「作り上げられた彼らに恋していた私」a-ha THE MOVIE パプリカさんの映画レビュー(感想・評価)
作り上げられた彼らに恋していた私
今聴いてもノリノリになる程に当時恋い焦がれていたa~ha。
彼らのアイドル時代から、本当にやりたい音楽をやれるまでを辿る話。
Take on meで日本で完全なアイドル的存在で売れた彼ら、当然そこにハマりまくった女子の1人だった私も、モートンの色気にメロメロだった事は否定出来ない。
そのままのイメージで止まっていたが、実は三者三様にこだわりが強いガッツリミュージシャンである事が映し出される。
彼らが嫌々撮影したアイドル写真に夢中になっていた過去の自分が恥ずかしくなってしまったが、よくよく考えてみれば、一枚目のアルバムからして聞き応えのある本格的な物だったのだから、見た目の良さと、日本の白人信仰にうまく乗せられてしまったのだろう。
アルバムを追いながら進行して行くので、当然後半はあまり知らない曲だったが、かなりクオリティーの高い楽曲でa-ha愛が復活しそうな気配だ。
散々見た目じゃないみたいな事を語りながら、ため息と女性ホルモンが出まくりる。未だモートンの色気にクラクラしている自分がいた。
コメントする