劇場公開日 2022年9月30日

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マイ・ブロークン・マリコのレビュー・感想・評価

全201件中、21~40件目を表示

5.0それでも生きていく‼️❓じゃねえ‼️生きさせていただきます‼️❓

2022年10月1日
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私事ですが、鬱で入院してる時、半分青いを観てました、朝ドラを全部観たのはこれだけです、永野芽郁は命の恩人と、過言ではありません。
奈緒も半分青いで永野芽郁の親友でした、偶然ではないのでしょう、役回りはテレコだと感じました、でも、これはこれでハマる、そう感じました。
何故かわからないけど、最初から最後まで慟哭してました、意味なく泣いたのは初めてです。
意味がなさそうな行動の数々ですが、当事者には意味があるんだと思いました、それが苦しくても生きれる、そんなことだと。
なんだか、レビュー書いてると泣けてきます。
友情も掛け値無しだし、親切にしてくれる気持ちも掛け値無しです。
命懸けで生きてる人だけができることであり、気持ちなんだと思います。
なんのために生きているのか、悩んでいる人は、是非。
生きるのが苦しい人も、もちろん是非。
誰かのために、生きよう、そうゆう人がいると良いですね。

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アサシン5

5.0女優2人の大熱演。

2022年10月1日
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鑑賞方法:映画館

秋の始めを飾るに相応しい、至極の一本。

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ken68

5.0悲劇じゃない

2022年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

とてもつらそうで救いのなさそうな内容のあらすじだけど、観終わってもやもやしたり暗くなったりはしないです。
不条理ややりきれないことで満ちてても、これは悲劇でも復讐劇でもない、恨みがましい気持ちや怒りだけで終わっていない。
エンディングの「生きのばし」って言葉がとてもピッタリします。

