N号棟のレビュー・感想・評価
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N教団へようこそ
正直に思ったこと、話します。
何が怖いんですか🤣
もー、映画見ていてゲラゲラゲラゲラ笑ってしまいそうでしたよ(笑)
新たなカルト教団との戦いですか?
主人公は母親が今当に死を迎えようとしている中で廃墟のN号棟に元カレカップルをって何で元カレカップルを呼ぶチョイスがわからないんですけど、復縁したいんですか😂
エンドは死とは何かが延々…もうホラーじゃなくて何かの宗教団体のを観ているような気がしてならず、せっかくエンドロールに実際報道された記事が掲載されているんだから、実際に住まれていた方の体験談や、実際に起きたことをデータにストーリーを作るべきでは?
カルト色が強く残念な印象です。
怖くない死生観がテーマの物語
倉悠貴さんが出ているので鑑賞。
正直あまり怖くなかった。
あまりにも激しい恐怖体験で嘘くさい。
住民の皆みんな怖がるってことは、死を怖いと思っているのでは?と思った。
ホラーというより死生観がテーマのような物語。
最後主人公がどうやって帰ってきたのか分からない。
予想以上!!!!
よく分からない!っていうのが率直な感想🤣
生きてらの?死んでらの?
その辺よく分からなかったww
でも!それが良いんだとも思った!
よく見る幽霊が出てきて怖いんですーってホラー映画と一線を画すと思った。(一丁前な感想を失礼w)
2023年だし世にあるホラーの本数数えたら目新しいのってなかなか出てこないのはわかるんだよ。でも!この映画は新しいと思った!!
幽霊が怖いんだか?人が怖いんだか??イマイチ掴みきれない素晴らしさ🥰
正解は分からないけど、最後団地に取り込まれる悲しさも最高😂まじラスト!!最高!w
そして主人公が自分かと思うくらいの感じで!それも心に刺さった!w
私、基本死にたくないのよ。過去に別れ話からのー首締められて多分1歩手前まで行ったことがあるwそこから本当に心から死ぬの怖いと思ってる!境遇は違えど共感が凄かった!
あと無駄な現実主義wそこも近いと思ったw
あとフラフラ、ふわふわした人間関係w若い頃の自分かと思った🤣w主人公は多分私だ😂w
そしてね!!元カノと関係がズルズル続いて、今カノが実は知っててぶちギレるあたりもリアルさがあって良かった😂w
正直、全く期待しないで見始めた映画だけど良い意味で期待を裏切られて嬉しかった☺️
わからん
なんか、、、わからん。
汚い団地の一室に見知らぬ他人と大勢で雑魚寝とか、トイレも汚いし、誘われたからってなぜ泊まるのか共感できない。
昼間みんなで赤い紐持って踊り出したりとか。
一緒におどろうって無理やり誘われても、紐ももらえないし踊り方もわからんし、真ん中で立たされてひどい。
主人公が迷いなく人の首をしめたり、刺したりして、寝不足な割に妙にパワフル。
最後まで見るのをやめようか、迷いながらもラストどうなるのか、好奇心が勝ってみた作品。
もとになった団地の話の方が面白そう。
映像/演技/音楽は良い。脚本は…
幽霊が出ると噂されている廃団地を友達と三人で訪れた主人公達だが、誰もいないはずのそこには霊を信じる人々が住んでいた。
怪奇現象の数々や次第に洗脳されていく友達。死は苦痛では無く、魂と共に生きる等狂気的な妄言に取り憑かれている団地の人々に振り回されるサイコホラー。
映像、音楽、演技は良い。だが実際に霊が出る訳でも無く、地味なポルターガイスト描写のみ、どちらかと言うなら心霊ホラーではなく宗教団体に巻き込まれる怖さに近い。
宗教団体の異常さに引くみたいなニュアンスでした…。
悪くないなと思ったのは終盤。刺殺した友人が生き返っていたり、死んだのに生き返ったり、入院している母の呼吸器を外したら母の霊に抱きしめられたり、まるで全てが幻覚です。情報に整合性がない。
その極地であり意味不明とされてるラストシーンですが、個人的には好きでした。
