劇場公開日 2023年4月28日

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室のレビュー・感想・評価

全307件中、241~260件目を表示

4.0ベタなストーリーだけど好き

2023年4月30日
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泣ける

ある程度、先が読める所はあるけど、
感動をしました。。
私はこの映画がすきです。
また観たいと思える作品でした。

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とおる

5.0ストーリーは良かった

2023年4月30日
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医療知識があるとかなり無理なストーリーなのですが
全体的にまとまってて見応えあったと思います

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卵かけご飯

5.0是非エンドロール最後まで観てください

2023年4月30日
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mayu

4.0素晴らしい!

2023年4月30日
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鑑賞方法:映画館

素晴らしいチームワークですね。
子どもの鳴き声シーンは、涙でした。
都知事とても嬉しそうでした。

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かん

4.0医療系レスキュー隊としてたらドラマ度半減。

2023年4月30日
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ドラマは毎週楽しんでたし先日のSPドラマも鑑賞済で期待高めで着席。ドラマ観てない人でも分かる様にちゃんと説明してましたね。逆に観てたから予告編で謎だった事もスッキリ回収された。
確かにこんな危ない医療機関が存在してたら反対する人だらけだと思う。誰か1人を救う為には自分が死んでも構わないって事でしょ。それって沢山の人を救えないって事になるじゃん。待ってなきゃ救えない命の方が多いと考えるのが普通だよね。
危ない東京チームのリーダー喜多見と正反対の意見を持つ横浜チームのリーダー鴨居、観ていて両方とも間違いではないと感じていたが、本人達ではなく政治家が対立させて勝敗をつけようと動いていた。こんな事、案外あるんじゃないかな。
ストーリーとしては意外な展開はほぼなく、火災から人々と妻を助ける為に頑張るだけ。ただ、その展開がドカドカ楽しい。お、この事件はこれで終わりじゃんって思った途端、ドカーンの繰り返し。現場で被害者の子供達が人助けに協力してくれるシーンでジワッ。ラストは喜多見夫婦が亡くなってチームを鴨居が引き継ぐんじゃないかと想像。そのくらいやばい流れだった。とても良かったのが元メンバーの音羽の立ち位置、ドラマの時から喜多見と対立してたけど、鴨居と同じで間違ってはいないんだよね。テンポも良く色々考えてさせられて結構ウルウル。もしMERの設定が医療系レスキュー隊だったらドラマ度半減だね。
めっちゃ楽しめました。

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涼介

4.5MERの絆に涙

2023年4月30日
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鑑賞方法:映画館

ドラマも観てからの鑑賞。
映画版ならではのスケールと感涙必須のストーリー。
最後までハラハラドキドキしてのめり込んで観てました。
期待を超える完成度で、また観たくなりました。

脚本良いなと思ったら、脚本は実写版キングダムやONE PIECE FILM REDを手がけた人なのね。

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natsuko

4.0パーカー(o^^o)

2023年4月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

萌える

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ゆき

3.5流石に無理あり

2023年4月30日
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感動しないと人間性がないって言われる映画ですね。絶賛の嵐を読むと、天邪鬼な私は、逆張り行っちゃいます。
ドラマも全部見てて、喜多見Drすげ〜って思ってます。私も括りでは同業ですが、足元にも及びませんし。

でも、映画はちょっと無理ありすぎる設定ですね。横浜のランドマークタワーの大規模災害事案に対し、最初に出動するのが東京と横浜のMERだけって。普通の神奈川県か横浜市の救急隊も出動するでしょう。TO1メチャクチャ早く現着してたけど、救急車って、制限速度守るから、高速とかで一般車両にバンバン抜かれるんですよ。都会の日曜?の高速道路って混んでないのかな?

まあ、それでも最後の方まで私も手に汗握って観てたわけですが、あまりにも喜多見推しなだけのお膳立てが続くので、最後は冷めちゃいました。ようやく突入した杏が、おばあちゃんだけ受け取って喜多見が再突入するのを見送っだり、妊婦の手術を東京チームに譲ったり。

同等の技術を持ってるなら、コンディションが良い方が手術すべき。アレはやりすぎ。やらせ過ぎ。
まあ、そういう映画だからしょうがないのでしょう。スーパードクター喜多見、バンザイ?