ラストがとても良いので、たくさんの人に見て欲しい。

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うら

4.5難しさは残るが、真実を捉えている

2025年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

なるほど~ 漫画の実写版ですか~
基本的にはヒューマンドラマに近いようにも思えるが、ミステリー要素も含んでいる作品に仕上がっている。
親友マリコの死をニュースで見てしまったシイノ
ニュースが伝えた自殺
この理由こそシイノが探していることであり、この物語の原動力となっている。
有名俳優が多く登場することで、この物語が何について語っているのかがわかりにくい点は、逆にミステリー要素を演出している。
そしてこのミステリーには解釈こそあれど、答えは得られないのかもしれない。
なぜなら、
自殺してしまった人に対し、遡って「あの時に」と悔やむ以外できることなど何もないからだ。
そして原因はひとつではない。少なくともいくつかの要素が雪だるま式に膨れ上がってしまうことなのかもしれないが、実際にある自殺についての答えは、もしかしたらほとんど誰も真剣に考えようとしないという実態があるのではないだろうか?
さて、
自殺したマリコの継母から届いたシイノの靴と手紙
その手紙の中に入っていたマリコからシイノに宛てられた手紙
シイノは、手紙ばかり書いていたマリコが、死ぬ前に自分宛に手紙を残さなかったのはどう考えても合点がいかなかった。
やっぱり手紙はあったのだ。
その内容は明かされることはないが、シイノが手紙を見て微笑んでいる。
そこに書かれていたのは、間違いなくマリコ自身の姿であり本心だったのだろう。
釣り人のセリフ「もういない人に会うには、生きているしかないんじゃないですか?」
おそらくこれこそがこの物語が最も伝えたかったことだろう。
シイノの想い出の中のマリコ
時系列がバラバラで、視聴者にはその真意がつかめない。
高校生まであったマリコの父の虐待
一人暮らしを始めたにもかかわらず、その虐待は彼氏に化けて続いた。
その全てがマリコ自身の所為だと考えるようになってしまっている。
「もうどこから直していけばいいのかわからなくなった」
一般的に考えると、マリコはその過去の影響から躁鬱のようになって、やがて統合失調症のようになったように思える。
そしてなぜ、あの最後の手紙が継母から届いたのだろうか?
それはおそらく飛び降りる直前に書いたことで、投函しなかったからだろう。
マリコが死を決意したその手紙に対し、なぜシイノは微笑みながら読んでいたのだろうか?
ここの部分の解釈は難しい。
その内容はマリコらしい表現で彩られていたと思われるが、同時にそれはいつもの手紙と大差はなかったのだと思われる。
つまり、マリコにとってはいつでも自殺できる状態が昔から続いていたことを意味する。
シイノはその手紙を読みながらやがて涙するのは、そのような状態が長く続いていたマリコの核心部分に蓋をして見ないようにしてきた自分自身の内面を知ったからかもしれない。
シイノの本心のひとつ 「面倒くさい女だと思っていたのにさー」
彼女の自立を願っていたシイノは、一般的な我々同様に本気で自殺することを考えていない。
まりがおか岬にて頂点に達したシイノの想いは、確かにいつだって本気だったことをマリコに伝えていた。
自殺という裏切りにもとれる行為に対するお返しを、やっぱり自殺で返してやるという極限の想いはシイノの本気度を表している。
「恥ずかしながらシイノトモヨ帰ってまいりました」
このセリフに込められた自殺の意志と覚悟。
そして幻覚 カメラの視点は少し上にあって、それがマリコの視点だとわかる。
ここにファンタジー要素も加わっている。
また、
どうしても解せないのがマリコの父
なぜ彼は祭壇の前にいたのだろう? 気配すら消し去っているほどだ。
葬儀すら挙げない親の姿としては矛盾が残ってしまったが、これが作家の実体験であるならば、この要素もまたマリコの自殺理由の謎の要因となっているのかもしれない。
さて、、
マリコがシイノに一緒に住もうと言ったシーンが数回ある。
これがマリコのたった一つの希望だったのではないだろうか?
マリコはシイノの想いを見抜いていた。
それは彼女自身が自立すること。
だからシイノは口では一緒に住もうと言いながらも、実際にはしなかったのだろう。
線香花火のシーンは、まだ高校生の頃だったように感じた。
一緒に住むことに救いを求めたマリコだったが、その甘えを受け入れまいとするシイノの一線が、マリコには明確に見えていたのだろう。
シイノにとって良かれと思ったことが仇となった。
高校時代までどうしようもなくなっていたマリコの精神状態は、決して良くなることなどなく、似たような悪いものを引き寄せながら、ゆっくりと破壊されていったのだ。
いつものように、その時々の想いをしたためた手紙と、ふっと切れてしまった「何か」
ずっとナイフのエッジの上を歩きながらシイノを見続けてきたマリコの、その「何か」がその瞬間切れたのだ。
それだけマリコは追い詰められていた。
「彼氏がいるときは全然連絡しないくせに」
精一杯の自立を演じても、できないものはできなかった…マリコ。
作家は、友人の自殺という実体験から、どうにもできなかった事などを踏まえつつ、その自殺者への本心を親友の目という客観的視点から探ろうとしたのがこの作品なのかもしれない。
殆どの人はその人のためと思い一線を画す。
それは結局自殺するという行為で表現されることで、一般的にはすべてが自殺者の所為になってしまうが、自立を促す前に、その本心を見定めることが重要なのだろう。
誰一人シイノを責めることはできない。
シイノ本人も自分を責めてはいけない。
彼女の勤務先 そこに垣間見える現代社会の在り様
「友人が死んだからって、仕事さぼっていいわけじゃないんだぞ」
この中にある「常識」という名の異常
これらの常識の中からマリコの死の真相を探ることなどできない。
自殺というものが何かを問いかけているものであるならば、それは、シイノのように探り出さねばならないのだ。
それだけが自殺者に対する報いとなるのだろう。
その自殺がどんな理由であれ、自殺者にとっての真実だ。
その真実がどうであれ、その真実を手繰り寄せることは、きっと思いやりの一部だろう。
考えても正直難しいのだが、この作品は自殺者に関しある種の真実を捉えているように思う。

