女子高生に殺されたいのレビュー・感想・評価
全102件中、21~40件目を表示
女子高生が美しい
可笑しな題名に興味があった
観たかった作品です
公開から二ヶ月経ってなくて
Amazonで配信される
…殺されたい願望の病
殺してほしい人は…
女子大生じゃなくて…女子高生
変態野郎と言われても
仕方がない
その通りだよね
おもしろいstoryだった
主人公の南沙良ちゃんの多重人格の
演技もお見事でした
もうちょっと田中圭の変態さを
…殺されたい感を
出してもよかった気もする
大島優子もキラキラ感を消して
素敵な先生の役でした
20点
映画評価:20点
女子高生に殺されたい!って
タイトルだけのノリで作ってしまった様な
そういう勢いだけのB級映画に感じます。
実際には、
原作があり評判も良いようですが、
この内容はチープで観るに堪えません。
計画性もなし、
そもそも女子高生がターゲットでもなく、
ただキャサリンに殺されたいという
キャサリン信者の狂った喜劇です。
タイトルを
キャサリンに殺されたいに変更すべき。
それなら、少し見所はあるものの。
要らない設定も多く、邪魔で観辛い。
超能力少女とか、
適当に作った多重人格とか
わざわざ無くてもいいし。
その他にも田中圭を殺すためだけに生まれた
都合の良い設定に囲まれ、
もっとハラハラドキドキさせて欲しかった。
正直つまらないし、
特に見なくても良いですが、
田中圭の気持ち悪さだけが楽しかったので、
田中圭ファンにはオススメです。
【2022.5.27観賞】
面白かったかな
原作は読んだことは無いのですが、タイトルが気になって観に行きました。
オートアサシノフィリアという精神病があることを初めて知りました。
田中圭さんが良い先生なと「女子高生に殺されたい」という願望を持つサイコな2面を上手く演じてたと思います。
飽きることなく観れました。
ただ予知能力設定は必要無かったのでは?
そこだけ浮いてる感があるような。
設定やキャストを活かしきれてない感あり
女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人。 “理想的な殺され方”の実現のため、9年間も密かに綿密に、“これしかない完璧な計画”を練ってきた。明るく平和な学園内で、静かに着実に男の計画は進んでいく、というストーリー。
原作未読でタイトルと予告に惹かれて鑑賞。
サスペンスで多重人格ものはちょっと食傷気味。しかも予知能力者が出てきたりなど、タイトルがぶっ飛んでるのでもう少しリアリティを持たせてほしかった。
更に主要登場人物の女子高生4人の内、二人は後半存在感なしでかなりもったいない。
緻密な計算…という触れ込みもガバガバで偶然に頼り過ぎてる感が否めない。
色々活かせそうな設定があるのに…という感想になってしまう。
これは好みだが、最後は変態野郎と罵られて友情に負けてしまうのも個人的には非常に残念。
キャスト陣は全体的にあたりだったと思う。
田中圭の倒錯表現はかなりいい味が出ていたし、女子高生4人もキャラが立っていた(それだけにもったいない)
特に茅島みずきが雰囲気があって良かった。
その中に割って入るには大島優子は荷が重いように思う。
GIANTS PRIDE 2022
2022年映画館鑑賞16作品目
5月1日(日)チネラビィータ
ファーストデイ1200円
原作未読
原作は『いちばんきれいな水』『帝一の國』の古屋兎丸
彼のイラストは好きだ
園子温の『自殺サークル』を漫画化した作品は映画より遥かに面白かった
監督は『アルプススタンドのはしの方』の城定秀夫
脚本は『猫侍』の城定秀夫
女子高校生に殺されたい高校教師の話
彼はイケメンであり性格も良く優しく生徒受けも良い
にも関わらず裏の顔は異常なまでに凶暴な性格という二面性
その点ではTBSのテレビドラマ『高校教師』で京本政樹が演じた藤村和樹や『悪の経典』で伊藤英明が演じた蓮美聖司を彷彿させる
藤村先生も蓮美先生も英語教師
女子生徒を孕ませたい藤村先生
女子生徒どころかクラス全員を殺したい蓮美先生
それを思うと女子生徒に殺されたい高校教師はまともに近い錯覚に陥る
学園もののタイトルとして『女子高生に殺されたい』はインパクトがあるが『先生を流産させる会』に比べちゃうとかなり弱く霞んでしまう
元医学生で二鷹高校に赴任してきた日本史担当の教師東山春人に田中圭
解離性同一障害でカオリとキャサリンという別人格を持つ佐々木真帆に南沙良
アスペで地震予知ができる真帆の親友小杉あおいに河合優実
いかにも男ウケしそうなとてもかわいい女子高生君島京子に莉子
柔道部に所属し公園での夜間練習にも余念がない沢木愛佳に茅島みずき
真帆に片想いしている男子高校生川原雪生に細田佳央太
東山の同僚教師生島にキンタカオ
東山の元恋人でスクールカウンセラー深川五月に大島優子
女子高生に殺されたい
は?
