「江戸川乱歩&スケキヨ」この子は邪悪 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
江戸川乱歩&スケキヨ
うーん、そうきたか。この展開は全く予想外。「あの子は邪悪」というタイトルが気になって、まんまと罠にハマってしまったが、これは落ちてうれしい落とし穴。
のっけから、やばそうな人たちの異常行動を見せられて、不穏な雰囲気がプンプン漂ってくる。街並みや家の中の様子は昭和の匂いがするんだけど、インターネットが使えているから最近の時代設定。
大西流星の棒演技(演技プラン?)と玉木宏の芝居がかった声が、なぜかマッチしていて、江戸川乱歩の世界に迷い込んだ無垢な青年と目羅博士といった世界観を感じさせながら物語は進んでいく。
植物状態のお母さんが、いきなりピンピンした状態で帰ってきて、どうして受け入れちゃうの。っていう疑問をかき消すくらいのインパクトある内容で、ミステリー、ホラー、オカルト要素たっぷりの作品でございました。
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