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R41

4.5私的に

2024年8月15日
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鑑賞方法:VOD

とてもよかったです

マリコが一方的にも見えますが
今時だと共依存というのでしょうか

こうだったらああだったらと二人の状況を
仮定したら色々見方があるかもしれませんが

とても危ういバランスの上でも
ワタシ的には、何者にも変え難い絆かなと

是非この後漫画も読んでみてくださいませ

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mmnioh

4.5もういない人に会うには、

2024年2月18日
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鑑賞方法:VOD

最後の手紙に何が書いてあったかは分からないけど、マリコがめんどくせー女だったことを思い出せる様な内容だったらいいな…と思う。

幼かったマリコから母親を奪った父親に弔われたところで白々しいって、本当にそう…。父親は何を思って遺骨と向き合ったんだろうなぁ…。

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暇

4.5マリコはもう一人のシイちゃんなのか

2023年1月13日
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鑑賞方法:VOD

親から愛されず、マリコ以外の友達がいないシイちゃん。
やさぐれてはいても、優しくて強くて賢いシイちゃんに、なぜ友達ができないんだろう?
醜くぶっ壊れた父親に、常識人でとても良い後妻がもらえるのも不思議。

この違和感は、「さまざまな暗喩」が混ざり込んでるからじゃないのだろうか。
マリコの身に起きたことは、実はシイちゃんに起きたことなのかもしれません。

マリコの死は、シイちゃんの弱い部分の死。

弱さから脱皮しようとするシイちゃんから、さらにひったくろうとする人、手を差し伸べる人、助けを求める人。
それぞれを正しく対処して、シイちゃんは、日常に戻ってきた。

戻ってきてみたら、日常はそんなに悪いものじゃなかった。
話しの通じないと思っていた上司は、もしかしたらそんなに悪い奴じゃないのかもしれない。
ただブラックだと思っていた職場は、もしかしたらとても忙しいけれど売りがいのある商品を販売している会社なのかもしれない。

「マリコの死」を通じて、シイちゃんは大人になった。

……という感想とは別に、マリコみたいな友人がいたとして、どうやったら救えるのかと考えたりもしました。
劇中でシイちゃんが告白している通り「めんどくせぇ女」だけど、誰よりも自分を慕ってくれて、自分にとっても彼女以外の存在はないのなら。

そっちの方が難しい話ですね。

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さくや

4.5最後の手紙、この監督なら絶対読まないまま終わると思った。

2023年1月13日
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画面の切り取り方や構図がセンスあるなあと思った。
場面の繋ぎ方にもかなりのこだわりを持ってるのが見えたから、この人は絶対 こうやって終わるでしょ!って思ったらその通りで、しかもそれでブツっと切る!

永野芽郁のあの声が好きで、インスタントスープのCMで飾り気なく歌う感じがたまらなくて トロトロスープを買ってしまった事もある。

この映画の公開当時に永野芽郁の
「自分じゃない方がいいんじゃないかと思ってかなり悩んだ」って言ってた言葉が記憶にあった。
タバコも数ヶ月前から吸った とあった。
テレビじゃNGのやつだなあと思いながら見た。

しぃちゃんの家庭は全く出て来ない。
親の離婚でおばあちゃんちに行く話だけ。
全く親に顧みられない家庭。
ネグレクトに近い。
花火をしに公園に行く事も全く誰にも心配されない家。
マリコんちみたいに 殴られたりはしないだけ。

あそこまで身体中に傷があると今の時代なら、児童相談所扱い。
近所の人も あれは通報しないとダメなやつ。
罰則規定はないけれど、見て見ぬふりはお咎めがある。

そして成長後は彼氏に依存する。
しぃちゃんには絶対彼氏作るなと言った後の場面で
あっさり自分は男を優先した姿と あまり良い付き合いの出来ない様を見せる。

男関係が進行中は連絡が来ない。
終わると来る電話。
そして自分が壊れちゃってる事を自覚している。
しぃちゃんに嫌われたら終わり、そう思っていても上手く生きられない。

だから飛び降りる。
そのあたりの説得力はあった。

しぃちゃんにもマリコだけだった。
マリコよりもっともっとマリコだけだった。
方向性が違って 強さ に見えてしまうが 彼女の
「ひとり」であることの強烈な空洞を 永野芽郁は上手く演じていた。

