「面白くて、かっこいい」Gメン　ミノリンさんの映画レビュー（感想・評価）

まず、それぞれのキャラがぶっ飛んでいて面白い。そして、皆ぶっ飛んでいているにも関わらず、しつこない。お笑い要素満載で、とにかく笑える。なかでも、矢本悠馬演じる肝田と吉岡里帆演じる雨宮瞳の振り切った演技は、メチャ笑える。
単なるコメディかと思いきや、過去のトラウマや同性愛などシリアス要素もあり。
そして、アクション。
コメディだと思って舐めていたら、手数・スピード・迫力、凄かった！主演の岸優太のバック転なども取り入れた綺麗なアクション、竜星涼の長い脚を生かしたアクションに見入ってしまった。田中圭や高良健吾など他の俳優陣のアクションも素晴らしい。
１つ物足りなかったのは、最後に敵の頭を倒す場面が、ちょっとヌルいかな。
ガッチリ決めてほしかったけど、ストーリーの流れ的に、そうしたのかな？
岸優太演じる門松勝太から、仲間思いで
真面目で真っ直ぐな思いが伝わってくる。勝太とレディースのレイナの初々しいシーンも可愛らしい。
10代の頃って、バカな事で楽しかったり、友達や恋人の事で一生懸命だったなあと 懐かしくなるような映画だった。
テーマかな？「今を楽しめ」
本当に、そんな映画だった。