「グリンドゥール・マイケル」オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
グリンドゥール・マイケル
1943年ナチスドイツが堅守するシチリアに侵攻する為に、死体に偽の情報を持たせて地中海に流す流陽動作戦を仕掛けたイギリス軍関係者の話。
実際にあったミンスミート作戦が描かれているけれど、この作戦の知識は皆無で観賞。
序盤で何の為に何をするのかの説明があり、その準備に取りかかって行くのでそれ自体はどういうことか理解出来るけれど…というか、その作戦に至る部分とか紆余曲折をみせていくのかと思っていたら、先にどんどん説明しちゃうんですね。
じゃあ何をみる?そこに纏わる人の人間模様やまさかの恋愛がメイン!?一応シチリア上陸のパートもちゃんとあるけれど…。
死体の人物設定づくりとか、チャラく時間割いてみせてる場合じゃないでしょ。
スパイ合戦の駆け引き自体は悪くなかったけど。
フリだけで拾われないものも多々あるし、その割にこれ要りますか?が多く感じたし、作戦に纏わるヒリヒリしたやり取りや、重々しさとか痛快感とか、そういうものを期待してみたらダメなヤツという感じかな。
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