窪田正孝の 見てるだけでもなんか正気がないというか
もしかしたらコイツ幽霊か?ってくらいの感じも良かった。

もちろん マリコの奈緒 もそれにしか見えないくらい本当に上手くやっていた。

最後の手紙も 中身は そう 微笑みの出る内容なんだなあという事だけ伝えればよし。

ここで吉田羊おばさん が “どんだけいい人”で、
「てか 家バレてるし、、、」封筒から落ちる手紙

という構成も良かった。

というわけで
全般 言う事なしなんだけれど
途中でネットショッピングで検索してしまうくらい気になったのが、骨壷カバー。

夫の死がまだまだ記憶に新しいんだけれど
骨壷の あのよくある布のカバーって 覆い(おおい)って言うんだとAmazon検索で初めて知ったんだけれども
あれ、底は布なくて上からすぽっと被せるのが一般的なんだと思う。
だって 上部の組紐をいちいち結び直す仕組みにはなってないんだから。
だから 骨壷バックみたいなのがあってそれに入れて持ち運ぶ。
しかも男女の差は(夫とマリコはガタイもそりゃ随分違うだろうけれど)あるだろうけれど
ずっと片手で持ってられる程軽くない。

あのまま持ったら布から 骨壷の桐箱はするっと落ちてしまうくらい 持ちづらい。
それで二階から飛び降りてさらに川を渡るとか

もうここはリアリティは抜こう この絵づら として
監督は骨壷はこういう風であると考えたんだね
と思い込ませた、んだけれど こういうタイプももしかしたらあるんだろうか、骨壷のサイズもたぶん数種類あるだろうと ネット検索に至った次第。
(じゃないと落ち着いて見ていられなくなってしまって、、、)
で 出てくるのは ペットの骨壷。
あとは手元供養とか言って分骨する用のやつは 私も買ってあって九州のお墓に入ってるものから喉仏の分を取ってうちにある小さい仏壇に分骨してある。

小柄なマリコは夫のよりはひとサイズ下だろう、とは言え人間だし人間用は2種類くらい。骨壷の陶器だけでも結構な重さだよなあ。

さらに 散らばけた骨は拾わないと人骨ってだけで事件だわーでもこれは別の事件でお咎めなしか。

と言ったような事でマイナス0.5
みたいな厳密な点数付けはいつもしないんだけれど
今回はまあ そういう事です。

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asica

4.5マリコからの手紙

2022年12月18日
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鑑賞方法:映画館

皆さんは最後のマリコから手紙の内容をどのように感じ取ったでしょうか?
どう感じるかは様々でしょうが、私にはついニヤニヤしてしまうような、物悲しいような感情が湧いて、トモヨの将来に期待してしまうのでした。

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オガシュウ

4.5クライマックスでの一撃に、たまらなくスカッ!

2022年12月1日
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鑑賞方法:映画館

「ユニコーンに乗って」で永野さんに興味を持ち、鑑賞。
原作未読。
過去と現在を交錯させながら、主人公が友人の死を受け入れるまでの物語。

とてもオーソドックスだが惹かれたのは、
主人公のハードボイルド感を演者が上手くさばいていたためだろう。
やりすぎ感に無理やり感もなく、ごく自然な「しーちゃん」の存在感がとてもよかった。
通してみる友人「マリコ」像も痛々しいだけでなく、儚く謎めいていて美しい。

物語はほぼ主人公の一人舞台なるも、途中から出てくる「釣り人」もまた寓話的で、
主人公の精神世界に奥行をもたせてくれる。
ゆえにリアルとファンタジーの混じったようなキャラクターだが、この演技も絶妙と観た。

救えなかった罪悪感、そんな自身への憤り、そして取り残されたことへの怒り。
まとめてぶつけるクライマックスでの一撃が、たまらなくスカッとする。
マリコが助けてくれてありがとう、と言っているようにさえ聞こえた。
また劇中では徹底して主人公の身の上について触れない。
だがなんらか不条理が過去から現在まで澱と溜まっていることは明白で、
この一撃にはそれらもまた、込められている。
そんなカタルシスも感じることができてとても印象に残った。

などなどひと悶着を経て戻った現実は、
だからと言って何か変化するわけでもなく
そこに「天気の子」を思い出す。
現実とのかかわりに焦点を当てるよりも、
関わる現実を個々の内でどう解釈しなおし生きてゆくのか。
これまた王道だが、近頃なお目立つように感じている。

