「まいったなぁ〜」ハウ まーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
まいったなぁ〜
まいったなぁ〜、犬好きにはとても沁みる映画やんか。
婚約者に振られた主人公(赤西)が、上司に勧められて保護犬を引き取りハウと名付け、新居で暮らすハメになったものの、徐々にハウの人懐っこさに心を撃ち抜かれていく様が可愛くてほっこりしてしもうたわ。
その後、アクシデントでハウが青森までトラックで運ばれてしまい、さてさてどうなるやらと心配したが、お約束どおり元居た場所(横浜)目指して一目散に戻っていく様子にちょっとホッとしたのも束の間、行く先々で様々な出来事(ダンスの中学生が良かった、また、傘屋の女主人との出会いに胸を打たれた。)に巻き込まれるが、なんとか主人公に再会(川沿いの土手での場面は最高やね!)して良かったなぁとなるところ、元居た場所から主人公が転居していたため、新しい飼い主にブンと名付けられていた。
ラッキーからハウ、そしてブンと名前を変えながら、人にやすらぎを与えてくれた存在はとても大きい。
主人公が新しい飼い主となった男の子にリードを離してはいけないと諭すところは自戒を込めて未来に託すことなんだろう。
主人公に寄り添っていた同僚(実はサビネコ)がいいなぁ。
また、ナレーションの石田ゆり子さんの声に癒された。
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