死んだり生き返ったりして、主人公が最後にひとり目覚めたのは霊の団地。勿論誰も住んでいない。友達もいない。
タナトフォビアを抱えてた主人公ですが、睡眠障害も有る設定だったので、恐らく夢の中で自身のタナトフォビアと向き合って一連の体験をしたのだと私は解釈しました。
主人公が一番ヤバい系
睡眠障害のある女子大生の主人公が、岐阜の幽霊団地と呼ばれる廃墟に元カレ&その彼女と取材旅行に行き、奇妙な団地の住人たちに会い、怪異に巻き込まれていく話。
主人公が自己中クズで、彼女がいる元カレと平気で浮気もするし、自殺者が出てもカメラを回そうとするし、拘束された縄で食事持ってきた人の首を絞め、泣いて許しを請う人に向かってアイスピックを何度も突き刺す。何なんだ…。
元カレの今カノが聖人なので、通常ならこちらが主人公になるところを、クズを主人公にしたせいで、胡散臭い団地の住人たちに対して逃げたり迎合もせず、他者を傷つけることを厭わないため次に何をするかわからない謎のハラハラ感。
終盤、団地のリーダーの女性が「死は怖くない、あなたも死になさい」とナイフを渡そうとするが、この主人公にナイフを渡したらどんなことになるか…、映画を見た全員が察したに違いない…。
ホラー映画として考えると、クズを主人公にすると主人公に何があってもほら見たことかと穏やかに見ていられるし(良いのか悪いのかはわからない)、逃げるだけではなく反撃するし、積極的に真相を探ろうとするし、心がないので死人が出てもカメラも回そうとする。
受け身ではないのでストーリー進行に便利で、何をするかわからない攻撃性があるのでどう転ぶかわからず展開にハラハラする。(主人公が危険すぎて)
大学の教授や団地の住人たちの死生観がイマイチ…終盤の団地リーダーのシーンも微妙。
団地の住人たちが死んでない理由になっていないので、そこはもう少し哲学的に掘り下げて欲しかったなと。
ただラストの病院シーンは思想と行動と結果が繋がって理屈的にはすっきりして嫌いではない。予定調和ではあるし、あの暴れん坊主人公が小さく収まった感があって残念ではあるけど。(組織壊滅までしてほしかったけど、理屈的に繋がるほうが好みではある)
白(ベージュ)赤黒の画面内に、主人公だけ青い異物感は好き。団地リーダーの服のキモさ(ボタンを目にして腹から異形が覗いているような)が上手い。
主人公の堀が深くて、(ライティングからか)顔が誰よりも一番怖いのも好き。
全体的に人に勧めるほどではないけど、個人的に好きな部分はある。
ミッドサマー×Jホラー
心霊スポット言われる廃墟に来た大学生3人がそこに住んでいる住民たちと遭遇し、不思議な体験をしていく話。
ほとんどの人が言っているようにミッドサマー×Jホラー。ただ、私はミッドサマーはそこまで精神やられなかったけどこっちはずっと暗いしジメジメしてるし団地だから狭くて早く出して〜って息苦しくなってくる。こっちのが鬱だったわ。
しかも、ミッドサマーは結局ホルス村のしくみを最終的に否定はしてた(死ぬ瞬間めっちゃ苦しそうに火あぶりで死んでいく感じ)と思うんだけど、今作は割と肯定的なのが胸糞だった〜。最後、主人公が笑顔になるのは同じでも今作は恐らく死んでるのがめっちゃヤダ。死を肯定するなよ。
ただ、この主人公が抱える死への恐怖はすごい共感できる。ほぼ全員は1度は死について考えて夜眠れなくなったことあるでしょ?自分という存在が無くなるのが怖い、永遠の無が怖い、怖いから一度死を体験してみたい。ここまで死について共感させてくれる映画は初めてだったから新鮮ではあった。
主人公は母親が脳死状態で、生きているのか死んでいるのか分からない宙ぶらりんの状態だからこそ、より自分の死についても考えるんだろう。葬式に参加したり、身近な人が死ぬとやたら死が近く感じて息苦しい。それは式が終われば区切りが付くものだけど、脳死の人が近くにいるということは、それがいつまでか分からないけど永遠に続くということに思えて、そりゃしんどいだろうな。
最後までよく分からない映画
公開前に、トラウマ級のホラー映画だと聞いて、楽しみにしていました!