ともかく振り切っていたハードボイルド永野さん、ヨシ。
そして途中、死者と会話するというコンセプトから
「スイスアーミーマン」を思い出したことも記録しておく。
むしろこのメモは「スイスアーミーマン」鑑賞のためだろう。

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N.river

4.5クスッと笑える

2022年11月25日
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親友のリスカとか○殺と重たい話だが
クスッと笑えるネタが散りばめられて笑っていい映画だと思う。

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たけうち

4.5役者開眼永野芽郁

2022年10月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

怖い

2022年映画館鑑賞56作品目
10月24日(月)イオンシネマ名取
ハッピーマンデー1100円

原作未読

監督は『百万円と苦虫女』『俺たちに明日はないッス』『ふがいない僕は空を見た』『四十九日のレシピ』『ロマンスドール』『浜の朝日の嘘つきどもと』のタナダユキ
脚本は『リンダリンダリンダ』『俺たちに明日はないッス』『マイ・バック・ページ』『ふがいない僕は空を見た』『聖の青春』『愚行録』の向井康介

ダチの父親からダチの遺骨を強奪しダチが生前に行きたがっていた八戸の海「まりがおか岬」に旅立つ話

永野芽郁主演
永野芽郁役者開眼
永野芽郁が完全に役者として一本立ち
ヌードにはならないがこれもまたまさしく体当たり演技
永野芽郁を味わうための映画
一人芝居が若干多い
独り言が若干多い
大声を張り上げているだけじゃないかと感じる人もそりゃ少なからずいるだろう
いいじゃないか出していこうぜ大きな声を張り上げて叫べばいいじゃん
「打つなテメーコノヤロー!(実際に言っているわけではないがあくまでイメージ)」巨人打線に立ち向かった全盛期の星野仙一投手のような気迫を感じた
永野芽郁はもはや可愛いだけの女じゃない
好感が持てる
ブラボー

冒頭の中華料理店でラーメンを啜るスーツの女というだけで説明なくても外回りの営業だとわかる
割れたスマホを持ち続ける人の性格がなんとなく読み取れる
タバコを踏み潰す描写と骨壷を持って川を渡るシーン好き
牛丼屋でダチの分まで注文して箸を線香のように立てて結局は二人分たいらげるシーンも好き
大切なダチの骨が入った骨壷を武器として使う発想力と行動力が非凡
「くしゃみをしたら床が抜けそう」もなかなかな発想力

ヒロインはダチからシィちゃんと呼ばれていたがしーちゃんといえば自分としては大家志津香なので作品鑑賞中わりと彼女の顔が脳裏に浮かんできて少々参った

女子高生を猥褻目的でバイク男が追いかけるのだがバイクから降りたのにヘルメット被ったまま襲うだろうか
キン肉マンのバイクマンじゃあるまいしヘルメット取れよ
Dr.スランプのオートバイ小僧みたいにチンコとお尻を露出状態ならいろいろと納得できたのだがあまりにも不自然なシーンだった

あとバスで降りた女子高生に手を振る主人公とそれに対して会釈する女子高生のシーンが不自然だった
自分が観た限りバスの中で二人がやり取りする場面は無かった
カットしたのかもしれないがそれだとしたらなぜそこをカットしたのだろうか
タナダユキ監督は疲れていたのか眠たかったのか

残念な点は確かにいくつかあったが強いてあげるならであってそれでも良作といえる
見応え充分
やっぱりタナダユキは天才

助演は奈緒と窪田正孝
奈緒の芝居は想定内
親友に見せるものではないと思うがリストカットの場面は嫌だった
窪田正孝は最上級のホームレスのような出で立ちだがめちゃくちゃカッコよかった

マリコのダチのシイノトモヨに永野芽郁
幼い頃からずっと父親に虐待を受けていたイカガワマリコに奈緒
シイノを度々助けてくれる八戸の釣り人マキオに窪田正孝
マリコの実父に尾美としのり
マリコの継母のタムラキョウコに吉田羊

