「命」コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
命
人工妊娠中絶が違法だった頃のアメリカで、推定1万2000人の中絶を手助けしたとされる「ジェーン」という団体の話。
1968年シカゴで、鬱血性心不全により妊娠を継続すると生存率は5割と言いつつ、病院の理事会の結論は中絶反対で手術不可という無茶苦茶な結論を出されたジョイが、中絶する方法を模索する中「ジェーン」に助けを求めることになっていく。
信仰や時代背景、そしてお国柄もあるけれど中絶を「女性」の権利と括るのはいかがなものかと少々モヤモヤ。
そして、ジェーンの行っていたことも、実際にどうだったのかは知らないけれど、人命に関わるトラブルが起きた場合のバックアップ体制がまるで描かれておらず、本当にこれを手放しで称賛して良いのか?と又モヤモヤ。
行ったことや実績は素晴らしいけれど、ド素人ですよね!?結果オーライで済む話しか!?
結果にしても、そういう映画にしちゃうのもある意味流石アメリカ、とちょっとビックリだった。
そして、作中では謳われていなかったと思うし、詳しくは知らないけれど、今又州によっては中絶禁止になっているとか…。
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Oyster Boyさんのコメント
2024年3月23日
Bacchus様
ど素人、そこなんですよ!え?そんなんでいいの?と頭が???でいっぱいになりました。本当に死者を出していなかったなら、それは爆強運だっただけ。死者は出してないけど、二度と妊娠が望めない体になった人もいるかもです。