映画を観たら、大きく期待を裏切られましたね😅
全然、怖くなかったし、意味もよく、分かりませんでした😅
何故、死んだフリをした親子が、血を抜かれ、切り刻まれていたのか?
庭に、切り刻まれたはずの親子が、磔にされてましたが、ちゃんと、全身あったし.......
結局、主人公の女の子は、死んだのか?
本当は、死んでないのか?
本当に、謎な映画でしたね💧
題材はいいのに…
実際にあった幽霊団地を元に生きた人間の怖さ、死生観描いてて予告だけ見るなら面白いのかなって思わせる作品。
まず1つに怖くない。
団地に住んでる住民が洗脳(言葉が適切じゃないかもしれないが)されていて、その奇怪な行動で怖がらせようとしているのだろうが、気味悪さも足りなければ後半まで害がない為、怖くない。
この手のホラーは逃げれないことがあることで、閉鎖空間の中で異質な行動の恐怖を感じるが、逃げれる機会が多すぎてどうしてもなんで逃げないのってなる。
2つ目に主人公の行動が意味わからない。
不眠で暇だから友達呼んだり元カレ呼ぶのはわかるとして、元カレと今カノが出かけるのについてくるのか?って思った。
ついてきただけのはずが、なぜか主導で行動し、今カノの発言に苦言を呈したり、元カレにカメラ撮れってヒステリックに言い放ったり、感情移入しにくい人物だ。
これがまだ感情移入しやすかったらこういう目にあって可哀想とか抱けたかもしれないが。
他2人もおかしい行動があるが主人公2人に比べたらかわいい。
3つ目に終わり方。
考察型ホラー?何を考察するんですかって感じ。
なんで主人公最後に団地にいたの?そもそも警察は?大学教授なぜ失踪したの??
ヒントすらないのに考察しろはお粗末
不満が多すぎて書くと長いのでこの辺で。
警察呼べば良いやん。
荻原みのりさんを初めて認知したのは「表参道高校合唱部」だった。絵に描いたような「地味系美人」。そう言えば芳根京子も表参道で知ったし、森川葵もだす。森川葵が大好きなのは、あの第一話があまりにも良過ぎたからだと思う次第。志尊淳も高杉真宙もいたよ、そう言えば。凄いな、合唱部w
さてさてさて。
目当ては荻原みのりです。ひたすら彼女です。かつ連荘の勢いでの鑑賞です。どんな映画かも分かってませんし、タイトルさえ知らずに見てます。
己のうっかり具合を後悔し始めるまで2分ですよ。あ。これはアレか?ホラーか?ビビるヤツか?し、ま、つ、たーーー!
