劇場公開日 2022年11月11日

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「オリビアワイルドの怒り」ドント・ウォーリー・ダーリン 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5オリビアワイルドの怒り

2023年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

年代も場所も謎のまま、カメラもグルグル回って
気持ち悪い夢の中にいるような錯覚から物語は核心へ。

妻は旦那の所有物じゃないんだ!と言う
オリビアワイルドの怒りが伝わって来ました。
謎が解けて来ると、だからこの時代設定なんだ、
この街なんだと言うのが分かって、気持ち悪いけど
気持ち良い。

男性優位の男が働いて、女は家にいろと言う息苦しさを
演出とフローレンスピューの演技がよく表していた。
男である自分も圧迫感で気持ち悪くなった。

始まりはオリビアワイルド、チャレンジし過ぎじゃない?考え過ぎじゃない?と思ったけど、
ブックスマートと言い、女の子の味方と言う視点は
一貫してるなと思いました。

フローレンスピューも凄まじく魅力的で
作品を見る度に好きになって行きます。

奥嶋ひろまさ