「日本映画の甘さをいい意味でも悪い意味でも露呈した作品」劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
日本映画の甘さをいい意味でも悪い意味でも露呈した作品
TVドラマを映画化する場合、アメリカでは放送が終了した作品をキャストを一新してリブートする形をとります。ハリソン・フォードの「逃亡者」、トムクルーズの「ミッション・インポッシブル」シリーズなどがいい例で、これらは映画史に残る傑作だと思います。ところが日本ではドラマの続きを映画でやろうとします。大ヒットした「踊る大捜査線」「海猿」「HERO」「コードブルー」などは映画としては観るに耐えない駄作揃いで、映画として成功しているのは踊るの1作目と「容疑者Xの献身」くらいじゃないでしょうか。前置きが長くなったところで、今回の「TOKYO MER」の映画化ですが、「TOKYO MER」という作品の映画化としては成功してると思います。ありえない軽装で災害現場に飛び込んでいく主人公たち、基本出てくる人全てがいい人たちで、絶対死人が出ない!例え全くリアリティがなくてもそれが「TOKYO MER」という作品なんでしょう。ファンにとっては名作だと思います、それでいいんです。思った以上に存在価値がない杏ちゃん率いるYOKOHAMA MER、ジェシー扮する潮見らがTOKYO MERに感化される下りは説得力不足だし、ドラマよりもテンポや盛り上げ方がイマイチで、これは演出力不足かな。自分的には山田純大さん扮する警官隊にも活躍して欲しかったし、一番オイシイのは鶴見慎吾さんでした!!
返信ありがとうございます。\( ˆoˆ )/確かに比較対象として、世代的に鈴木亮平さんはNo.1 とはいえ 世界の🌎ハリウッド映画のスター相手は酷ですね。申し訳ないです。銭形警部ですか?シュールのような・・・
コメント返信ありがとうございました。タワーリングインフェルノのは40年どころか50年近くの歳月でも色褪せない名作。キチンと男のドラマ【情けない社長のバカ息子含め】描かれてました。マックイーン、ニューマン勇姿が焼き付きました同感です。ただ本作の鈴木亮平は良い子のスーパーマンすぎてアンパンマンレベルで焼き付きません。それだけは真実😊😊😊