女子高生に殺されたいのレビュー・感想・評価
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壮大な計画が緻密すぎる
女子高生に殺されたいと願望をもっていた東山。
東山は、この願望をかなえるために計画を練っていた。
そして、計画のための環境と登場人物を用意してうまくいくはずだったが中途半端になってしまったという内容だった。
男が、死にたいから女子高生を利用して死ぬという話だと思っていましたが違いました。
死にたいわけでもなく自傷したいわけでもない殺されたいという欲求があることを初めて知りました。
東山は自分の欲望のために9年間もかけ準備をしていたことはすごいなと思いました。
そのうえ、こだわりが強すぎる(笑)
単純な女子高生がやるかと思っていましたが違いました。
佐々木役をやった南沙良さんの演技はすごいなと思いました。
あっという間に鑑賞
性癖がマニアック過ぎて全く理解できない。 「女子高生に殺されたい」...
単純に変態。
女子高校生に殺されたいという強い願望を持つ男が目当ての生徒に殺されようと高校教師となり作戦を実行していく話。
主人公の男、自分は生徒に下心がある訳ではなく、「殺されたいだけ」と自分では主張しているんだが、まぁ普通に変態。このどう見ても気持ち悪い自分の欲望を何やかんやと理由をつけて正当化している感じが、最近日本映画界での性加害のあれこれに重なるわけで。
男性の作った世界の上で踊らされてた女の子達が、その後それぞれケリをつけていく様子が良くて、他に男を見つけるもよし、怒りをパワーに1人で乗り越えるもよし、女性同士の絆で乗り越えるもよし。そうやって綺麗な女性に育っていくのだよ(^ω^)と老婆心に思いました。
そして、ちゃんと2時間のうちに誰が先生のターゲットか?先生の作戦の内容は?という謎が上手く回収されて面白い。ファンタビ新作の多重作戦より面白かったよ。スピルバーグ版『ウェスト・サイド・ストーリー』ばりに照らされた照明もちゃんと伏線になってたの良かった。
というか「ホームルーム」という漫画にめっちゃ似てません?私は完全にこれが原作だと勘違いして見に行って、ターゲットとなる女の子ミスリードされた(笑)
なんか惹かれる作品
(原作未読、ネタバレなしレビュー)
田中圭さん、南沙良さん出演とのことで鑑賞しました。
女子高生に殺されたいという願望を持つ教師が自分の望みを叶えるために行動する作品です。タイトルだけでなく、このあらすじを聞いても訳がわからない方が多いと思います。完全に好き嫌いが分かれる作品なので全員にはおすすめすることはできません。
個人的には好きな作品でした。南沙良さんが出ているという理由だけで鑑賞しましたが、自分は気に入るほうでした。インパクトが強すぎてストーリーが新鮮に感じられます。自分には理解ができない思考だったのである意味新鮮でした。とても面白いというわけでもないのですが、どこか作品に引き込まれます。恐らくキャストの腕の良さだとは思いますが…
この手の作品のいいところは実力のある演者をみつけられることです。「悪の教典」や「かみさまのいうとおり」などのサスペンス、ホラーでは普通であは理解できないキャラクターとそれに翻弄されるという難しい役がほとんどです。今回の作品も南沙良さんは三役を演じたり、「ドラゴン桜」では障害者役を演じていた細田佳央太さんが友達を助けるヒーローになっていたりと演技の完成度の高さを十分に見ることができました。好きな俳優さんや女優さんが出ている場合に見るのは作品が面白いに限らずキャストの凄さを知れるのでおすすめです。自分は作品自体も気に入りましたが…
じっくり味わう春人の思考
前置きが長い
この面白さ、たくさんに人に届けー!
レビューを書き忘れてた・・・(笑)。
都内、なぜこんなにも上映館が少ないのだー!?。こんなにおもしろいのに!若手実力派女優さんたち揃い踏みで見応え十分なのに!そしてそして城定作品だというのにーーーー!今のところ、河合優実さん出演作にハズレなしを更新中です。
城定監督のちょい危なっかしい雰囲気とイっちゃってる田中圭さんのマリアージュです。かなりわかりやすい演出になっているのはメジャー作品(狙い)だからかな?「アルプススタンドの〜」の時の何倍も予算でたんだろーなーって感じる出演者数の多さと豪華さ、さらに撮影規模の大きさよ!嬉しいなぁ。
さて、ストーリーが面白い!原作未読で監督自身が大幅に脚色してるってことですが、どこをどう味付けしているのか?はわかりませんが、珍しい(?)性癖の先生のお話で完結していないところがかなりよろしいです。いい塩梅のサスペンス色と、これまたいい塩梅の蒼い色恋(センセと女子高生の微妙な・・・城定監督琴線くすぐるのうまいなぁ)、そこに主要登場人物それぞれの闇等が重なり合って大団円という名のパズルのピースが埋まっていく様は見事!としか言いようがありません。うぉぉぉ、全部フリだったのかよぉぉぉぉ!これからご覧になる予定の方(上映館はなさそうですが)はぜひ序盤からしっかり見ましょう。
かなり入り組んでますし、こんがらがってくる終盤ですが、スーーーっとほぐれていく糸のよう。サスペンスタッチ強かったのでどんどん引き込まれますよ。そこに女子高生4人の人間模様が絡んできて厚み増してます。主演の田中さんをもっともっと不気味な存在に仕上げてもらえれば、結構ゾクゾクできる作品になたんじゃないかなぁ?
広い観客層狙いだったのか?わかりやすくしすぎたかなー?って感じは受けました。結構説明カットや答え合わせカットが多めでした。ちょっとそこがなぁ〜、残念だったかな。けど、上半期ベスト級です。
面白かった。
アマプラで見つけたんですが、早くないですか?4月1日劇場公開だから配信はもうしばらく先かと思ってました。
映画館で観られなかった残念感を忘れる前に観られて良かったです(笑)
最初から最後までずっと引き込まれて観てました。
ターゲットがわかるまでの怪しませ方とか、ターゲットがわかる時の納得のさせ方とか、実行の方法とか、全部ちゃんと説得力があったから、すごく面白かったです。
ひとつだけ、あの夜のエピソードは嫌だった。。
あのこを犠牲にしなきゃダメだったかなぁ。。
その分で☆ひとつマイナスしてます。。
それ以外は、ホント面白かった。
オートアサシノフィリアってのも、全く想像できないけど、田中圭くんのお芝居はすごくリアリティありましたね。
大島さんも高校生の子たちも、みんな良かった。
観て良かったです。
「殺されたいとまでは•••」
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