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Route193

4.5鈴木亮平さんを観に行ったら、他もなかなか凄かった件

2023年4月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

鈴木亮平さん主演の劇場公開作品で大変気に入っているのが「HK 変態仮面(シリーズ)」と、「俺物語!!」です。これら作品主人公に共通しますが、生真面目でストイックな役柄(?)をさせたら日本屈指の俳優さんであることは間違いないと思います。

特にコメディシーンでは馬鹿真面目さとのギャップ感が遺憾無く発揮され、本当に演技の振り幅の広い・・・というか、良い意味で「変態的テイスト」さえ醸している稀有な俳優さんではないでしょうか。

そうなんですが、最近地上波テレビは水星の魔女くらいしかリアルタイムで鑑賞してませんで、今シリーズもまさかの初見でございます。なんとなくお付き合いで数話観たんじゃないか、あれ、違うドクターヘリ飛ぶ番組だったかも(笑)・・・ってな具合でした。

映画鑑賞を趣味とするものとして、この作品の予告編はそれこそ、30回くらいは観たんじゃないでしょうか。いかにも煽り方がお涙頂戴パターン、しかも炎上するビルの炎のエフェクトもとってつけたくらいのチープさだったので、これは低予算劇場版あるある、取り敢えずTVファン向け、ゴールデンウィーク集客用に突貫工事で作った作品だと思っていた次第です。

ただ・・・良い意味で期待を裏切ってくれました。予告編の炎のエフェクトさえ、最近流行りの逆サンプル詐欺
でした。おい、こんなに燃えてるけど大丈夫?俳優さん火傷するんでは、と見紛うばかりのVFXですよ。

そして何より脚本、演出、俳優さんの演技が秀逸!

自らの危険を顧みず、時に行政トップの指示なんかガン無視で(笑)、誰一人として死なせはしない!っていうチーム各自の熱い気持ちで炎の中へ突進して行く様が終始貫かれておりましたが、かなりの脚色はあれど熱い気持ちが呼び起こされる内容でした。

映画冒頭のエピソードで、噛み砕いて分からせる丁寧な脚本、演出、俳優さんの演技は私ら初見に本当に親切でした。そして最初にハートを掴まれて、ずっとひっぱられた感じが否めません。

また、鈴木亮平さん以外のチームの俳優さんの見せ場の作り方、今回敵役?の杏さんの存在感溢れる素晴らしい演技(レギュラー化希望)、暗躍する政治家達などなど、冒頭のレビューが無駄に長くなったので端折りますが、上手く組み上げられていて結果として鑑賞後の爽快感、達成感が半端ないです。

いやー、良く出来た映画でした。素晴らしい。

ただ、予告編だれ作ったのか知らないが、あの映像のチープさはむしろ誤解を招く内容含むので、改善すべきと思いました。

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やまちょう

4.0TOKYOMER 最強‼︎

2023年4月30日
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泣ける

興奮

幸せ

ドラマもガッツリ観てました。
相変わらず喜多見先生は無茶するけど、それを支える最強の医療チームとレスキュー隊はほんと尊すぎて涙しました。そして音羽先生は…これまた最強すぎる。

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エミコム

5.0素晴らしい!

2023年4月30日
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素晴らしい映画だった。上映中退屈になる場面は全くなく、あっという間の2時間8分だった。劇場版として文句の付けようのない出来だった。満点です。ドラマ当初では多少鬱陶しく感じていた工藤美桜の『死者は•••ゼロです!』も心地よく心に響いた。TOKYO MERではこれ以上のものは作れないだろうなあ。スピンオフで杏のYOKOHAMA MERもドラマでやってほしい。

