「実に A24制作っぽい」カモン カモン sysrさんの映画レビュー(感想・評価)
実に A24制作っぽい
地球や社会の将来に関する現代の子供たちの素直な考えを全米各地で拾いつづけてきたジャーナリストが、世間の常識よりもだいぶ自分の感情に素直な甥っ子と、諸々般々の事情で二人で過ごした一ヶ月くらいがおこした心の変化の物語
ホアキン•フェニックス伯父さんと張る甥っ子、ウディー•ノーマンがとにかく凄い、その年端でそこまで深く人間を描けるかね
ロサンゼルス・ニューヨーク・ニューオリンズ、とても彩度の高い街をあえてモノクロームで撮ることで一人一人の感情が際立つ、普通にフルカラーだったら燻んでしまってたろう
いまのアメリカにとって制作陣が大事だと思うメッセージを子供の声に載せて届ける、演出も内容も、なんとも A24っぽい
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