「【”ゆっくりとした時間に身を任せ、初めて見えて来るもの・・。”人形アニメーション作家・八代健志ワールド全開の、不思議で素敵な物語。急いで生きるばかりが人生ではない事に気付かせてくれる作品である。】」プックラポッタと森の時間 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ゆっくりとした時間に身を任せ、初めて見えて来るもの・・。”人形アニメーション作家・八代健志ワールド全開の、不思議で素敵な物語。急いで生きるばかりが人生ではない事に気付かせてくれる作品である。】
■人形アニメーション作家・八代健志監督が、ロケコマ撮りという手法を用いて制作した情緒豊かな作品。
自然の森の中で撮影された人形アニメは、不思議で柔らかな世界に連れて行ってくれます。
<ストーリー>
世界の人々が自宅待機を余儀なくされたあの年の春、「私」も都会への通勤をやめ、自宅で毎日を過ごしていた。
そんなある日、「私」は庭で不思議な生き物の痕跡を発見する。
監視カメラを設置して調べてみると、写っていたのは何と身長15cmほどのコビトだった。
◆感想
・大変、興味深い作品であった。
コロナ禍を逆手に取り、時間に追われる毎日を過ごして来た人間が”見えなかった”幸せを齎す、プックラポッタ。
・但し、プックラポッタが見えるには、豊かな感性が必要だという。
<人形アニメーション作家・八代健志ワールドと言っても良い、不思議で素敵な物語。急いでせかされて生きるばかりが人生ではない事に気付かせてくれる作品である。>
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