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Uno hi

3.5結果オーライのご都合主義に目をつぶれば、娯楽作品として十分に楽しめる

2023年4月30日
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たまたま助かったから「英雄的な行動」になったけれども、火災現場での手術にしたって、身重の妻との避難にしたって、普通だったら「全員死亡」という結果になっていただろう。
緊急事態においては、「多数の命を救うために少数の命を犠牲にしなければならない」ということが起こり得るし、困難な選択を迫られ、苦渋の決断を下さなければならない時が必ずある。その点において、MERのメンバーのみならず多くの消防隊員をも危険に晒すことになる手術を続行し、子供だけでも助かるようにと帝王切開を行わなかった主人公たちの判断には、どうしても疑問を感じざるを得なかった。
「死者ゼロ」のコールは確かに感動的ではあるが、彼らの行動を見ていると、その目的に拘泥するあまり、結果的に多くの死者を出しかねないのではないかと思えてしまうのである。
そもそも、火災現場では、炎だけでなく煙による被害も多いはずなのに、あれだけの規模の火災において一酸化炭素中毒による死者が1人もいないというのは、あまりにもリアリティーがなさすぎるのではないか?
ただ、そうは言っても、スケールの大きさは「劇場版」ならではだし、次から次へと畳み掛けてくるような「見せ場」の連続にはグイグイと引き込まれた。
絶体絶命の危機に陥ったその時に、必ず仲間が助けにやって来るというベタな展開にも、思わず胸が熱くなる。
妻か心肺停止状態になった時には、妹を殺してしまったという前科があるだけに、よもや今回もかとハラハラしてしまった。
難しいことを考えずに「娯楽作品」として観るならば、十分に面白いし、楽しめる映画だった。

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tomato

5.0出来れば続編もして欲しい!

2023年4月30日
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ゆぽ

4.0うーん、趣旨はわからなくないけど、もう少しちゃんと調べてほしいです…。

2023年4月30日
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今年140本目(合計791本目/今月(2023年4月度)35本目)。

「高速道路家族」から70分で移動してこちらの作品へ。
ドラマ版(テレビ番組版)などもあるそうですが、そちらは見ていないほうです。
…といっても、映画のストーリー自体はほぼほぼ一本筋ですし、時間の巻き戻し処理も2回か3回かくらいで、それほど難しいストーリーの理解は求められないところです。

気になった点は2点で、特に後者のほうは法律系資格持ちなのでかなり気になったところです。
まず前者は「この映画が扱う特定の災害に対してトラウマなどを抱える方に対する配慮がやや足りない」というものですが(これがさんざん言われたのが「すずめ~」だった)、この映画はそうはいってもテレビドラマ版があり何を扱うかは明白なので、それを見ていないほうが悪い、とも言えます。まぁここは引いても減点0.1くらいでしょう。

ただ個人的には後者の法律的な解釈についての理解がかなり甘く、何がどうなっているのか…という点がかなり気になります。災害時といった特殊な状況下において特別に発動される法はなく(一部除く)、民法をはじめとした一般法で処理されるので、その観点で見るとかなり傷は大きいです。

個々個々気が付きにくい点があるのですが、それでも行政書士でも資格を持っているとわかってしまう点なので…。ここは「ある程度」ケアが欲しかったです(法律的な観点での監修はどうもされていないようです)。

 採点は下記の通りで3.8を4.0まで切り上げています。
個人的に二捨三入(七捨八入)を採用しているので、3.7だと3.5になりますが、3.5評価は過去に2つしかなく、それらはかなりの傷が見られるところ、この映画は単に「詰めが甘い」だけであり、積極的な意味で変だったりというところではない、というところで、1.2減と1.3減は使い分けています。換言すればこの0.1で「調整弁」を図っている形です。

 (減点0.4) (緊急)事務管理と無権代理

 事務管理において、管理者は本人からあらゆる代理権を与えられているのではなく、対外的に第三者に指示を出したり契約を結んだりすると、表見代理の条件を満たさないなら単なる無権代理にしかなりません(昭和30最高裁)。このことはこの映画のストーリーでいう緊急的な場合(あるいは、緊急事務管理が成り立つ場合(民法698))においても同様です。

 なお、映画内でAED等を使用しているところがありますが、それは、彼ら彼女らがとっている行為が緊急事務管理(698)であるため、「悪意または重過失」(ここでいう「悪意」は通常の日本語の意味。「積極的悪害」に近い)がなければ責任を負うことはありません。ただ、このことはリアル日本でもAEDの使用について国民の間でもためらいが見られる(特に女性に対して行った場合に民事裁判を起こされたりすることを恐れて処置を施さない等)のも事実で、こういう映画であるからこそ、ここはちゃんとした説明が欲しかったです。

 (減点0.4) 夫婦の相互代理権と民法110条(権限踰越(けんげんゆえつ)の表見代理)

