ハングリー 湖畔の謝肉祭のレビュー・感想・評価
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鑑賞動機:暑さで判断力が鈍ってた10割
いやあ、さすがにこれは中々褒めるところを探すのが難しい雑な作り。繋ぎ方が常にギクシャクしてて、カットが変わるたびに「?」ってなって話に入り込めない。設定も撮影も照明もいちいち引っかかる雑さ。せめてゴア描写を頑張ってくれればまだしもだったが。『悪魔のいけにえ』を目指すならちゃんと目指してほしい。
ラストはちょっとだけ驚いたので。
こんな映画じゃ喰い足りねぇよ!!そりゃ腹も減るわ(怒)
B級のスラッシャーホラーと理解して観ることが大前提です。
キャストも飛び抜けた魅力を感じる人物が一人も居ない。
冒頭からレザーフェイスを着けた奴らが出てきて虐殺する為、恐怖感をどうやって演出するつもりなのか疑問を感じ始める。
小道具やセットは許せる程度に汚いからこんなとこは行きたくないぐらいは感じられる。
赤ちゃんについては見た目から「やっすい人形を裸のままつこうただけやん!」と突っ込める位だったが(笑)
しかし血糊はもうひとつリアリティーに欠け…付け方も雑でイマイチ。
メインになるはずのゴア演出も粗い。
腹を裂かれているのに首振ってイーイー叫ぶだけだったり、痛みの伝わり具合が弱すぎる。
わざわざ残酷シーンを生存者に見せる為に配置しているのに肝心のゴアシーンをあっさりさっぱりチャッチャと映してしまうので演出として物足りない。
各シーン周りが見えにくいようにかなり暗くなっていて、チープさを隠して、不意を突く演出に終始しており、恐怖感の煽りがない。
この時点でこの作品のおすすめ度は相当低いので、こう言った作品に期待しないで鑑賞できる方は観てください。
本家レザーフェイスの足元にも及ばないチープさです。
まぁ悪口ばかり書いたけど、パブの夫婦?のマリリン(笑)の異形ぶりが中々のキャラクターでよわっちいレザーフェイス達より遥かにキャラがたっていたのが印象に残った。
伏線も解り易すぎて、困るレベルなので観たら「やっぱりなぁ…」ってなる。
1人肉食系の行動と顔立ちしてるから。
ちっとも怖くなかった
ホラー映画は人の心の闇をデフォルメし、増幅して表現する。そのことだけでも、考えてみればかなり怖い話だ。何が恐ろしいと言っても、人間ほど恐ろしいものはない。そして巻き込まれた人たちが常識的で大人しいほど、怖さは増すはずである。しかし実際の映画には、常識的で大人しい人たちはあまり出てこない。叫んだり暴れたりしないから間が持たないと思われているのだろう。
そこで本作品だが、被害に遭うのはあまり常識を弁えているとは言い難い若者たちである。当然ながら叫んだり暴れたりする。悲鳴というのは、聞くと不安と疑問が湧き上がりはするが、悲鳴自体は怖くはない。ホラー映画が怖いのは、登場人物に感情移入して、その恐怖を共有するからである。その点で本作品は失敗している。アホな若者たちにはあまり感情移入しないのだ。
そういう意味では、中田秀夫監督の「リング」は凄く怖かった。登場人物がごく普通の人々であり、日常的な場面に恐怖があったからだ。
本作品ではグロテスクな描写は短時間で済まされている。予算がなかったのだろうか。どうでもいい若者同士のやり取りのシーンを少なくして、人肉食のグロテスクな場面を多くしたり、登場人物をきわめて常識的な人々にすれば、少しは怖かっただろうし、見ごたえもあったと思う。
日本のホラー映画の金字塔である「リング」と比べるのは可哀想だが、本作品はちっとも怖くなかった。
汚トイレが1番キツい
人里離れた湖畔のロッジで巻き起こる食人祭りのお話。
2002年のあっと言う間の展開に、もうちょいみせてくれよ~!!と思ったらプロローグですか…これは期待値高まりますね(・∀・)
そして現在、6人の男女と別働隊の野郎3人が、野外音楽フェスに参加する為に車を走らせ、近道をしようとして始まって行くストーリー………なんだけれど、怪しい夫婦の登場はあれどもなかなか核心に至りません(飽)
さあ溜めに溜めてやっとキター(・∀・)…えっ(;゜O゜)それだけ!?一応物語的な引っ掛けこそあったけれど、このぐらいのストーリーではゴアゴア祭りじゃなきゃ何を楽しめば?
