きさらぎ駅のレビュー・感想・評価
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キサラギ
2ちゃんねるって面白いネタがいっぱいあったんですね~『電車男』もそうだったけど、都市伝説ってのも多いみたい。犬鳴村、牛首村、もろこし村・・・
サトエリ目線でのPOVの映像。これがちょっと色彩も加工してあって新鮮でした。それを卒論のために追体験する春奈(恒松)の映像では普通の映像に戻ります。芹澤興人の顔もはっきり映ります・・・あ、さっきよりも酔っ払ってる!女子高生・宮崎さん(本田)助けるため、また、他の人たちも助けるため、はすみ(サトエリ)から聴いた詳細を覆そうと努力するんですけど、それが常に良い方向に行くとは限らない。誰かが死ぬ・・・
運命には逆らえない。そんな話かと思ってはいたけど、最後の最後でどんでん返し。あぁ、異世界の策略に引っかかってしまいましたね。ていうか、ずっと誰かが網にかかるのを待ってたわけ?気の長い話。まぁ、7年間も無駄に過ごしたんだからそれくらい屁でもねーか。
怖い、怖くないの基準で考えれば、怖くない。追体験での車のおっさんはちょっと怖かったけど、顔が爆発するくらいは怖くない。むしろ線路の上を歩いていて、突然電車が走ってくるほうが怖い。異世界に閉じ込められた人々、彼らは普段どんな生活をしているのだろうか?それを考えると楽しいかもしれません。
個人的には『キサラギ』(2007)が好きです。
本来の話とは全く違う。全くの別物 『きさらぎ駅』を名乗るな! 本来...
本来の話とは全く違う。全くの別物
『きさらぎ駅』を名乗るな!
本来の原作(?)を映像で見れると思ったのに。
がっかり!
最後は意外性をついたのを狙っていたようだが、その結末も予想できたわっ!!
言葉悪いが幼稚
実際にネット上で書き込まれた文面は直接読んでないが、オカルトポッドキャストやYouTubeなんかで聞いていたきさらぎ駅の話はなんとも興味深い異世界ものだったのが、余計な設定や演出で台無しという感じ
いっしょに迷い込んだメンバーもとにかくランボー者の若僧がみていて不愉快極まりないし、酔って吐いたりしてるおっさんも不快
最後もウォーキングデッドじゃん なんだよこれ
ループしてるのも意味わからん
そもそも きさらぎ駅を原作にしてる意味があまりないと思います
もっと掲示板でのやりとりもうまく映像化したほうが想像力を掻き立てるいい映画になったんじゃないかなあ
不穏で不安を掻き立てる映像の色彩はやや評価しますが
いや、でもとてもほめられない内容だな
ホラーはやっぱり難しいよね あとネタがないのか ネットの都市伝説を元ネタにとか
都市伝説
2チャンネルに投稿された都市伝説とのこと。どこまでが体験した話なのかはわからないが、まあ不気味ではある。
ただ、不気味なシーン、グロいシーン、もう少しクオリティが高いともう少し怖いんだけど。
ちょっとラストがあいまい?
わいわい複数人で見ると楽しい良B級ホラー
最近の邦画ホラーに全く期待せずにホラー仲間とオンライン上映会をした。
きさらぎ駅の元ネタは大好きで(自分も昔、電車で寝落ちて電気の消えた車内に取り残されたことがある)、どのシーンも見覚えがあり先が予測できる。
と思ったらまさかの(好きな)ループモノで、1周目の段階の見る側の既視感を、2周目は主人公視点で再体験しているような作りがとても面白かった。2周目含めてダレることなくラストまで駆け抜けた。
オチもED後の映像も良かった。
序盤無駄に驚かしてくるチープ感も複数人で見てるとそれはそれで楽しめ、2周目の流れや展開を予測して楽しめる。
主人公と純子に痺れた。
堂々巡りの意味
「きさらぎ駅」に向かう電車に乗り合わせたという会社員風の男、若い男女、女子高生は、実は、何らかの事件・事故に巻き込まれて生死の境をさまよっていたというふうに考えることはできないでしょうか。
作品中から姿を消すということは彼・彼女らが死に至ったことを意味し、また作中に戻ってくるということは、医師らの懸命な蘇生措置で、また生の領域に立ち戻ってきたことを意味する―。
作中で、生還への希望を象徴するかのような「光の扉」や、「トンネル」(二つの異なる世界を結びつける通路を象徴)のシーンが効果的に使われていたことも、そのことを裏付けるように思います。
そう考えると、これはこれで、なかなか「出来の良い」(失礼)作品のようにも思われます。
ホラー・オカルトの類は、これまで、その理由だけで観てこなかった評論子ですが、たまたま地元の映画館での上映を見逃していたことからDVDで鑑賞することになりましたが、結果として「蒙を啓かれた」ような思いがあります。
その意味で、思いがけない一本になりました。評論子には。
物語構成には光るものを感じる
民俗学を専攻する大学生の春奈はインターネット上の都市伝説を調査するため生還者に接見し…。
掲示板の投稿を映像化した作品。CGや恐怖演出は低予算ホラー映画にありがちな逆に笑えてしまうクオリティだが、異世界の脱出法やラストなど物語構成に光るものを感じる作品でした。
何だコレ!?都市伝説駅
2004年、“はすみ”というハンドルネームでインターネットの掲示板2ちゃんねるに投稿されたのが始まり。
同1月8日23時40分、仕事終わりに静岡県浜松市の遠州鉄道新浜松駅から電車に乗った所、異空間のような謎の無人駅に到着。その駅名は、“きさらぎ駅”。
そこでの奇妙な体験談を2ちゃんねるに実況で投稿。スレ参加者とリアルタイムでやり取り。
“はすみ”はどうなった…?