あまりにも突飛な設定である
共感原理主義者には鑑賞は苦痛の極みだろう
ただ殺されるのでなく絞殺でなければいけない
幼少の頃に親から臍の緒が首に絡まって生まれてきたという話を聞きそういう願望が生まれた
首吊り自殺でもいい気がするが女子高生しかも17歳に限定している
8歳の頃に真帆は自宅に上がり込みレイプしようとしたペドの成人男性を火事場の馬鹿力が働いたのかコードで締め殺している
東山は研修医のひとりとして事件後入院中の彼女を診ていた
彼は彼女のことをキャサリンと呼び彼女に殺されたいと強く願う
真帆にはカオリという真帆を守る役目の人格がありさらに殺すことを厭わないキャサリンという人格も秘めている
キャサリンを試すために犬を真帆に襲撃されるが犬は哀れにも返り討ちにあい殺される
東山の教壇の上に犬の死体は犬好きとしてはショッキングな映像だった
監督は猫派なのかもしれない
だからこういうことができるんだろう
僕は猫も犬も好きなので猫派か犬派で分ける議論が嫌いだ
エンドロールで動物虐待してないと言い訳しても表現そのものに反吐が出る
映画にもなっている『エミリーの恋人』という戯曲はおそらくこの作品の中での架空かもしれない
もしくは別タイトルで映画になっているのか詳しいことはよくわからない
春山はキャサリンというキャラクターが登場する『エミリーの恋人』をクラスの出し物として学園祭での劇をやらせる運びとなる
生徒が台詞でキャサリンと叫ぶと舞台上で春山と作業している真帆は覚醒するという狙い
いろいろと疑問が残るしっくりといかない作品である
原作もそうなのかもしれないが地震予知の設定はいらないと思う
田中圭と大島優子の絡みのシーンがある
脱アイドルだがヌードはない
人妻だしそれは仕方がない
そのかわり田中圭が入浴シーンで全裸を披露
男の自分でも男の裸はドキドキしてしまうので銭湯や温泉は無理
おじさんからすれば大島優子はまだ若いが女子生徒役の若い子たちからすればおばさんかもしれない
とはいえ熟女と呼ぶにはかなり抵抗がある
歳下だからだろう
ダウンタウンにしたって歳下の沢口靖子は熟女ではないらしい
そういうものだ
田中圭さんの喋り方が嫌いなのですが〜
大島優子さんが登場してからの展開が良かったです。女子高生の方々を余り知らないですが、とても良い演技をされていたと思いました。
また田中圭
原作は読了。
原作にないキャラ、原作を補足するエピソードがあるものの、あまり活かしきれていない印象。
田中圭のカメレオン俳優ぶりには舌を巻く。
があまり出過ぎもどうかと…
若手女優4人の今後が楽しみ。
終始怪しさ漂うサスペンス
タイトルではよくわからないが、ちゃんとしたサスペンスだった。
終始怪しい、重い雰囲気がありつつ、田中圭の爽やかさのギャップがあり、いいバランスだった。
脇を固める女子高生もみな演技派で、見てて飽きない。
特に河合優美、いろんな役ができるなーと感心。
シナリオ的には途中からだんだん真相が明るみになってきた後の盛り上がりが想定の範囲内という感じでもうひとパンチほしかった。
総じて続きが気になる、飲み込まれる作品でした。
殺されたくないので乗り切れなかったが...
