劇場公開日 2022年6月17日

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PLAN 75のレビュー・感想・評価

全390件中、221~240件目を表示

4.0木内みどり主演だったら・・・号泣してたかも

2022年7月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

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カールⅢ世

4.5早川監督の強烈な右ストレートにやられる。

2022年6月30日
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泣ける

知的

難しい

冒頭の先制パンチ。若者の衝撃的な告白に、この映画は嘘をつかないぞ。真っ直ぐ直球で投げ込むぞ。覚悟をしろ!と言われてるようだった。
話の流れも軽くない、軸もぶれてない、詰めも甘くない。
なんでますます「どうなるの?この話をどうやって終わらせるの?」とワクワクした。
この映画の「ワクワク」は特殊で、映画にリアル感があるので実際の現実の政府政策の渦中にいるような。私達、どうなるの?と一瞬錯覚してしまうリアリティだった。

早川監督、スタッフの方々、よくぞ最後まであきらめずに世に送り出してくれました。
その凄まじい精神力と勇気を讃えたいです。

世界は日本の少子高齢化社会の行く末を見つめています。
映画の答えは観た人それぞれが考えるのが一つの答えだと思います。
ずっとこの映画を観た後から考えています。
子ども、若者、高齢者が利益や、便利さ、効率を省いたものに最後は救われるのだろう。救われると信じたい。

私は現時点での答えとして、単純に人の体温が感じられる事が重要なんじゃないかと思います。お互いの体温が生きてる実感を感じ取れるのは手を握ること。
生前の私の祖母の手を握った時、夏なのにとても冷たくて、手を温めてあげました。その時の笑顔が忘れられません。もっとたくさん手を握ればよかった。
高齢者は若者に優しくされると、自分の話を聞いてくれると、触れ合ってくれると、単純に嬉しいのですよね。逆にその嬉しい気持ちが相手に伝わるとお互いが嬉しい。
自分も高齢者になりつつあるのでわかります。

まずは選挙に行きましょう。
私達の日本の未来を考えるために、大事な一票を自分の手で投じる事が大事なんだと、この映画が背中を押すきっかけになればいいな。

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マルマル

5.0日本文化

2022年6月30日
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高齢化社会で老人は不要というようなタイトルイメージだったが

みてみると 日本の文化だった 昭和の時代の日本人をよく描いている 真面目で働き者で清潔で、いい人、古き良き日本人 老人になったって頑張って働いてた 困っても生活保護は受けないわってセリフがまた古き良き日本人らしい。 いじらしく可愛い、老人は日本の文化だと思う。
金融リテラシーが全くないところも日本人らしい。 そのために生活に困窮するのだが。。
海外の人が見たら他人を思いやる日本人のいじらしさ、美しさに感動すると思う。

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S S

3.0君はプールの床底に寝て後方の視界を見たことはあるか?

2022年6月30日
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悲しい

それは静寂で孤独な無の世界だ。クレマトリウムが併設された旅立ちの施設、その並んだベッドはブルーのカーテンで仕切られ簡素で無機質な作りだ。その淡いブルーを想起させるのがプールの底で見た光景。続けて空を見上げる。すると水面に反射した太陽がゆらぎながら視界に入る。映画の前半、ミチが脚を引きずりながら団地の自宅に帰り着いた時、あがり框の玉すだれが揺れた。偶然なのか?作為的なのか? 私は意図的だと思った。やけにその揺れ方が記憶に残ったからだ。
この映画の通奏低音はナチスの国家社会主義だ。彼らのプロパガンダ、彼らの絶滅収容所、彼らの優生思想は合理的で無駄がない。その一つの帰結点がアウシュビッツだった。
物事が直線的に進むわけがない。迷い、行きつ戻りつ、揺れながら、また迷い、戸惑う。その繰り返しがあるから、暴力の暴走に歯止めがかかる。風の中の自転車、最後のエンディングロードの背景音、こもるような悲しみの音、画一性や無機質の対義語が揺れ、ゆらぎだ。ミチが選択した光 夕日にかすかな希望のヒカリを見た思いだった。

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アツサミー

4.0選択できるが、これは誘導

2022年6月30日
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アプソ

0.5リアリティ全くなし

2022年6月30日
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hotaka buson

2.5設定のおもしろさ

2022年6月30日
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75歳以上の高齢者に死という選択肢を与える制度。現実には成立しそうにもないが、未来の話としてありえなくもない。星新一や藤子・F・不二雄が描きそうな設定だ。
その制度を担っている側と制度を使って死のうとする人間が描かれる。たしかに面白そうではある。でも、個人的には映像というか間みたいなものが合わなかった。ゆったりしすぎ。なので結構寝てしまった。だから評価としては正しくないかもしれない。
それにしても磯村勇斗という俳優の幅の広さには驚くばかり。凄みさえ感じてしまう。

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kenshuchu

4.0問いかけ映画! 観た後は誰かと感想シェア必須!

2022年6月30日
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興奮

知的

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log

3.5僕らはみんな生きている

2022年6月29日
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映画らしい映画。重厚な映画。言い訳しない映画。

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ひでじい

3.5リアルなシステム?

