「劇中曲のアクセントたるや。」彼女のいない部屋 カレーと豚カツに甲乙つけ難いアラ50さんの映画レビュー(感想・評価)
劇中曲のアクセントたるや。
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不運にも愛する家族を失った主人公の記憶や心境の描写に特化した本作品。映画としては珍しいテーマではないし、悲喜交々のバランスとトーンに単調な嫌いはあるものの、どこか新鮮な気分で観ることができた。リゲティの「ムジカ・リチェルカータ 第1番」には引き込まれてしまった。全編を通して音楽の使い方がとても効果的だったように思う。言葉よりも音楽のほうが記憶と相性が良いだろうから、納得感がある。ちなみに、宇宙船のようなAMCペーサーも好きです。
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