「やっぱり空を見上げたくなる」ノーマン・ザ・スノーマン 流れ星のふる夜に 杉本穂高さんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり空を見上げたくなる
新千歳国際アニメーション映画祭で鑑賞。『ノーマン・ザ・スノーマン 北の国のオーロラ』の続編という位置づけの作品。前回はオーロラを見に行く旅を描いていたが、今度は流星群を見に行く冒険だ。雪の降る間だけ出会える、雪だるまの友達ノーマンと流星群を一緒に見に行く約束をした少年だが、その日はあいにくの雲が出て見えそうにない。しかし、遠くには雲の切れ間が見えるので、二人は冒険に出ることにする。
道中、気球に乗った不思議な青年に出会う。この気球が面白くて、空中に電球の連なりをぶら下げているだけど、それは天気の前線の具現化らしい。そこから先は雲がないから流星群が見られるらしい。
前作に続いて今回も夜空が大変美しい。空を見上げる楽しさと久しぶりに思い出させてくれる素敵なシリーズだ。
気球に乗った不思議な青年役は梶裕貴で、優しいタイプの声芝居が聞けていい。
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