 夫婦には相互の代理権がありますが、それを基本代理権として権限踰越の表見代理(元の基本代理権を超える代理をすること)が成り立つかどうかは、ケースバイケースです。最高裁判例は「個々個別の状況を見て、それが対外的にわかる場合については類推適用して基本代理権の権限踰越として処理する」というものであり、映画内の描写は不自然な部分があります。

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 ※ 単独で110条が適用されるケースとして、「当分海外に行くから、自宅を賃貸して家賃を得たいから交渉してくれ」という代理権を与えられた人が、「賃貸」を超えて「売買までしてしまう」というようなケースが代表的です。
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 (減点0.4) 官僚の言っていることが無茶苦茶

 消防について各都道府県を監督するのは総務省です(厚生労働省ではない)。また、この映画で出てくる官僚の方々、やることすること無茶苦茶で(まぁ、それが映画の一つのアクセントとはいえる)、学問上の行政組織法(行政の組織の上下関係、指揮命令等がどのようになっているのか、等を定める法律を寄せ集めをパッケージ化したもの)の解釈が不十分なため、無効な行政行為とみなされ、無視される可能性があります(無効な行政行為には公定力(国民を拘束する力)が発生しない)。のみならず、何人ともそれを無視することができ(無効な行政行為に拘束はされない)、最悪、災害現場の中で無効等確認訴訟(行訴法)を起こされる可能性もあります。

 この点、消防の監督が総務省であるとか、たとえ「別の省」(ネタバレ回避)であろうが、いずれにせよ「法の権限を越えて勝手に指揮命令権がない」ことは常識扱いであり、ここはかなりの傷になるように思えます。ただここは指摘もしますし減点幅も大きいですが(行政書士の資格持ちとしては「この減点」は極めてきつく見ざるを得ない)、これをどうこう言い始めると映画のストーリーが0分で終了するという別の問題もあるので(ストーリーが成立しない)、どこまでの減点幅にするかは難しいです(これのみで1.0あたり引かれても文句は言えない)。

 決してこういう「ひねくれた」レビューが一般的だとは思ってもいませんが、少なくともそういう観点で見る人は一定数います(リアル救急救命士や医師の方でも違和感があったのではなかろうかと思えます)。この部分について「最低限のケア」がなかったのはちょっと残念に思いました。

 とはいえ、これらの指摘はそういった「特殊な属性」(法律系資格を持っている等)がないとできないことで、一般的には救急救命士や医師、消防士等を扱った映画というように多くの方が解されると思いますが、それは換言すれば当然の話であり(子供でさえ理解できる)、一歩踏み込んで「ここは法律的な解釈でどうなっているのか」という点まで踏み込んで検討すると、結構な減点幅があったりするわけです(決してパーフェクトに作ってほしいとは思いませんが、いろいろ変なところがあるので、一部の法律ワードや「法律的なアクション」は無視したほうがよくなる)。

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yukispica

4.0安定のブランド「TOKYO MER」

Mさん
2023年4月29日
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仲里依紗さんがきれいだった。ただ2つ疑問が。
1つ目。覚悟して結婚したはずなのに、なぜ実家に帰るとか言い出したのか。
2つ目。妊婦さんだったら、お腹の子をとにかく助けたいと思うのではないか。母体が助かることが赤ちゃんが助かることになるのだから、自分が助かることに力を尽くすのではないか。
別件として。そう言えば、我が家ではドラマがあっている間は鈴木さん扮する喜多見チーフのしゃべり方の真似が流行っていたな。
さらに別件として。そう言えば、地震の後に、避難所で、中学生が一生懸命働いていて心が動いたな。

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M

4.5あっという間の2時間!

2023年4月29日
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くろくるりん

3.5鈴木亮平だけで価値が有る映画‼️❓

2023年4月29日
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ストーリー、監督、脚本、映像、これだけポンコツで最低な映画も珍しい。
憶測するに、鈴木亮平を歴史的に際立たせるためだけに創られたものなんかも。
出演者へのインタビューによると、鈴木亮平の出演シーンだけ、鈴木亮平のアドリブで構成されているとのこと、他の出演者のセリフも鈴木亮平が作成してるらしい。
鈴木亮平は医学書を読破し、メスやカテーテルを購入し、私生活でオペの練習したをしてたとのこと。
だから、鈴木亮平の出演シーンだけ鬼気迫るものがあるのが頷ける、これだけで観る価値があります。
物語は医学的にも、政治的にも、社会的にも、劣悪で、低品質です。
ただ、鈴木亮平の神がかりな演技を観るためだけに、是非。

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アサシン5

4.5待ってるだけじゃ味わえない感動がある!