2022年6月29日
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医療現場にいる自分としては、なんとも言えない問題。
ただ、この手の映画は「ソイレントグリーン」など、以前よりある話題なので凡庸かな。
賠償さんは演技とはいえども、老けた役が上手でした。

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hanataro2

4.5悲しい日本の現状を垣間見た

2022年6月29日
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ひまわり

3.0うーん、なんか惜しい

2022年6月29日
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ハバネロ入りカレー

4.0送り出す者への静謐な鎮魂歌

2022年6月29日
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人生75歳選択定年制と言うショッキングなテーマで、ディストピア系のSFかと思ったら、非常に抑制の効いた心理ドラマでした。お話し自体は淡々と進み、登場人物のセリフも絞り込み、場面ごとのカットも状況説明が最低限であっさりしています。その分、観客は行間を読み込む必要があるんだけど、非常に上手く作ってあります。とは言え、老人役の皺の多い表情を執拗にアップで捉え、老いの現実を情け容赦なく映し出すのは、彼らの諦念につなげる狙いがあるかもしれないけど、ちょっと引きます。むしろ、彼らを送り出す三人の若者達が、個としての死を意識したことによる心境の変化が重要で、残酷なまでに描いていく監督の腕前はすごいです。役者では、倍賞千恵子が圧倒的な存在感ですが、オペレーター役の河合優実の無言の演技も素晴らしかったです。

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シネマディクト

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2022年6月28日
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M.Ooi

3.5とても深いんじゃないのかな?

2022年6月28日
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この映画、少子高齢化社会への問題提起としてみるだけでいいのだろうか?
映画のタイトルや予告から想像して映画館に足を運ばれた皆さん。その多くが高齢者でしたが、どんな気持ちでみたのだろうか?
とても切なくなった。この映画のテーマは「人間不要論」ではないか?世の中で役に立つ人間とそれ以外の人間へと区別すること。
映画の中では、区別することによって役に立つ側にいる若い世代が壊れていく。
人は周りに歓迎されて生まれ落ち、感謝されながらあの世へ旅立つ。その風習があったからこそ、人の尊厳は守られてきたのではないだろうか?

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emukocyan

3.0重かった〜😨

2022年6月28日
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悲しい

怖い

難しい

生きてる今この瞬間に感謝して、人生楽しまなきゃと改めて思いました🙏

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タモン

3.5浅い

2022年6月28日
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良かった点は、まず、テーマ、題材。高齢社会の日本の中で今後ありえるんじゃないかと思うような、ファンタジーではなくリアルに描いていた点。

そしてオープニング。すごくインパクトがあり引きこまれて、印象に残るオープニングだった。

残念な点はオープニング。後々「え?このオープニングいらなくない?」ってなった。そしてどの事件をモチーフにしているのかが容易に想像出来る。オープニングと本編の差がある。オープニングのインパクトからの前半が中だるみし過ぎて、席を立ちそうだった。

そして、人間関係が浅すぎる。磯村くんとおじさんの関係性も、倍賞さんとコールセンター女子の関係性も浅過ぎて、そんなにお互いに情が湧いているように見えない。死体持ち帰るほどおじさんに思い入れあったの?これから死ぬ人に泣きながら電話するほど?その関係性を感じなかった。磯村くんもコールセンター女子もドライで仕事として淡々と業務をこなしてる方が良かったかなって思ったり。

予告が全てて、申し訳ないが予告の方が良かったです。

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あおい 名前変えました

3.0人が生きること、人が死ぬこと

2022年6月28日
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泣ける

悲しい

知的

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えみ

3.5切実なテーマについて問題提起

2022年6月28日
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後期高齢者75歳になったら自ら死を選べる制度「PLAN75」が導入された近未来の日本。冒頭のシーンからショッキング。制度導入のきっかけが、若者が高齢者を殺害する事件が多発するからとは…
倍賞千恵子演じる主人公の暮らしぶりや、高齢者仲間との交流、仕事や住まいを探す様子など、丹念かつリアルに描写している。じっくり時間をかけるところと、あえて省略するところの緩急の付け方は、是枝監督譲りか。「PLAN75」のロゴやPRビデオもすごくリアル。公園での出張サービスは、昨今見かける「マイナンバーカード」のブースのよう。
倍賞千恵子の登場シーンと、コールセンターの河合優実で繰り返されるカメラ目線は、観客に自分事と考えさせる問題提起として、強いインパクトを残す。
ただし、物語展開として不満はある。磯村勇斗と叔父とのシーンは、サブストーリーにしては結構時間をかけていたが、本筋とうまく絡んでいなかった。フィリピン人の介護士のエピソードも。問題提起に力点を置いているためか、ラストもあえて決着をつけずに、すべて観客に委ねている感じ。
倍賞千恵子は素晴らしかった。老いを晒しつつ、上品で、劇中でも触れられていたが、何より声がいい。
「姥捨て」「安楽死」という切実で重いテーマと真正面からデビュー作で取り組んだ早川監督の心意気を称えたい。次は、さらに自分の思いを表出するような作品づくりを期待したい。

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山の手ロック

4.5ほんとにありそうで参った…

2022年6月28日
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私は反対派。監督もこんな制度が出来ないように
考えた物語と。。

しかし妙にリアル。
来月からやってそうなくらい。

大人は観たほうが良いかも。。

そして、そして、
倍賞千恵子、磯村勇斗、河合優実の演技に
脱帽。

河合優実さん知らなくて、
大発見でした!
彼女のギリギリ涙声がやばい!

こんなスレスレの感情をキープできるなんて、、
女優さんて、やっぱりすごいですね!

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ZUNKO
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