「【"この世の素晴らしき事は夢から始まる。”亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くため奮闘するウォンカと仲間達の姿をファンタジックに描いた作品。ウォンカの宿敵ウンパルンパの存在感が堪りません。】」ウォンカとチョコレート工場のはじまり NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"この世の素晴らしき事は夢から始まる。”亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くため奮闘するウォンカと仲間達の姿をファンタジックに描いた作品。ウォンカの宿敵ウンパルンパの存在感が堪りません。】
■幼きウォンカは亡き母(サリー・ホーキンス)と約束した世界一のチョコレート店を開くため、グルメストリートにやって来る。
だが、町の実力者であるスラグワース率いるチョコレート組合トリオ及びチョコ大好きのチョコレート組合の僕の警察署長に阻まれる。
更には、がめつい宿屋を紹介されるもそこの女将ミセス・スクラビット(オリビア・コールマン)に不当な宿泊費を要求され、地下の洗濯部屋に。そこには、彼と同じく洗濯をする羽目になった元会計士(ジム・カーター)や電話交換士、売れない喜劇役者が働いていた・・。
◆感想
・随所に今作の原案になる児童小説「チョコレート工場の秘密」を書いたロアルド・ダールのシニカルさを絡めた作品であるが、それ以上にミュージカルシーンや華やかな色使いの装飾が素敵な作品である。
・前半は、がめつい宿屋の女将ミセス・スクラビットを演じたオスカー女優、オリビア・コールマンの怪演に魅了される。
ー ピッタリじゃない!流石である。-
■ウォンカ(ティモシー・シャラメ)のコンパクトなチョコレート製造機や、ウンパルンパのコレマタコンパクトなリクライニング品ぎっしりのスーツケースなど、小物もバッチリである。
・ミセス・スクラビットにこき使われる人々の中には、”家なき子”と呼ばれる”N"の指輪を付けている事から”ヌードル”と呼ばれる女の子とウォンカ(ティモシー・シャラメ)との関係性も上手く描かれている。
ー そして、”ヌードル”と愚かしきスラグワースとの関係が分かるシーン(Nを横にするとZ)と、ラスト”ヌードル”が母と再会するシーンは良かったなあ。-
■スラグワース率いるチョコレート組合トリオ及びチョコ大好きのチョコレート組合の僕の警察署長(チョコばかり食べているから、ドンドン肥満していく)や同じくチョコ大好きな愚かしき神父(ナント、ローワン・アトキンソン!)の関係と教会の告解室から入る、地下にあるチョコレート組合の秘密基地に在った、彼らの悪事が全て記された帳簿なんかも面白い。過去に一度それを見ていた元会計士が、その事実を仲間達に告げ・・。
ー 亡き母の言葉。”大事なのは・・。”-
■今作のインパクト大のキャラクターは、何といってもヒュー・グラントが演じたウンパルンパである!(断言)ウンパルンパが、ウォンカに付きまとうのかが明らかになる、脱力する理由や、ナント滑空するウンパルンパ!
<スラグワース率いるチョコレート組合トリオたちの悪事が明らかになり、ウォンカのチョコレートはグルメストリートの人々に食される。
そして、ウォンカは魔法の様に、チョコレート工場を作るのである。
今作は、ファンタジックで、少しシニカルで多くのミュージカルシーンが素敵な作品である。
それにしても、ティモシー・シャラメは、歌って踊れるんだねえ。ビックリである。コメディアンの資質も開花させ、最早、怖いものなしですね。>
ーピッタリじゃない!流石であるー
に笑いました。NOBUさんの一言は面白いです〜🤣
いやしかし流石ですね。彼女が出るとどんな役でもスクリーンがしまる感じがある不思議。素晴らしいですよね👏
そして、主役のシャラメ君がまた素晴らしく、シュールな前作とはまるで違う路線でこれまた華やかでプロフェッショナルな世界を堪能しました。
シャラメくん、歌もダンスも素敵なんですね。びっくりしました。意外な着こなしでびっくりさせてくれる人、とは思っていましたが。素晴らしい若い人が苦しむことなく幸せに仕事を続けて欲しいと心から思います
今晩は。
実は私、ミュージカルが大の苦手でありまして、周りからそれがミュージカルだと言われても、全く理解出来ないのです。演劇などは理解出来るのですが、映画となるとチンプンカンプンになってしまうのです。
しかし今作は、よくわかりました。
作り的にはよきアメリカ時代を彷彿とさせ、楽しめました。