「君は性欲というものがないのかい」君は放課後インソムニア ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
君は性欲というものがないのかい
2023年劇場鑑賞145本目。
石川県七尾市を舞台にした不眠症の高校生二人の話。今年はアニメではこの作品とスキップとローファー、ラブライブの新作が石川県に深く関係していて、実写ではスパイスより愛をこめてとこちらの作品が現在公開中と、石川県もどれとタイアップすればいいのか持て余している感じがあります(笑)
スキップとローファーは、能登弁をしっかり再現していて非常に好感が持てたのですが、こちらの作品はアニメも実写も全く方言がなく、七尾の田舎なので見慣れた景色も特になく、石川県を舞台にする意味があるのかはなはだ疑問です。田舎なので星はきれいに見えるのでしょうけど。
不眠症の男女なので、必然的に誰もいない夜に行動を二人きりですることが多いのですが、こんなかわいい子と一晩中一緒なのに全然ドキドキしている感じがなく、周りは不純だと言っていますがプラトニックが過ぎます。この頃の男子高校生なんて性の事しか考えてないだろ!まぁ森七菜がヒロインを元気っ子で演じているので色気もくそもなくただかわいい、女のコというより小動物のかわいさなので仕方ないのかもしれませんが。
色々書きましたが、二人のやりとりより、二人のそれぞれの親とのやり取りで泣いてしまいました。
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