2023年4月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

毎週泣きながら観ていたテレビドラマ「TOKYO MER 走る緊急救命室」の劇場版。すでに予告だけで目がうるうるして、公開をずっと楽しみにしてきた本作。もちろん公開初日に鑑賞してきました。期待以上の出来ばえで、開幕1分で目が潤み、その後も何度泣いたかわかりません。

ストーリーは、横浜ランドマークタワーで放火による大規模火災が発生し、高層階に取り残された人々を決死の覚悟で救出する救命医療チーム・TOKYO MERの活躍を描くというもの。基本構造はテレビドラマと同じですが、今回はスケールが大きく、YOKOHAMA MERとの対立、厚生労働大臣の陰謀、さらには喜多見と再婚して妊娠中の千晶の救出も加わり、物語をおもしろくしています。

とにかく喜多見の生きざまが熱すぎます!医療ものは、奮闘する医師の姿がただでさえ涙腺を刺激するのに、そのさらにずっと上を行く喜多見の言動には、心を鷲掴みにされ、激しく揺さぶられます。喜多見は、医師として絶対に命を諦めない、そのためには何一つ躊躇しない、どんなに切迫した状態でも冷静に判断する、仲間を責めず見捨てず信じ抜く、もちろん己の体と技術の鍛錬は怠らない、そして誰に対しても笑顔と優しさを忘れない、そんな男として描かれます。もはや欠点がなさすぎて怖いぐらいです。それなのに、この聖人君子のようで現実感の薄くなりそうな喜多見という人物を、嘘くさく感じさせないのが、鈴木亮平さんの卓越した演技力と滲み出る彼自身の人柄です。余人をもって代えがたいとは、まさにこのことです。

そんな喜多見の奮闘ぶりに負けず劣らず熱いのが、MERメンバーと彼らを支えるスタッフや協力関係機関の人たちです。時には互いの主張をぶつけ合い、時には全てを投げうって支え合い、己の役割を全うする姿がとにかく熱いです。プロの矜持とそれによって結ばれたチームの絆が、患者のみならず、私たち観客にも勇気と希望を与えてくれます。また、本作はフィクションではありますが、エンドロールで映し出された本物の医療現場の写真も胸熱でした。職種は全く違いますが、私も自分の仕事に全力で向き合い、今まで以上に精進したいと思いました。

本作はドラマ未視聴でも理解できますが、白金大臣や久我山あたりの動きはわかりにくいと思います。また、喜多見の妹の重要度も前もって知っておきたいところです。テレビドラマで描かれた登場人物の人柄や相関、本作公開直前のスペシャルドラマで登場したYOKOHAMA MERとその創設の立役者である音羽の立ち位置など、作品の背景がわかっていたほうが圧倒的に没入できるので、事前にスペシャルドラマだけでも観ておくといいと思います。

まあ、展開が読めてしまったり、ご都合主義が目立ったりもしますが、それは織り込み済みなので気になりませんでした。ただ、放火犯の背景はもう少し描いてほしかったですね。「今野、そこに動機はあるんか?」とツッコミたくなりました。とはいえ、それが大きなマイナスポイントになるほどではないので、ぜひ多くの人に劇場に足を運んでほしいです。待ってるだけじゃ味わえない感動があります!

キャストは、鈴木亮平さん、賀来賢人さん、中条あやみさん、小手伸也さん、菜々緒さんら、テレビドラマ版の俳優陣が息のあった抜群の演技を披露しています。ここに杏さんを迎え、鈴木亮平さんとの演技合戦が作品を盛り上げます。

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おじゃる

5.0観て良かった

2023年4月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

感動して泣けますし、医療者から観てもやっぱ面白かったです。DMATを目指したいという気持ちが再確認できました。

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たこ

3.5一心不乱!!救える命と救えなかった命

2023年4月29日
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鑑賞方法:映画館

妹さんを亡くした思い出すつらい過去。
東京救命と横浜救命の見事な連携、
チームワーク!
一人でも多くの命を救いたい!
災害現場から現れた一人の勇姿!
目標達成できて新しい生命の誕生の喜び
最後に笑顔が見られて良かったと思いました。

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美紅
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