「ご利用は計画的に」PLAN 75 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ご利用は計画的に
現在よりももう少し高齢化が進み、75歳から自身の生死の選択が出来る様になった日本の話。
78歳独身の女性と、75歳独身の伯父と20年ぶりに再会したPLAN75を担当する市役所職員を軸にみせていくストーリー。
問題提起する作品としては「十年Ten YearsJapan」のショートVer.でも充分だったけど、ドラマが深く掘られて悲哀が強くなり、エンターテインメント性は増した感じ。
まあ、ショートVer.を細かくは憶えていないけれど。
個人的にはPLAN75どころか65とか70とかでも制度としては大歓迎。
まだ、その齢には達していないけれど、もしその歳の時に独身ならば、持っている財産とか健康とか考えて、後を濁さず終わりたいし、例え家族がいても身動きできなくなったり、下の世話をして貰ったりしながら生きてもね…あくまでも個人的思想で誰かに押し付ける気もそこに共感して貰いたいとかも無いですが、それでも、恐いのは生きることか死ぬことか、幸せなのはただ生きていることなのかと考えさせられる。
そういう意味では、映画としての見せ方はわかるけれど、ラストのりんごの木の下での後どうする気なのか…とちょっと釈然としなかった。
お酒の神様。今晩は。
まずは、驚異的な大台到達おめでとうございます。
一番驚くのは、総て劇場で観ていらっしゃるという点です。(地域的に映画館がない県もあるので、配信鑑賞を否定する気は毛頭ありません。)
それにしても、毎回驚き且つ笑ってしまうのが、的確なレビュータイトルです。このシリアスな映画に対して”ご利用は計画的に”・・って。
正鵠を射たレビュータイトル。このセンスは私にはありません・・。では。
こんにちは!
私も65.70賛成派です。(笑)
最後りんごの木の下だったんですね。
私にはあのシーンの意味が分からなかったです。
最後が答え分からず面白かっただけに残念、腑に落ちず、結局??ど終わりました。