「散文と詩の融合に成功した作曲家」モリコーネ 映画が恋した音楽家 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
散文と詩の融合に成功した作曲家
初めて見たタランティーノ映画は「ヘイトフル・エイト」で、この映画でモリコーネが初めてアカデミー賞を受賞したこと知らなかった。タランティーノが盛り上がり興奮状態で、バッハよりもベートーベンよりもシューベルトよりも素晴らしく長くずっと残る音楽を作ったのがモリコーネ!と語る彼の嬉しそうな顔。微笑ましかった。
デニーロ、イーストウッド、ジャン・ギャバン、パゾリーニそしてジャン=ポール・ベルモンド(写真だったけど)が映っていて幸せだった。劣等感、屈辱感、やっかみの中で映画音楽を作り上げる中、妻のマリアの存在が大きいことを初めて知った。
昨年末に團十郎白猿を襲名した歌舞伎役者が新之助時代に宮本武蔵役で大河ドラマ「MUSASHI」に出演した。このドラマで使われた音楽はモリコーネ作曲によるものだ。プロデューサーが依頼か相談かのためにイタリアのモリコーネのもとに赴いたと聞いたことがある。MUSASHIの音楽は風をきって前に進む若者たちを清々しく描いていた。この大河ドラマはあまり評価されなかったようだけれど、モリコーネ作曲の音楽が使われていたことはもっと知られて欲しい。
共感ありがとうございます😊
大河は観ない(長い期間観れない自分)ですが、作曲してくださったことは、本作関連で知りました。
もったいないですね。
先駆者は想像できない苦労の連続だったでしょうに、それよりも作曲の情熱の方が勝っていましたね、そんなモリコーネ。
テリーマン様コメントありがとうございます。いえいえ忘れちゃう事って有りますよね。
武蔵の件は知りませんでした。検索しました。
エンリオモリコーネ!と言う感じです。
コメント返信ありがとうございます。
ご挨拶もせずに失礼しました😅
今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
検索したら、武蔵のタイトル映像がヒットしました!
縦書きで「音楽 エンニオ・モリコーネ」と表示されて、感動しました。
美しく荘厳で、モリコーネ節が感じられました。
教えていただき、ありがとうございました!
ご無沙汰しております。
共感ありがとうございました。
大河ドラマの音楽をモリコーネが担当していたとは、初めて知りました。
動画とかで聴けるか、検索してみようかな。