劇場公開日 2022年10月28日

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「奇怪な面々もマスクをつけてないだけまだまし」カメの甲羅はあばら骨 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5奇怪な面々もマスクをつけてないだけまだまし

2022年11月4日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

知的

2022年映画館鑑賞58作品目
11月3日(木)イオンシネマ新利府
6ミタ0円

原作未読

なにこれ気持ち悪い
写実的だからなおキモい
特に気持ち悪いのはフラミンゴ女
亀の甲羅に人面瘡のような本音もなかなかのビジュアル
ショッカーの改造手術の途中のような変わり果てた醜い面々
人間の脳のままでよくもまあそんな姿が受け入れられるな
名前も安直だし
動物園の動物だってもっといい名前をつけてもらえるのに投げやりなネーミング
レビューではもうめんどくさいので自分なりに名づけた

悪趣味な動物図鑑を学園ドラマに
スクールカーストの底辺のカメ男と親友のカエル男
こんな姿でも分断は生まれるのね
ある日カエル男が車に轢かれそうになった少年を助けたことに学園のヒーローに
生徒会選挙に立候補していたライオン男はそれに目をつけてカエル男を副会長候補としてスカウトする
疎外感を感じカエル男を妬むカメ男

監督と脚本のモリ・マサはアニメの人でよく知らない
彼の作品初鑑賞
脚本は他に『映画 みんな!エスパーだよ!』の田中眞一

カメ男に清水尋也
カエル男に礒村勇斗
ウサギ先生にでんでん
他のキャラは声当て専門の人たちだろう

なぜかモブキャラのほとんどがゾウ
女子アナは喋りにくそう
象の長い鼻に骨はないんだけどな

あとストーリー的にいまいち
ビジュアルに目を奪われてなかなか頭に入らない
アキラ100%と平成ノブシコブシ吉村の丸出しチンコのせいでコントの内容が入ってこなかった秋元真夏のような感じになった

野川新栄