「そうはならんやろ!」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 あきらさんの映画レビュー(感想・評価)
そうはならんやろ!
なっとるやろがい!
と、一人でツッコミながら観てた。
今時、あれだけ大量のガソリンをどうやって用意するの?
その用意したガソリンを1人であちこちに置いて回るには、何度も往復する事になる。
だから二回に一回は手ぶら。
一人で準備したのなら、それが何度も。
休日のビジネスフロアで、ほぼ無人だからこそ、不審な動きが目立ちそうなのに、警備員は何をしている?
スプリンクラーや排煙装置にも細工したらしいけど、そこまでの計画性と実行力が有る人が絶望するほどの事とはなんだろう?
この事件、少なくとも実行犯は複数人居ないと実行できないのでは?
実行犯が複数人なだけでなく、計画の立案役やそれらのまとめ役も居る?
全員助ける為に火事の現場にでも突っ込む展開には熱くなるモノが有る。
でも、映像を見て分かりやすくする為の演出だとしても、レスキュー部隊の服装に対してMERの皆さん、薄着過ぎませんか?
ドラマだし、「制服」の「立場や所属を分かりやすくする効果」を優先するのも仕方ないけど。
「もう、現状ではこれ以上打つ手が無い」という状況で颯爽と駆けつけて、状況を好転させていく助っ人の登場は熱い!
自分の手柄の為に現場を引っ掻き回す大臣、マジウザイ!
そいつをヨイショする太鼓持ちもウザイ!
こう思わせた時点で役者さんの演技力の勝ちかな?
こういう状況だし、最後の最後で良いから、命より手柄を優先する大臣を太鼓持ちが殴って欲しいと思ってたら……
こういう仕返しも有り!
ドラマのテンポを保つ為の演出だろうけど、投与した直後に「お薬」の効果が出るって、さすがに早すぎません?
知事。
他人の前では浮かれず、一人になってからのガッツポーズが可愛い。
自分が助けられる側だったら、助けて欲しいけど、そのために助けに来た人がケガしたり、最悪、命を落としたりもあり得るとなると…
考えさせられる。