後悔先に立たず。腹を括ってみのりちゃん。
でしたが。
言うほど怖くなかったw
思えばですよ。ホラーが怖くなければならない、なんて誰が決めたんですか?ただ、題材が霊的世界なだけで、泣かすヒューマンドラマやワクワクのサスペンスでも良い訳で。
いつの間にか、怖がらす為の「お化け屋敷クオリティ」や「超常現象のスケール」を競う様になってすまって。て、なんで訛るw
何にしても、ラストナイトインソーホーしかり、必ずしも怖さを強調する必要は無いと。CG・VFXの多用を無駄だと思えるホラーがあっても良い。
なんてなんてなんて。
そんな事、と言うか、エクスキューズが脳裏に浮かんだりして。
この映画、お化け屋敷ネタは、マックロクロスケと「ヘルハウス」的なミイラちゃんくらいですから。
個人的には、この脚本は結構好きです。おまわりさーん、この子、人殺しでーす!イヤ、少なくとも人を刺しましたー!と、チクリたくなるラスト。
伏線回収も鮮やかで、割と満足出来ました。
まあまあの映画
幽霊団地と噂の廃団地に、卒業制作のロケハンに出かけた大学生3人でしたが、そこには死後の世界と心霊現象や魂の存在を信じる心霊系のカルト集団がいて…云々なホラー・ムービー。
萩原みのり演じる主人公の女子大生は、死恐怖症という精神疾患を抱えながらも、カルト集団に取り込まれて行く友人をよそに、不可解な心霊現象やカルト集団を相手に、孤軍奮闘するんですが…。
ホラー映画の美味しいギミックが満載な割には、大して笑えなかった…いや、怖くなかった(笑)
題材、設定は良かったんですが、ちょっと空振り気味…という印象の作品でした。なんか惜しい(笑)
*そもそもこのカルト集団があまり不気味でないというか怖くない(笑)…リーダーらしき筒井真理子も、なんか良い人っぽい感じが抜けないというか、あまり狂気を感じない…。作品の雰囲気全体に言えますが、"弾けて"ないし、空気感が伝わって来ない…舞台設定は如何にも"それ"っぽいですが…。
*筒井真理子の部屋のカーテンの奥にいた"もの"は、なんか『ヘルハウス』を思い出したけど、あんな変なミイラじゃ、笑えもしなかった…。
なかなか辛辣に言い放ってしまった(笑)
…日本のホラーは最近ほんと面白くない…。
*この作品、昔の特撮もののように、「実は、筒井真理子さんは、こんな作品にも御出演でした!」というレベルで語り継がれて行く作品かも知れません…笑
怖さはなかなか、オチが意味不明
正直途中までは結構怖かった。(自分がホラー苦手というのもあるだろうが)
しかし、クライマックスいよいよカルト教団の秘密に主人公が気づいて・・・ってあたりから急にごちゃごちゃし始めてよく分からないまま終わってしまった。
結局あれはbudエンドという解釈で良いんだろうか。
単純に主人公が同行者の洗脳を解いて団地を脱出という展開で良かったと思うんだが、そして植物状態?のお母さんについてちゃんと区切りをつける方が気分良く後にできた気がする。
他の方も指摘していたがミッドサマー的な後味の悪さを目指していたんだろうか。
ユクエフメイ
全体的にホラー少なめな2022年、実話を元にしているとはいえ、オリジナルのホラーが観れることにまず感謝して鑑賞。GW効果もあり座席は8割くらい埋まっていました。
可もなく不可もなくって感じのホラー、というかオカルト映画でした。
・登場人物たちの行動が意味不明
主人公はじめ言動と行動が一致していなかったり、精神状態が不安定なんじゃないかと思えるくらい不可思議な人ばかりでした。
主人公は浅く広くの交流を多くの人としており、自己中ワガママという現実にいたらいくらルックスが良くても嫌ってしまうような人でした。他人をモノとしてしか見てないんだろうなと思うくらい振り回しますし、心霊現象を撮れと強要しますし、無惨に野垂れ死んでもそんなに何も思わないくらいのキャラでした。
元カレは割と真っ当な判断ができていましたし、宗教へと染まった理由もありえない出来事が目の前で起こったからなのでそこにも信憑性はありました。ただ、現彼女はどうも宗教に染まるのが早くて、いくらその人の心が弱いとしても染まってから恫喝する側に回るの早すぎじゃね?と不思議に思ってしまいました。謎ダンスの習得も面白いくらい早かったですし、これはギャグとして楽しんだ自分がいました。
