「自分のウォンカ愛が邪魔して……」ウォンカとチョコレート工場のはじまり らま+たんさんの映画レビュー(感想・評価)
自分のウォンカ愛が邪魔して……
んんんんんん〜〜〜〜星がつけづらい💦
原作の『Charlie and the Chocolate Factory』は子供の頃、国語の時間の題材に取り上げられて読んだし、その後道徳の時間には『Willy Wonka and the Chocolate Factory(1971)』をみんなで視聴したこともあり、自分にとってはとっても思い出深い作品。だからもちろんティムバートン×ジョニデの前作(と言うべきか)は劇場公開当時に鼻息荒めに観に行ったし、なんならDVDも持ってる。そんな思い入れのある作品だから今回の予想外の展開が発覚した時の戸惑いと心のアジャストに時間がかかってしまい、冒頭30分くらいはなかなか純粋に映画が楽しめなかったことは否めない……
アジャスト後にはファンタジーの世界を楽しみ、それなりに見どころがあったかなー、と。
【戸惑った点】
・オープニングから「え?船?え?ジャックスパロー?ジョニデぢゃないのに?え?シャラメ歌うの??これミュージカル??」
・ミュージカルだと分かった後のシャラメの役不足感(歌よりリズム感のなさの露呈)
・ウォンカの奇抜さはなく、ただの変わり者な青年だった(監督がティムバートンぢゃない時点で気付くべきだった😂)
・前作のウンパルンパは顔が全部同じだったけど、今作はオールヒューグラントではなかった……(ヒュー様好きとしては残念過ぎる)
・映画のタイトル……間違っちゃないけど、どちらかと言うと『ウォンカ0』。チョコレート工場のはじまりがメインテーマではない気が😅
【見どころ】(かなり偏ってます)
・ヒュー様の話す英語の音は今回も最高でした(出来ることなら音源にして夜寝る前に聴きたい)
・オリヴィアコールマン💜今回もしっかり仕上がってます!
・奇抜さはなくても色彩感覚はウォンカワールドを踏襲✨
・曲目は耳触り、耳残りともにGOOD👍
【総括】
自分の子供の頃の思い出に起因する理由がなければもっと高くつけたかもしれないけど、衝撃がデカ過ぎた💦💦💦
調べてみたら吹き替えバージョンは“フィクルグルーバー”役をあたしのNo. 1イケボ武内俊輔がやってるみたいだから、吹き替え版も観て、初回の衝撃が無い真っさらな状態でもう一度点つけようかな…
純粋に曲目の良いハートフルドラマとして観たら素敵な作品なんだよ。でもこの話は元の児童書もジョニデバージョンでももちろん今作でも言葉遊びの楽しいところが魅力の作品だから吹き替え版では絶対にそこの魅力は無いはずなんだよなー。吹替で再観するか悩むところ。゚(。ノω\。)゚。