城定秀夫監督の田中圭さんを迎えたメジャーの一戦。
「女子高生に殺されたい」という変態の高校教師。同じ変態だろうと言われそうだけど嗜好が違うとかえって馴染めないものです。
『ホテルアイリス』の縛る永瀬正敏さんにも同じこと言った気がするけど、嗜好ってホント大切‼︎
まあ、乗り切れなかったのは自業自得として、女性陣が良かったなぁ。女子高生の南沙良さんと河合優実さんはもはや無敵。そして圭さんの元カノを演じた大島優子さんに萌えた。
最後まで飽きさせません!!
あー本当に『愛なのに』に続いて、城定監督作品って面白いです。次の展開が全く読めなくて、釘付けになってしまいます。
このストーリー原作がコミックならではの作品だと思うんですよね。これを映画にしようって、それも教師役に田中圭という絶妙なキャスティング。
見た目は紳士的で生徒にもフレンドリーなんだけど、生徒からしてみたら、この先生、私のこと好きかもって思わせる危うさと妖艶な感じを持ち合わせてて田中圭がそれに見事にハマってました。
そして、最初からこの教師はどの女子高生に殺されたいのかを観ている側に推理させるという、ミステリーで言えば犯人探しなんですが、この作品では殺してくれる対象者というのでしょうか、「えっ、この子なの?」「誰?誰?」っていつの間にか夢中になってました。
女子高生の面々も南沙良、河合優実など話題の子を揃えてて、南沙良さんも多重人格者を演じていましたが、あの凛とした清楚な出で立ちからは想像できない裏の顔を持ってました。河合優実さんの実力も明らかですが、今まで数々の女子高生を演じてきて、すべて違う人物なのでなんにでも変身できるなと感心しています。
ストーリー展開も見事です。
まさか、あんな事を企てて、あんな事になるとは…
最後の最後までびっくりでしたね。
今年は城定監督作品がいろいろ見れて嬉しいです。
イケメン変態教師爆誕
原作は読んだことないのですが、十分に楽しめました。特定の女子高生に殺されるために準備をする主人公にドン引きした。一体誰がキャサリンなのか、結末はどうなるのかハラハラしながら観ていました。
良かったのは4人の女子高生のキャラクターの性格をうまく映像で表現していた。柔道部の女の子が夜公園で鉄の運動器具を利用した背負い投げの練習風景や図書館で文化祭の演劇の台本を書くところなどを観ると「ウブな女子高生」を1人1人ピックアップする演出はわかりやすくて見やすかった。
主人公と元カノのエッチなシーンもありますが、性行為に至るまでの過程が健全でよくある流れだったので俯瞰して見れました。物語後半に主人公は生徒に向かって「女子高生に殺されたい」と叫ぶのですが、きっぱりと変態扱いされているシーンを見て思わず笑ってしまいました。
田中圭さんや大島優子さんといった有名な俳優さんだけでなく、若手の俳優さんの演技も注目して観てほしい。
良かったけど
「女子高生に殺されたい」
その願望に支配される男の役を田中圭さんは上手く演じていたし、その他の女子高生を演じた役者さん方もそれぞれいい味がでていて全体的にキャラにはハマっていた気がします。
私は予め口コミをみてからこの作品を鑑賞したのですが、正直思ってたものとは違いました。いい意味でも悪い意味でも。
口コミが高かったからなのか期待が高まってしまい、モヤモヤが残るシーンや、後半のシーンに少し違和感を感じることも多かったです。
ですがつまらなかった訳ではなく、想像とは違っただけで話自体は良かったと思います。
やはり、結末によって映画の印象が大きく変わると思っていて、この映画も惜しいなという感情が残りました。
キワモノ的なタイトルの裏に、魂の真の救済とは何かという深い問いが隠されている
オートアサシノフィリアという精神疾患は実際にあるし、主人公がその欲求を叶えたいと願うことも理解できる。むしろ、誰にも迷惑をかけずにそれを成し遂げようとする主人公の姿勢には、共感すら覚える。
ただし、自らの病気を治したいとか、誰かに救ってもらいたいといった葛藤がまったく見受けられない主人公には、やはり感情移入することができない。その一方で、命を助けることが、主人公を救うことになると単純に考える元カノにも、完全に同調することはできない。
物語は、「完全犯罪が成功するかどうか」ということを焦点として進んでいくが、途中から、「主人公はいかにして救済されるのか」ということが気になり出す。その答えは明示されないが、ラストシーンは、「自分の願うとおりに殺されることこそが、主人公にとっての真の救済になる」ということを示しているのかもしれない。
ところで、ある少女の、動物の考えが分かるとか、地震が予知できるとかいった特殊能力は、物語上、必要だったのだろうか?