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野川新栄

4.5久しぶりにいい邦画見させてもらいました

2022年10月24日
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とにかく映画らしい映画だと思いました。間の取り方とか演出が優れていて永野さんはじめ奈緒さん窪田さん役者さん達の演技も良かった。特に永野芽郁さんの演技は一生忘れられないものになりました。死んでしまった親友に対して生きている自分は何が出来るのか?ラストの手紙の内容は明かさずに表情だけで終わる演出は素晴らしかった

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自称こうちゃん

4.5人生に絶望してる人を救うことが如何に難しい事か。

2022年10月20日
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「大丈夫ですか?」人々が良く口にする言葉です、「大丈夫そうに見えますか?」と返す主人公は強い人。
けれどマリコは普通の人と同じく「大丈夫です。」としか言えない人間。
私たちはそんな時、大抵は心配して声は掛けたが本人が「大丈夫です。」と言ったからと安心する。
けれど他人の胸のうちは簡単にはわからない。
絶望に苛まれた人を救うことは親しい友人ですら、とても難しく不可能とも言える。
それでも救うためにはどうすれば、どうしたら救えるのか永遠のテーマかも。
そんな映画です。
永野芽郁の演技が凄いです、可愛いだけじゃない大女優へ踏み出した感がします。
普段の可愛らしい彼女よりも劇中のやさぐれた女が彼女の本来の姿かと思わせるほどの演技に引き込まれました。

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梅じんの相棒

4.5ある意味優れたアクション映画かもしれない

2022年10月12日
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二人の関係は、恋愛関係だったのだろうか?いやそんなことはどうでもよい。「めんどくさい」と思っても離れられない。どこか深いところで結びついている魂と魂。きれいな感情だけではない。生身の人間の嫉妬や不安も含めた魂と魂がぶつかりあい、そして相手を深く必要とする・・・・

多分そんな、自分ではどうしようもない本当の感情の表出が、ダイナミックな展開とあいまって、見る者のこころの表層を突き破り、奥底のうずく部分にとどいて、深いところをいやしてくれる。・・・そんな印象を持ちました。

うつうつとした退屈な映画を想像して、敬遠したら、多分損します。優れたアクション映画は感情の表出もダイナミックですが、この作品、ドンパチはないものの、感情のドンパチは十分ダイナミックで、誤解を恐れずにいえば、ある意味優れたアクション映画だとも言いうると思いました。

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pen

4.5面白かった

2022年10月12日
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女なら共感できると思う

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みみ

4.5観に行ってよかったー---!

2022年10月12日
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観に行ってよかったー---!

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Yakitori-Ohzi

4.5原作通り、いい意味で

2022年10月10日
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原作漫画の衝撃はすごかったですが、それに忠実な実写化でした。

永野芽郁、窪田正孝が原作のイメージ通りで、会心の出来。
奈緒の演じるマリコが、原作より「壊れてる」度合いが大きすぎて、ちょっと怖いくらいでした。

普通「原作通り」すぎると、
「元のメディアのままでいいじゃん」
「映像化って、漫画が舐められてるよね、元を超えるのって容易じゃないのに」
って腹が立つんだけど、ちゃんとリスペクトして、かつ映画にしたからこその「+α」「映像だからできる独自性」がそこにあればOK。

その点では、永野芽郁の怒りや悲しみの姿、音楽や光と動きなどで、及第点以上の映像化に成功していたと思います。

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コージィ日本犬

4.5それでもシィちゃんは生きていく

2022年10月8日
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泣ける

笑える

悲しい

シィちゃんにはマリコが全てで、マリコにはシィちゃんが全てだった。それらの随所随所が可笑しくて哀しくて、痛い。そして、愛おしい

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印刷局員

4.5半分ホラー

2022年10月3日
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鑑賞方法:映画館

題材は好みではないが、タナダユキ監督、永野芽郁、奈緒の力で鑑賞

マリコが怖い(半分ホラー)

永野芽郁は吉高由里子みたいな、美人なんだけど美人に見せない存在感のある俳優さんで素晴らしい

マリコの父親みたいな男こそ、ゴミムシ!!

窪田正孝は男からみたらファンタジーです

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うんこたれぞう