レア・セドゥのいつわり

バカに濃密で文学的な会話劇だなあ、戯曲の映画化かな、と思っていたらフィリップ・ロスの小説が原作だそうですね。さすがというかなんというか。未読ですが会話だけで成り立っている小説のようです。
セリフがいちいちうまくできていて、なかなか面白かったです。小説家もてもてだ。願望かな笑。

邦題の「リア・セドゥの」は余計ですね笑。主役じゃないし。それがないと客が呼べないと思ったんでしょう。

取り止めなく流れる時間が心地良い展開でした。
フランス語が雰囲気あって良いなと思いました。
嘘つき作家は上手に言葉を操っていました。

イギリスの有名な作家と不倫関係にある女性が主人公（レア・セドゥ）、この作家は好色で妻以外にも複数の女性がいる。
作家が自分の好色さを、さらけ出すのは万国共通のようだ。