「砂時計の時間」たぶん悪魔が shantiさんの映画レビュー(感想・評価)
砂時計の時間
音楽もなく、生活音と出演者たちが話す会話が現実的な世界での物語を紡いで行く。砂時計の砂が落ちて行く確実な時間の中で、主人公の青年の辿り着く死が近付いて来る。絶望感がスクーリーンから零れ出す。やり切れない作品ではある。役者たちの美しさがまた死の匂いを漂わせる効果をもたらす。間違いなく佳作ではあるのだが、見ていて辛い作品である。
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音楽もなく、生活音と出演者たちが話す会話が現実的な世界での物語を紡いで行く。砂時計の砂が落ちて行く確実な時間の中で、主人公の青年の辿り着く死が近付いて来る。絶望感がスクーリーンから零れ出す。やり切れない作品ではある。役者たちの美しさがまた死の匂いを漂わせる効果をもたらす。間違いなく佳作ではあるのだが、見ていて辛い作品である。