「身体も女性っぽく無いからショートカット。それで彼女はアイコンになった。」オードリー・ヘプバーン マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
身体も女性っぽく無いからショートカット。それで彼女はアイコンになった。
今年(2025年)の1月にロンドンナショナル・ギャラリーへ行った。その道すがら、慎ましくすまして、僕を見つめている美しい女性の視線が僕の目に入った。
ハッとした。でも、生身の女性ではない。この映画のポスターだった。
そこは店頭と言うよりもミュージアムのようだった。だから、オードリーヘプバーン展と直ぐに分かった。
どこへでも平気で顔を出すのは慣れていたが、僕みたいなジジイが(しかも東洋系)入るには敷居が高すぎた。つまり、入館料金が高そうだった。
それで、僕は無料で入れるロンドンナショナルギャラリーを選んだのだ。
大変に悔やんでいる。
と言いつつ、
僕は彼女を豪華な一発屋と思っている。そして、その事は、彼女自身が一番知っていたんだとこの映画を見て思った。
なぜなら、彼女の俳優としての経歴は早い内に身を引いていると思う。
でも、この映画を見ていて、オードリーヘップバーンの本当の美しさは、老人になってからなんだと感じた。老齢になっても美しい女性としてやって行けるのに。と思った。つまり、自らの若い内の美しさにそれだけ縛られていたんだと感じる。そのくらい、彼女は「アン王女」なのである。
異論はあろうが、ローマと言ってソフィア・ローレン、クラウディア・カルディナーレ、ではないよね。
でも、現実のイタリアの美女はオードリーヘップバーン見たいな女性ではない。
アイコンって言っているが、アイドルだね。歌が上手くないのも味がある。
でも、「ティファニーで朝食を」はマリリン,モンローの方が原作から考えて当たり前だし、「マイフェアレディ」もジュリー・アンドリュースだと思う。そう、
だから、彼女は絢爛豪華な一発屋って事さ。
彼女はローマにはピタリだもの。
そりゃ、サブリナも麗しいとは思うが、ヘップバーンと言えば、キャサリンだ。ハンフリー・ボガートには合わない。
追記
彼女の本名が「キャスリーン」だから、ヘップバーンは意図的なのかも。そして、ハンフリー・ボガートも意図的?
オードリー作品は、
『ローマの休日』が唯一名作と思っています。
また、イタリア🇮🇹美女でなくていいのです。お客様だから。
他作品は、いろいろツッコミどころありますから。