ツユクサのレビュー・感想・評価
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軽過ぎ
実力派のベテランキャストを揃えた割に響いてこなかった。
冒頭の隕石衝突のくだりにしろ、Tバックを手にキャッキャッとはしゃぐところにしろ、太極拳もどきのラジオ体操にしろ、物語にアクセントをつけるためのコメディ要素というつもりなのだろうが、今ひとつ。
主要キャストがそれぞれ過去をひきずっているのだが、掘り下げが足らないので感情移入するまでには至らない。
小学生同士のキスシーンも必要なのかな?
江口のりこのバーターで押し込んだのが丸分かりのベンガルの使い方もどうかと思う。
とにかく、脚本が練られていないのかなという感じが強いし、内容とキャスティングがいまいちマッチしていない。
やはり、朝日新聞が絡む映画は駄目だな。
金だけ出して口を挟まなきゃいいのに、
狛犬の 背中で握る 一升瓶 意識落ちても 瓶は落とさず
心地いい感じの大人?の恋愛劇⁈
ツユクサはどこにでもある、ありふれた花でした。
人が隕石にあたる確率は、1億分の1だという。劇中、それは滅多にないことだ!的に話をすすめていくけれど、いやいやそれじゃ日本国民のうち一人は当たるってこと?結構高くないか?と、そのあたりからなんだかこの映画に熱中できなかった。
フミ(小林聡美)が少年コウヘイと親友となるのはいいけれど、ゴロウ(松重豊)との恋は唐突だった。小林聡美の演じる人物に人間的魅力はあるけど、恋愛ものには不向きだと思う。二人が惹かれていく過程もちょっと薄い。どちらの立場だとしても、相手をいい人だとは思うことはあっても恋の対象とするには未成熟な関係にしかみえない。人生の終盤に差し掛かる前の、この人じゃなきゃ!って相手でもなさそう。もしかしたら、そんなパッションを秘めていながら隠せるほどの歳の重ね方をしてきたのかもしれないけど、そんなそぶりもみえない。まあつまり、二人を見てても艶がなく乾燥してて、ドキドキしないんですよね。
なにより、「何処でもよかったんです、東京から遠い、遮断機の音のしないとこなら。」といってやってきた田舎の町に、ちゃんと電車が走ってんじゃん!!って拍子抜けしてしまったこと。静かな小さな町の中を電車が走ってれば、カンカンカンカンとおそらくどこにいても聞こえてくるはずだよ。せっかく鉄道のない西伊豆でロケしてるのになんで自らぶちこわしちゃうかなあ。それに、おいおい君たち車は置いていくのかい?あっちだって車がないと不便だぜ、と余計な心配までしてしまった。
なにをさておき、白酒師匠。楽しみにしてたんだけど、高座での無双感が全然なくて間が悪く、期待外れだった。鯉昇師匠のほうがまだ馴染んでた。
アラフィフ応援映画
いくつになっても、つらい過去があったって、恋することは悪くない
そんなによいですか。
高評価なレビューが多い気がしますが、正直観終わってなにも残りませんでした。鑑賞中は転校生のラストシーンが何度も頭をよぎりました。キャストは楽しくなりそうな感じなのに、なぜ?私だけでしょうけど、50代に希望なんかありません。そこかも‥
50代でも充実している人々の心にはささるのかも。
やっぱり日本が好き
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
まず最初に映画と全然関係ない話題から始めさせて貰います。
今、配信会社のN……が世界配信している日本のバラエティが大人気らしいです。番組名は・・・
はじめてのおつかい(英題 Old Enough!)
皆さまご存知ですよね?私も勿論好きなんですよ。大体最後にお母さんが涙を流すんですが。その5秒前から泣いちゃうもん。
海外の反応は毀誉褒貶が有るんですが、概ね好意的。ただねアメリカでは虐待と考える人もいます。そりゃあアメリカだからしょうがない。銃社会だし。まあ日本は性善説の社会。小さい子供は地域で見守る。そんな感じですかね。
それでなるほどと思った感想があるんですよ。
「まるでジブリの世界!トトロを思い出した!」
そうなんですよ。大体ロケ地は地方都市。海あり。山あり。雑木林あり。鎮守の森あり。モハメド・アリ。
すいません。最後のは違いますね。
多分、そう感じるのは私が東京の下町の生まれだからも知れません。住宅しかなくてつまんない所だからね。
今回は枕はここまで。まずは登場人物から。
主役は五十嵐芙美(小林聡美) ボディタオルを作る会社で働いています。一人暮らしです。同僚の櫛本直子(平岩紙)と菊池妙子(江口のり子)と仲良しです。海に突き出た堤防で昼食をとります。
芙美の年の離れた親友は直子の息子、航平(斉藤汰鷹 さいとうたいよう)
ある日の事、芙美は1億万分の1の奇跡。隕石にぶつかります。いやーいいなあ。妙齢の女性がのわちゃわちゃ感ね。遠慮がない感じ。なんとも自然。
ある日の事、芙美はツユクサで草笛を吹く篠田吾郎(松重豊)と知遇を得ます。あれ?これって黄昏流星群的な流れ?
やっぱり小林聡美さんは上手いなあ。脇に回る事が多いんですが、きっちり爪痕を残します。またそれぞれにドラマを用意しているんである面、群像劇のようでもあります。
まあ、驚天動地の展開はないんですが、それでも良かった。邦画の良さが詰まっていた。で・・・
ある面主役は海。西伊豆の海。女は海。なんのこっちゃ?
ロケーションって大事。凄く。もう何年も海に行ってないけど海は素敵だなあ。
おまえは加山雄三か‼️
元に戻るんですが、はじめてのおつかいはTVショーです。個人では辞めた方がいいかなあ・・・(映画を観た方はわかりますよね)
でも良い映画でした。小林聡美の表情に注目ですよ。
あれは・・・そう言う事かなあ・・・妙にウキウキしてたもんね。それもまた良し!
ラストカットの表情もまた良し!お口の中を覗かれるのはある意味羞恥プレイかなあと・・・
そして基本的に航平のナレーションで話しが進むのでなんか「菊次郎の夏」的な感じもします。
日本の夏、金鳥の夏。すいません。金鳥は関係はないですね。
こんな長文にお付き合い頂きありがとうございました。
ツユクサ、隕石、そして鯨。ありふれた日常にも奇跡は起きる。
別れと出会いと…。
大人のファンタジーなんだけど、、、
小林聡美が主役だと「やっぱ猫」のせいかこういう感じの映画が多いのが不思議。上手い役者だと思うのでもっとえげつない映画の難しい役をやって欲しい。キャストもなかなか小林聡美中心に旬な子集めたなあと思ったが、ちょっと寄せすぎてボケたかもしれない。
個人的にど頭の子供のハイテンションモノローグでめげた。もうこの辺は私と監督との相性の問題だと思うのでスルー。
のどかな日常とその土地で慎ましく生きる人達それぞれが抱える物、小さな非日常を織り混ぜ良い感じで見れた。とくに松重さんが入ってからの方がしまる、話の方向性が明確になるのと彼のキャラクターのせいだろう。
謎インド人は許すとして、エンディングでやっぱりこの監督とはファンタジーの相性合わないと思った。
人はコミュニケーションによって“希望”を求めて生きる、“希望”が無ければ虚しい❣
うーん。賛否両論かな…
日常ヒューマン系ライトコメディ
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