「良い話・・・なのかな?」コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
良い話・・・なのかな?
1968年のアメリカ・シカゴで、ジョイは弁護士の夫と娘の3人で、不自由ない暮らしを送っていたが、2人目の子どもを妊娠した際、心臓の病気が悪化してしまった。治療法は妊婦じゃなくなること、だと担当医に言われたが、当時の法律で中絶は許されておらず、病院で中絶手術を拒否されてしまった。そんな中、ジョイはバス停の張り紙から、違法だが安全な中絶手術を提供する団体・ジェーンを知った。中絶手術を終えた後、ジョイはジェーンの一員となり、中絶が必要な他の女性たちを救おうと、最初は送迎、次に手術の助手、そして・・・てな話。
法律違反だが困ってる人を助けた。そして、1973年に中絶が出来るように法律が変わった。
良い話なのかな?って観てたが、なんかすっきりしない。
たまたま死人が出なかっただけで、無免許の医師が人工中絶するのを良しとするのはどうかと思った。
もし、何かのハプニングが起きたらどうするつもりだったのだろう?
リスクが高すぎて、スッキリしなかった。
後で調べてみると、2022年6月、女性の人工中絶を認める1973年の最高裁判例が覆っていて、現在は州によって合法か違法かが違うらしい。
トランプがやっちまったんだなぁ、って思った。
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かばこさんのコメント
2024年3月28日
こんにちは
無免許の医師が中絶手術とか、シロウトの主婦が中絶手術とか、よく死人出なかったですよね。他にも色々、ジョイ自身当時の違法行為をやっており、リスク高すぎてずっとドキドキしていました。
やっちまったトランプが再選したら、もっとヤバくなりそうですよね