宗教の長的な女性も何言ってるんだろうなーと思っていましたが、そりゃ自分の信じているものが全て他人に伝わる訳はありませんし、互いが互いを理解できないのは仕方ないなとぼんやり見ていました。この人の死についての考えは分からなくもなかったです。あと全体的に沸点の低い人達の集まりなのでキレ散らかしまくります。低予算ホラーではもうお約束なんですかね。
・極薄ミッドサマー
完全にミッドサマーをしたかったんだろうなーと思うくらいのオマージュっぷり。投身自殺だったり奇妙なダンスだったり、でもどれも狂気的とまでは言えず、取ってつけたような粗っぽさが目立ちました。オカルトにもホラーにも振り切れなかった結果かどっちつかずの作品になってしまった要因です。
・駆け足&置いてけぼりの終盤
中盤からやたら意味深な描写を繰り返していたのですが、それが終盤一気に爆発していきました。逃げれるんじゃない?というくらい周辺の地域のライフラインはしっかりしていそうなのに、謎を暴こうとしますし、その謎は人肉を食べたり血抜きしたりして食材提供している実態ですが、これも描写として触れるくらいですし、ここがメインテーマの方がまだ面白くなったんじゃないかなと思ってしまいました。
PG12のレーティングはこの血抜きの描写だったり、肩にアイスピッケルぶっ刺したりしているからやろうなと思いました。投身自殺の方だと思っていたのでちょっとモヤモヤ。
最後も主人公は撹乱させようとしているのか、それとも本気で長の事を信じて死後の世界を体験しようとしているのか、そこが全くわからず置いてけぼりにされました。最後自身の母親の息の根を止めて再会したとか、教授が突然いなくなったとか、考察してくれ!と言わんばかりのぶん投げエンドでした。
ちゃんと104分観たはずなんですけど面白いくらい記憶がうっすらとしか残ってない作品です。最後のシーンハチャメチャなくらいのスプラッターになるんじゃないかと期待した自分もいましたがそうはならず。南無阿弥陀仏。
鑑賞日 5/1
鑑賞時間 13:25〜15:20
座席 F-10
【“生と死の境目”タナトフォビア(死恐怖症)を抱える女子大生が、廃団地に住むパラノイア集団と遭遇して・・。アリ・アスター監督の「ミッドサマー」を換骨脱退した作品。筒井真理子さんの笑顔が怖すぎます。】
ー 私は、チキン故にホラー映画は滅多に映画館では観ない。理由は分かっていて、10年前まで行っていた登山で、数々の心霊現象(特に、無人小屋でのポルタ―ガイスト現象)を経験しているからである。
が、今作に筒井真理子さんが出演されると知り、勇気を奮って鑑賞した・・。-
◆感想
・岐阜県富加町で、かつて起きた”幽霊団地騒動”がベースになっている今作だが、冒頭シオリ(荻原みのり)が、大学の講義で“生と死の境目”をテーマにした授業で教授(彼は、ラスト、意味深な失踪を遂げる)から課された”生と死”についての考察をまとめたレポートを提出する。
ー 常に抗鬱剤と思われる薬を服用するシオリを描いたイントロと、ラストの繋がりは良い。-
・元カレのケイタとケイタの彼女カスミと嫌々ながら、岐阜の廃団地に赴くシオリ。だが、そこには複数の(多くは)白い服を着た複数の人達が住んでいて・・。
ー そして、起こるポルタ―ガイスト現象。グッと我慢して鑑賞続行・・。ふう・・。-
・そして、廃団地に住む人々を束ねるカナコ(筒井真理子)が登場。笑顔を浮かべつつ、三人を迎えるが・・。
ー ラスボス登場である。筒井真理子さんの笑顔の怖さを知ってますか・・。知らない方は「よこがお」を見る事をおススメします・・。-
・心霊現象の中、ベランダから飛び降りる夫を”殺した”母と子。けれども、廃団地の人々は何もなかったかのように、翌日、パーティを開く・・。
何かがオカシイと気付いたケイタとカスミは逃げようとするが・・。
ー マタマタ、笑顔を浮かべたカナコが登場。笑顔で、カスミの腹部を刺す。-
■ここら辺のストーリー展開が粗いのは、残念。ベランダから飛び降りた母と子から血を抜き取る作業をする男。だが、彼は”言われた事をやっているだけ‥”と言い、この後は曖昧に・・。
・カナコが死と生に壁は無いと信じた、且つて自殺した腐乱した夫が揺り椅子に座っているシーン。そして、シオリに起こるポルタ―ガイスト現象。(ちなみに、ケイタとカスミは、とっくにパラノイア集団に洗脳されている・・。)
そして、カナコの表情が一変して、シオリに”死ね!”と言葉を叩きつけるシーン。
- 筒井真理子さん、怖すぎます・・。-
■で、コレマタイキナリ舞台は東京に・・。(全くもう!)