“きさらぎ駅”とは…?
知る人ぞ知る都市伝説らしいが、全く知らなかった。
知ったのは、いつぞやTVバラエティー『世界の何だコレ!?ミステリー』で取り上げられた事で。これをきっかけにまたまた注目を浴びるようになったとか。
ここぞとばかりに映画化。
これを、便乗商法と言う。
嘘か真か、存在するか否か…?
それらを題材にするのはホラーの定番。最近だと清水崇監督の“実録恐怖の村シリーズ”。
有名都市伝説を題材にして、近年低調のJホラーに都市伝説ではなく伝説を作る…と思いきや、
監督はよく知らない。何本か監督作あるが、B級が多い…。
製作会社も大手ではない。
その危惧は的中。何年に何本も氾濫する、B級ホラーの類い。
この題材じゃなかったら完全スルーしていただろう。
“きさらぎ駅”について調べる女子大生・春奈は、投稿者“はすみ”を探し出し、話を聞く。
その奇妙な体験談、そこで起きた出来事…。
投稿者と同じ方法で電車に乗り、“きさらぎ駅”へ。そこで…。
前半投稿者の体験談をカメラ目線の一人称で見せるのはユニーク。“体験談”を見るこちら側も体験。
が、話や恐怖や作品そのもののクオリティーやレベルなど、何もかもチープ。
突然頭が膨張しての破裂、人体発火炎上、血管のような何か…本当に令和時代なのかと疑いたくなるくらいの超低クオリティー。
“きさらぎ駅”の不気味な雰囲気や謎を押し出せば良かったのに、展開するのはサバイバル・デスゲーム感。
登場人物たちの言動も意味不明。死んだ人がゾンビみたいに蘇って襲い掛かってきたり、「線路の上に立ってたら危ないよ」と親切に執拗に教えてくれる不気味な老人など、怖いどころかもはや笑えてくる。
『“それ”がいる森』や『貞子DX』もホラーじゃなくコメディかネタとの声、声、声…。最近のブームなのか、それともJホラーはいつから爆笑ホラーに成り下がったのか…?
展開やオチも例外なくグダグダ。Jホラーはいつからこんなつまらなくなったのか…?
ヒロインの恒松祐里はキュート。本田望結も可愛かった。
それには救われるが、春奈が体験談を聞いていて他の人たちを助けようと通りすがった車の運転手を殺すのはドン引き!
ヤベー奴と思われても仕方ない。
実際の体験談からかなり脚色。
一人でのさ迷いが、乗り合わせた電車の数人と。
最後は通りすがった車に乗った筈が(そのまま消息が途絶えるが数年後再び投稿)、ドタバタ襲撃の中光る扉へ。
真偽のほどが問われる都市伝説が完全創作に。
まあ、この“きさらぎ駅”自体胡散臭い。
これ以降、私も“きさらぎ駅”に行ったとか、似たような無人駅の投稿も相次いだとか。
そうなってくると、ねぇ…。
所詮は都市伝説だから。
だけど、中には“都市史実”も…??
2ちゃんの話を拡げて映画化
ダメ臭する予告編観ると「こりゃダメだ」と期待せずに観た。
期待せずに観るのが無難な内容だった。
異世界に飛ばされてのヘンテコサバイバルを経て、戻ってきた葉山先生(佐藤江梨子)とその取材にきた大学生堤(恒松祐里)が葉山の体験を追体験する流れ。
よく分からない世界観の中で身体がブッ裂けて死んだり、爆発したり…冒頭の葉山先生の体験記で語られた後に、異世界に紛れ込んだ堤がネタバレ(笑)を駆使して一緒に電車にいた連中を救おうとする。
だが、コメディに見える。
あの世界のモノたちの力やその能力的なものについてハッキリしたものはないから、行動の選択にも正解はなく、何故そこに着いたのかも不思議の積み重ねでそこに至ってしまっただけ…。
2ちゃんねるの話を拡げて映画にしているが、文章ではあれだけ書き込まれていたものが映像化するとこんなに短いのだと分かった。しかも随分な付け足しをしての80分程度の内容。
これは満足とは言い難いと思う。
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