鑑賞者の9割5分は女性だけど男性でも見られる映画
「ドラゴン桜」の青学受かった女の子と発達障害?だけど天才の男の子が出てました。
「サマーフィルムにのって」のビート板役の女の子も出てました。
NHKの夜ドラ「ここから倫理の時間です」の尻軽るギャルの女の子も出てました。
上記の役どころ・キャラクターと、この映画の役どころ・キャラクターはまったく違うんだけど、違和感なく見続けられました。
役者ってスゴいと思いました。
ストーリー・謎解きも、思わせぶりな無意味な引っ張りもなくストレスを感じる事なく見られました。
「中2病」ならぬ「高2病」っぽい概念を持ち込んでいたのは面白かったです。
ちょっと大島優子役の元カノに少ししゃべらせ過ぎかな…とは感じました。そこをもっと上手く処理してたら、と感じました。
概ね面白い映画でした。
タイトルほどのインパクトは無し
禁断の欲望に取り憑かれた人気教師の自分殺害計画を描いた物語。
好奇心を刺激するようなタイトルに興味を持ち鑑賞しましたがタイトルほどのインパクトは無かった。多重人格の設定は面白味に欠ける印象を受けた。
2022-69
変態映画かと思ったら秀逸なサイコ・ミステリー!
ここ最近のミステリー映画でトップクラスに面白くないか!?
【アルプススタンドのはしの方】という傑作映画を撮った、ピンク映画出身の城定秀夫監督が【帝一の国】でお馴染みの古屋兎丸の同名漫画を映画化した本作。
田中圭演じる東山という教師が、題名通り「女子高生に殺されたい」という願望を達成するために女子高生達を誘導させるよう計画を実行する物語。
学園ものにサイコスリラー要素の入った倒叙ミステリーという、これまでありそうで無かった内容だけに結構面白かったです!
田中圭演じる教師の視点をメインにストーリーが進むにも関わらず、殺されたい対象になる女子高生の候補が4人いてそのうちの相手が序盤でわからないという脚本進行でした。
いわゆる叙述トリックで使われる「信頼出来ない語り手」とも呼べる手法であり、"変態映画"でありながら秀逸なミステリーを観てるようでした。
また、中盤で大島優子演じる元恋人がスクールカウンセラーとして学校に赴任してきますが、この人物がいわゆる「探偵視点」という作中の謎を解き明かす役割を担う我々観客目線的な存在になることで、映画を途中でダレさせない作りがされていました。
また、主人公の教師は"誰か殺されたい願望を持つ"というかなり変わった性癖を持つ人を「オートアサシノフィリア」と作中で言及されていましたが、そういった精神病を今回初めて知りました。
ちなみに、東山先生はこのオートアサシノフィリアを持った理由の一つに「母親から愛されなかった」、「胎児の時にへその緒が首に絡まって死にかけた」という理由付けがされていました。
これは、原作に無いオリジナル要素だそうです!
原作ではきちんとした理由が言及されてないそうで、映画では観客に分かりやすく、かつ変わった性癖を持つ理由として納得いく理由を追加したため、本当に素晴らしい!
(しかも、殺される方法も首をロープで絞め殺されるという計画)
東山先生を演じた田中圭の演技も「良い教師を演じてる一面と変態な一面がしっかり現されていて素晴らしいし、先生のターゲットにされた女子高生達の演技も素晴らしいです。
不満要素をあげるとしたら、
説明の場面がいささか多いと感じます。
ミステリーだからある程度は仕方ないかもしれませんが、1対1で会話してる場面ではもう少し台詞を自然な形で表現した方が映画から気持ちが離れにくかったと思います。
また、劇中で「女子高生に殺されたい」願望を持つ理由に納得はいくものの、対象が"女子高生"である理由が弱かったです。
とは言え、学園ミステリー映画として本当に面白かったのでかなり満足です!
それにしても、年に2作品以上が当たり前という凄まじく速いペースで撮り続けるのにこれだけ面白い作品を作れる城定監督は何者ですか!?
人間辞めてるんですかね?(笑)
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