(もちろんそういうのが背景にありつつも)、主人公セリーが自分自身の尊厳を取り戻していく個人の物語だという感じがした。
世の理不尽・無情に対して、「耐える」「従う」という処世術しか選択肢をもてなかったセリーが、様々な「自分の尊厳を守ることを第一に考える」たくましい女性たちとの出会いを通して、精神的な成長を遂げていくところに拍手を送りたくなり、自分自身も勇気づけられる。
残酷な人生に対して、神様を呪うセリーに対して、シャグが「それは神様のせいじゃない。人のせい」と言うシーンが印象的。それまでセリーは、自分の不遇を、神様のせいにしていた。そうやって納得しようとしてきた。でも、自分の人生は自分の意志で変えていかなければならない、神様が自分を愛してくれているように、自分も自分を愛さなければならない、と気づいた瞬間だと思う。
セリーや他の人々の、信仰や神様との関係性が変化していくところが面白いと思う。キリスト教信仰とはどういうものなのかよく分かる。
「この人は絶対に変わることがないだろうな」と思えるミスターも、神様との対話によって、「男性は女性を支配するべき」という父親から植え付けられた呪いから解放されることができた。
多様性に配慮しすぎて不自然な配役やストーリーになることが昨今よく批判されているけど、こういう必然性のある映画を作ることが本来の王道のやり方なんじゃないかと思う。ブラックパンサーもそういうことでヒットしたんじゃないかな。
がっつりミュージカルだったけど、正直言って歌やダンスはそんな印象に残らなかった。「ラ・ラ・ランド」とか「グレイテスト・ショーマン」とかは良かったって思ったんで、全くそういう感性が自分にないとは思わないんだけどなー。
「カラーパープル」というタイトルは、神様の作った一番美しい、紫という色、という意味だけでなく、有色人種(people of color)という意味もかけてあるのかな? 知らんけど。
『 赦し 』〜 パワフルな歌声に鳥肌 ✨
母親から教わった縫い物が得意な主人公セリー( ファンテイジア・バリーノ )と、教師志望の利発な妹ネティ( ハリー・ベイリー )。苦労を重ねる二人が、互いを思いやる姿が美しい。
映画「 ドリーム 」で女性数学者キャサリンを演じたタラジ・P・ヘンソンが、美しいジャズ歌手シュグを艶やかに演じる。
パンチの効いた歌声、パワフルなダンスシーンが圧巻。とにかく皆歌が上手い ✨
暴力的な夫ミスターをも赦したセリー。まさに『 赦し 』でした。
映画館での鑑賞
ゴスペルパワーが圧巻
歌に尽きる
「スピルバーグの傑作のリメイク」と“ミュージカル”という宣伝のボンヤリとした記憶で、好きなミュージカル作品が少なくない俺は観賞を決めた。
(スピルバーグが自らリメイクしたのかと勝手に思い込んでたが、そうではなかったけど)
【物語】
舞台は1900年代前半から後半にかけてのアメリカ。
セリー(ファンテイジア・バリーノ)とネティー(ハリー・ベイリー)は仲の良い姉妹。 父親の営む店を手伝っていたが、セリーは売られるような形で父親の決めた相手乱暴者“ミスター”(コールマン・ドミンゴ)の後妻として強制的に結婚させられる。夫からは家政婦同然の扱いを受け、こき使われる毎日だった。 ある日父親から逃げて来た妹に対しても、一旦は受け容れるもののいいなりにならないという理由から「2度と近づくな。近づいたら殺す」と引き離されてします。
愛の無い不遇な日々を送るセリーだったが、それでも明るさを失わなかった。あるとき人気歌手シュグ(タラジ・P・ヘンソン)の身の回りの世話をすることになり、二人は次第に絆を深めていく。 やがてシュグはセリーの人生に転機をもたらす。
【感想】
まず、凄く意外だったことは、これまで観て来た戦前戦後の黒人主人公の映画は例外なく“白人による差別”が大きなポイントになっていたが、この作品はそれがない。「白人に差別されない」ということではなく、白人が登場しない。
黒人だけの街、という感じなのだが、この時代アメリカにそういう街も実際にあったのだろか?
