「大勢のバーレスクダンサーが虹彩を形作り瞳孔が開いたり閉じたりするパフォーマンスがステキ セクシー美女たちによる万華鏡をずっと観ていたい」ドント・ウォーリー・ダーリン カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
大勢のバーレスクダンサーが虹彩を形作り瞳孔が開いたり閉じたりするパフォーマンスがステキ セクシー美女たちによる万華鏡をずっと観ていたい
砂漠のなかに建てられた幾何学的デザインの住宅地はアメリカの住宅にしてはチープな感じだし。車は1950年代の名車だが派手でポップなボディカラーも安っぽい。金妻かよと突っ込みたくなるパリピ夫婦たち。フランク(クリス・パイン)とその妻?のシェリー(ジェンマ・チャン)が最初から怪しい匂いプンプン。
映画を観に行くというのはちょっとユートピアに行ってきま~す😃だったり、仮想現実を味わう娯楽だと思うんだけど、この画一化された空間や人間関係そのものが、もうディストピア感バリバリで、現実世界が自由主義だろうと共産主義であろうと、アメリカだろうと北朝鮮だろうと、多かれ少なかれ管理・支配されていることには変わらんだろうと思って、会社勤めが苦手なオイラはテンションがあがらない。あんまり、楽しくない。
ユートピアホラーというよりもこわくないディストピア版金妻。
どうせ、フローレンス・ピューお目当てで観に行ったんだから、文句言うなって?
そのとお~り。
大勢のバーレスクダンサーが虹彩を形作り、足を動かして、瞳孔が開いたり閉じたりするパフォーマンスがステキだった。セクシー美女たちの万華鏡をずっと観ていたかった。
それじゃ、予告編で充分だろって?
それを言っちゃおしまいよ。
ブックスマートはちょっとお子ちゃま映画だったから、こっちの方がよかったけど、そのわりには眠かった。
コメントする