・カナコは生命維持装置を取り付けられた母の病室を訪れ、装置を外す。そして、カーテンの陰から現れた母と抱擁する。
- カナコが廃団地で経験した事により、死後の世界はあると信じ、行った行動である。少し沁みる・・。-
<ストーリー展開が粗い部分も多々あるが、カナコがタナトフォビア(死恐怖症)を抱える理由や”生と死”について拘る理由が氷解したラストと冒頭の繋がりは良かった作品。
それにしても、筒井真理子さんの笑顔は怖いなあ・・。>
よくわからなかった
おそらく、主人公が今まで目を背けてきた生と死に向き合って受け入れる、って言うのが話のキモなのかな、とは思いましたが、その他の部分は結局なんだかよくわかりませんでした。
加奈子さん以外の登場人物の話はほとんど回収されないまま終わってしまったし。「僕だってほんとはこんなことやりたくなかったんだー」の人とかも、何か事情ありそうだったけど。
ホラーはどちらかと言うと普段はあまり見ないジャンルなので詳しいところはわかりませんが、不眠症なのにも関わらずあの不気味な砂嵐のテレビつけっぱなしで寝るのとか、なんでなのかな?特にあれが好きでつけてる訳でも無さそうだし。ホラー映画の慣習か何か・・・? 良い睡眠の為には、テレビはきちんと消して、寝やすいベットか布団で、どうせなら癒しの音楽か何かかけながら寝た方がいいよ!・・・なんてお節介ながら考えつつ見ておりました(^_^;)
体力気力共にもっていかれました
いや。本当に監督、この監督からこの作品が‼️です。
怖いんですけど、他にたくさん考えることもあるんです。
これは【史織】が生き抜いていくためのエピソードでもあるし、死の事についても考える深いところもあるのかなと…。
メインの登場人物は萩原みのりさん演じる【史織】所謂どこにでもいそうな女子大学生。
死恐怖症という持病をかかえ、眠りが浅い日々、夜が来るのが怖いのかな…。ハッキリとした性格で、とても強い、本当に強いけど、心の中は繊細にできている。
相変わらず表現力とパワーの凄さに圧巻。
舞台挨拶で見ていた方と同じ方とは到底思えない。
監督も言ってた彼女の顔色は本当にすごかった…
全身を使い、団地の方々に立ち向かう姿は自分をしっかりと守るため、死と向き合うため、これは敢えて、ここに行くことを準備されていたのかなとも感じる。
元カレの啓太は、倉悠貴さん
倉さん、とてもよかったです。
啓太の彼女役の真帆は山谷花純さん
この登場人物、1番普通に近い。
染まっていく姿が自然と、人の弱さの表現が素晴らしかった。
本当に摩訶不思議で、ホラー感ありつつ
実は幽霊より怖いものは人だと実感。
ただ、愛おしい方を亡くしたときにこの団地に住まわれてるように誰かに(何かに)縋りたくなったりされる方もいるんだろうなぁ。
私は無宗教だけど、宗教とかにハマる方はきっとそういうのに近いかと感じた。
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