観終わって改めてレイティングみたらPG12( ̄0 ̄)それならもう少しストーリーでみせて欲しかった。
もう1つ
食人家族の異様さだけは良かった。
全体的に詰めが甘いホラー映画。
残酷描写がゆるい、いきなりのエンディング、音響の悪さ(映画自体か映画館か原因不明)と不満がいろいろ。
見てみたい人はDVDレンタルで十分かと。
こっちの想像の方が怖い
2022年劇場鑑賞65本目。
B級ホラーがウルティラで観られるという事でレイトショーを選択。B級ホラー独特の音楽がクリアな音質で流れるのはなかなかない体験ではありました。
映画としては、なんか小綺麗なホラーだな、という画面。登場人物のアップに、暗闇の空間のバックが来ると「ここで突然窓ガラス突き破って首かっ切られるか!?」と身構えていたらなんにも起きない、みたいなことばかりで、全く動かない人形に「動くんじゃないか」とビビって入り口からしばらく進めなかったお化け屋敷を思い出しました(笑)
かなり本格的なホラーだけど、趣旨がわかりづらい点多数…。
今年72本目(合計345本目/今月(2022年3月度)14本目)。
行く映画館をうまく工夫すれば何とか5本は可能なのですよね…。6本は(今の大阪市の状況では)無理だと思いますが…。
さて、こちら。
チラシ(?)、ここの画像(?)からでは、一瞬、サメものかな…とも思えますが、サメは一切出てこず(そもそも、サメ映画とも書いていない。湖は出るが(タイトル通り)、そこには魚一つ出てこない)。描写されるのはいわゆる「食人」のお話。なので、どれかに分類しろと言われれば、どう考えてもホラーです。
ただ、その割にPG12という扱いとしてはかなり描写がきついです(後述)。
さらに、突如として地理の話やIT技術の話、中国の暦(旧暦)の話など、ジャンルとかなりかけ離れた話を突如始めるので、そこそこマニアックです。とはいえ、どれも「突如出てきて混乱させる」だけで、内容的に高度な話は出てこないです(高校レベルの話以上に難しいことは出ないです)。
ホラー映画なので、ストーリーが「ある意味」支離滅裂なのは「ホラー映画の趣旨・存在意義からして」最初からそうなのは当然といえるし、この映画も「全体として支離滅裂」な部分も確かにあります。ただ、ヒントになる描写はちゃんとあるし、そこさえ拾えていれば「まぁそこで終わらせるの?」というのはあるにせよ、ホラー映画なので逆に「オチが合理的で科学的に証明がつけられる」ほうが逆に怖いので(それだとホラー映画に分類できない)、そこはもう「どこまで折り合いをつけるか」の論点にしかならないと思います。
ただ、下記の採点でも触れるように、PG12とは思えないほどきついので、飲食物などやや注意が必要かなと思います(PG12と覚悟して見るとかなり後悔します)。
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(減点0.3) PG12の扱いの割にはもうギリギリで、R15水準にならなかったのでPG12になったというのだと思います。そのため(存在はしませんが)「R14程度」では見たほうがよさそうな映画です(そこらのホラー映画よりはかなり怖いです)。
特に飲食物(食べるほう)が重要で、何せ「謝肉祭」とか書いてありますからね…。もう後は察してください…。
※ なお「大人の営み」の描写もあることはありますが、そちらはPG12か、あってG指定(まぁ、自然な流れではあるし、無理やりでもないし、趣旨は理解できる)かなというところです。
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なお、イギリスの映画である関係上、イギリス英語で話される(このことがポイントになるところもありますが、この映画はそういう言語的な部分に触れるより、ホラー映画として見るのが妥当と思うので、それらはカットします)ので、一般的なアメリカ英語を想定すると聞き取りづらい点や、あまり聞かない地名(ロンドンなど、わかりやすい場所は一切でない)も出ます。これらは事前に知っておけば有利かな、程度です。
言わずと知れたB級映画!!
今日の朝イチに観て来ました!!上映回数が少ない中、客入り僕入れてたった5人!!感想としてはそこそこでした!!悪魔のいけにえを思わせる狂った人間やちゃんとしたグロ描写など良い所もありました!!ただ、ラストがあまり分からなかったです?!ある意味どんでん返しやけど?!まあ、暇つぶしにはちょうどいいかも?!以上...。
[2022年3月12日鑑賞]
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