「音楽の素晴らしさはよく分かった」モリコーネ 映画が恋した音楽家 キレンジャーさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽の素晴らしさはよく分かった
かなり特殊なタイプの音楽家である事が、前半でかなり時間を割いて語られる。
「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」あたりの音楽はもちろん聞いたことはあったけど、結局上映開始から2時間近く経って、ようやく私にとっては馴染みのある作品が登場するという展開。
今のアーティストが彼の楽曲を引用している描写も、何のどの曲なのか判然とせず、総合的に見て、このドキュメンタリーを咀嚼するには私はリテラシーが不足してたんだと思う。
もちろん『ワンスアポンアタイムインアメリカ』『ミッション』あたりの名曲の良さはビンビン感じられるので、実際の映画作品を知っていなきゃいけない映画ではないんだけど、それにしてはちょっと上映時間が長かったなぁ。
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