「壊れたマリコを救いたくなる作品」マイ・ブロークン・マリコ tonetieさんの映画レビュー(感想・評価)
壊れたマリコを救いたくなる作品
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福岡市では上映箇所が少ない「マイ・ブロークン・マリコ」キノシネマ天神で鑑賞してきました。85席のゆったり会場でしっかり観てきました。
原作を読んだことも無いので、「ブロークン・マリコとは?」疑問を持っての鑑賞でした。冒頭に近いシーンで芽郁ちゃんが包丁を持ち遺骨を奪う時の長めのセリフ、後半の奈緒さんが腕を骨折した状況での笑い泣き感のある表情に、ブロークンが溢れていて、2人の女優魂にやられた感じでした。やばい状況の表現に違和感なく、演技力の自然さにまたまたやられました。(実は奈緒さんもスゴイ)
ブロークンが世の中に蔓延しないことを切に願い、大事な人を大切にしたいと思う一本でした。芽郁ちゃんの次回作「母性」にも期待します。
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