劇場公開日 2022年5月6日

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「キャスは肝っ玉母ちゃん」ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5キャスは肝っ玉母ちゃん

2022年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

登場するそれぞれのバンドや音楽の歴史的文化を掘り下げるには恰好な教材的映画として、初心者にとっても優しい作りで有識者には懐かしく出来る限り当時の映像とミュージシャンの声を中心に描けている所に好感が持てる。

モントレー・ポップ・フェスティバルからウッドストック、オルタモントの悲劇でのヘルズ・エンジェルスによる暴挙、シャロン・テート殺害事件に於けるチャールズ・マンソンやボビー・ボーソレイユについても語られていたり、アメリカのサマー・オブ・ラブが盛り沢山に詰まった理想郷のような場所に集った神様にも思える偉人たち。

異質に思えるジム・モリソンの存在感と詩人としての歌詞、軽々と自由自在なニール・ヤングの問題児感、興味のある事柄が連発する中で個人的にEaglesとリンダ・ロンシュタットには興味が持てず退屈にも、夢のような場所にも染まらないフランク・ザッパに客人としてのクラプトン、伝えゆく為に必要不可欠な写真家の重要性が一番の奇跡的な存在かもしれない。

万年 東一