白人による差別が無い代わりにあるのは、女性差別である。白人に虐げられる黒人家族という構図だと、黒人家族はいたわり合う気持ちが生まれるのだと思うが、黒人の夫が黒人の妻を奴隷のように扱うのは初めて見た。
こういうのを見ると、つい100年前まで女性は国・種族を問わずに弱い立場に有ったこと、この100年で劇的にその立場が改善されたことを感じる。
話題のドラマ‟不適切にもほどがある”ではないが、昭和を知らない世代ではこの女性の扱いは信じられない世界ではないだろうか。
本作で設定・ストーリー的に強く印象に残ったのは以上の2点だった。
感動したり、涙を流すことは無かった。
ただ、ウリの歌は良かった。
特に主人公よりも人気歌手シュグ役のタラジ・P・ヘンソンの歌が素晴らしかった。
本作は良くも悪くも歌に尽きる。
そう思って観れば楽しめるかと。
立ち上がることの勇気
始まりのミュージカルシーンから
惹かれる音楽とダンスだったが、
なかなか悲しいシーンの連続。
やっと幸せになれるかと思ったところでの
市長夫人の黒人差別のシーンが辛かった。
ソフィア(ダニエル•ブルックス)が格好良く
彼女が立ち直るシーンから号泣…
セリーのパンツ屋さんのシーンも良く、
妹ネティの若い頃を演じたハリー•ベイリーの歌声も素敵でした。
久しぶりにあまり楽しいと思えないミュージカル
1900年初め…という時代背景のせいだと思います。
女性は奴隷
有色人種も多分奴隷に近い存在だったのかなと思う、そんな時代です。
なので、見ていて嫌な気分になりました。
シャグの声はとても艶があって素敵。
主役の方より、私は魅力的な声に感じました。
妹との再会の場面は、涙が出ます。
悲壮感・力強さ・希望が鮮明に表現されている
最後は、天晴れ!!スッキリしました(^-^)✨
この映画は、黒人差別問題!男性優位社会!女性に対してのパワーハラスメント問題に一喝!!!を入れてる映画で、最後、スカッとして天晴れでした(^-^)✨
主人公が、これでもか、これでもかの苦労の連続。。。痛たまれませんでした。。。最後、愛してた妹さんと会えて、お孫さんにも会えて。。。暴力旦那までも、お友達として許し。。。その暴力旦那が、最愛の妹さんを自国に呼ぶ手続き助けを。。。
皮肉なもんだけど。。。絆が絆を結び、大きな輪になり、主人公を愛してる仲間、勢揃いで笑顔で終われる。。。出来過ぎと言えば。。。出来過ぎかもしれないけど感涙しました(^-^)✨楽しめました。是非、映画館で!!
黒人差別と宗教映画
1900年初頭、黒人差別、さらにその中にある男性による性虐待と女性蔑視による残虐行為を描きながら、赦しと改心、女性の自立や友情などをテーマに描いた作品。
根底には“神はいつもあなたのそばにいる”的なメッセージがあり、宗教の教えをベースにしたストーリーだと感じる。
音楽も歌も素晴らしい!ブルースやジャズなどの黒人の音楽とともに奏でられる力強いハーモニーには心が大きく揺さぶられる。
それに冒頭部分の滝で踊るダンスや酒場のダンスシーンも華やかで心が躍るし、ミュージカル映画としては近年観た中でもかなりハイレベル。
壮絶な経験をした主人公の人生には見ているこっちが心が折れそうになるが、最後は涙、涙のハッピーエンド
(鬼畜・ミスターに対してのスカッと度は足りないけれど)。
Never End
スピルバーグ版は未鑑賞で、あらすじも迫害の歴史の一部をクローズアップしてそこにミュージカルを加えた作品なのかなと思いながら鑑賞。
ミュージカルや歌唱のクオリティはとても高く見応えがありました。ただ断片的だなと感じたところが多かったのと、間延びした展開には少し飽きがきてしまい、観終わったあとに物足りなさが残った作品でした。
ミュージカルシーンは文句なしで、壮大に大人数でやるミュージカルはそこまで多くないんですが、教会のシーンでの狭い空間でわっさわっさ踊れや歌えやのシーンがとてもの好みでここが一番胸躍ったかなと思いました。
1900年代初期、男性の方が圧倒的に立場が強く、女性は奴隷のような扱いを受けており、主人公はその象徴かの如く酷い扱いをされていました。
父親からは牛の代わりに売られ、売られた場所では奥さんともいえない雑な扱いをされていたりと、かなり不憫で観ていて辛いものがありました。
ただこの男女の差別的部分は色濃く描かれていたんですが、人種差別的な部分の描き込みはとても薄く、途中突然登場してくる市長が「黒人は私のことが大好きなの」とか抜かして、使用人として勧誘してくるくらいでしか描かれないので、ちょっとアンバランスになっていたなと思いました。
作中で強い女性として描かれるソフィアの姿はとても美しく、男性に尻に敷かれるのでは無く、自分自身に誇りを持って生きる姿が最高でした。彼女が躍動するシーンはミュージカルシーン以上に昂るものがありました。
登場人物の年齢の重ね方の変化はかなり分かりづらく、30年近く時代が進んでいる割には年齢若くね?と思うところもありましたし、風貌が似た人たちがどどーっと押し寄せてきて混乱するところが多々ありました。
ミュージカル自体は素晴らしかったはずなのに、なぜか楽曲がひとつも思い出せないのが観終わった後の謎でした。
作品としてミュージカルでオリジナル元のエグさを中和したのかなとは思いましたが、それが今作の特徴になるはずだった部分を消してしまっていたのかなと思いました。
終盤、終わりそうだなと身構えていたら終わらず、終わりそうだなと思ったらまた終わらずが何度も繰り返されて、焦ったくなってしまいました。セリーが空を見上げたシーンなんか絶対に終わったと思ったんですけどね笑
ラストシーンはあれだけ罵っていた旦那を読んでのパーティーで、妹と娘と息子と再会しての一見ハッピーな終わり方でしたが、あの旦那を本当に許していいのか?と疑問を持つ終わりだったので少しモヤっとしてしまいました。
良い映画だったなと思うところは多くありつつも、ミュージカルを交えたからかなのか、どこかテーマがぼやけてしまっていたなと思いました。それにしても長く感じてしまったのが惜しいばかりです。
鑑賞日 2/12
鑑賞時間 11:00〜13:35
座席 E-15
悲惨な話を観やすく
シュグのパパ役の牧師は、ボーンズS6E4にゲスト出演したバンスン・デュード教授だね。すんばらしーってゆう科学番組のホストの人。歌える人なんだね。
(養)父に性的虐待され2人の子を産んだが、その子らは産まれてすぐにどこかに連れ去られ生きてるか死んでるかもわからない。この悲惨さがパワフルで生き生きとした音楽で若干薄められている。大変観やすい。
その事を歓迎していいものか迷う。
道行く近所の人が、セリーに子どもの名前決めた?って聞いてたけど、その子が誰の子なのかわかってて言ってんのかな?誰の子がわからんけど少女が妊娠させられる事があまりに普通で、なんか祝福ムードなんかな?とか思った。
助産師がウーピー・ゴールドバーグだったと思う。ちゃんとクレジット確認してないけど。
セリーはシュグと恋愛関係になって、というのがセリーの解放には大きな要素だと思うが、描写がまろやかでもっとしっかり女同士の恋を描いてほしかったなぁ。
あと、「カラーパープル」なのに、紫があんまり明確に出てこない。花の色もピンクっぽいコスモス系だし、洋服屋を開いてからのパッピーなダンスナンバーでのセリーの服を赤じゃなくて紫にするとかなんでせんかったんやろうと思った。
黒人である男たちも白人社会から差別されていてたいへんなんだと思うが、そのひずみを女を虐げる事に転嫁する様の醜悪さに、ずっーっと眉をしかめて観ていた。
とはいえ、彼らに何ができただろうとも思う。
みなさん歌がうまくて、音楽はどれも良かった。
日曜日の教会へ行こうの歌とか、パンツ屋の歌とか、単純に私も歌って踊りたいと思ったけど、黒人音楽は、奴隷労働の苦しみから労働歌ができて、そこからゴスペルやらブルースやらたぶんジャズもロックも派生していったはず。であるならば、その歴史の惨たらしさを理解せず、表面的にいいなと思って黒人以外が歌ったりするのは、やっぱり文化の盗用なのかな?
表面的でもいいと思う表現を使いたいと思うのは、私は悪い事じゃないと思ってしまうけど、特に白人がやると当事者はムカつくだろうなとも思った。
映画に関係ないけど。
あと養父の葬式で、性犯罪者をなんでたたえなあかんねんと思って腹立した。
そして、セリーが虐待されて産んだ子を愛することは、素晴らしい事だと思うけど、虐待されて産んだ子を愛せなくても、産んだ人は悪くないから、これ観て自分を責めないで欲しいと思った。
シュグの語る神は、一神教というより八百万の神っぽかった。陽の光にも花にも神が宿るて、まんま八百万やん、って思った。
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