劇場公開日 2023年3月31日

生きる LIVINGのレビュー・感想・評価

全245件中、121~140件目を表示

5.0時代を超えて残っていく様な素晴らしい映画だった。この映画の原作が日本映画というのも誇らしい。大きく感動させられた

2023年4月12日
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鑑賞方法:映画館
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Kazu Ann

4.0心に澄み渡り、響く演技

2023年4月12日
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彼のあだ名はミスター○○○。
余命数ヶ月の宣告を受けたミスター○○○の
彼がとる次から次への不可思議行動の答えは?
突然の無断欠勤
逃避行と言える行動
彼女だけに打ち明ける秘密の話
土砂降りの雨の中で何かを見つめる
などなど
雪降る公園でブランコに揺れ
思い出の歌を口ずさむ演技が
素晴らしい
そして全ての答えは“生きる”だった?

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デコ山

4.5悲しくて美しくて幸せな気持ちになれる映画

2023年4月12日
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泣ける

幸せ

悲しいんだけど幸せな気持ちになれる映画です。1950年代のロンドン、青と灰色の街並み、重厚なビルディング、雨に煙る公園、濃紺のスーツ姿の男たち、なんか美しいなあ。
初めて一人で観た映画が黒沢明の「生きる」(高校生のとき、世界のクロサワの映画をやってるって知り意気込んで観に行きました。2本立ての最初の一本目だったなあ)。そして最後に観た映画がこの「生きる LIVING 」(これはすぐに書き換えられるけどね)。
僕にとってメモリアルで悲しくて美しくて幸せな気持ちになれる映画です。
※※※映画を観た翌朝(つまり今)この映画の余韻に浸ってます。高校生のときに観た「生きる」も思い出しつつ。「ゴンドラの歌」と「ナナカマドの木」(スコットランド民謡)を比べたり。お巡りさんとピーターとのやりとりやら、マーガレットとピーターとの心暖まる話もある。原作を壊すことなく、でもオリジナリティもあって。さすがカズオ・イシグロ(僕の大好きな作家です)。それでプラス0.5です。4.5だね。

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ゆみあり

4.0ナナカマドの木

2023年4月12日
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泣ける

幸せ

やっぱり時代背景を合わせたのは良かった。
黒澤版は忘れてしまってるが納得できるリメイクだった。
ただゴンドラの歌とナナカマドの木では彼の心に去来するものが違ってそう。どっちもいいんだけど。

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HigeKobo

4.0仕事も学校も何もかも同じことの繰り返しのようでつまらなく感じるけど...

2023年4月12日
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仕事も学校も何もかも同じことの繰り返しのようでつまらなく感じるけど、サボって普段と違うことするのも 改めて毎日してたしょーもないことを頑張ってみるのも生きるってことなのかな……

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映画すき女子大生

4.0良い

2023年4月11日
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二組しか居ない映画館の環境もなんか良かった

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G列は貸し切り

3.5死を宣告されたら人は?

2023年4月11日
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ストーリー的にはアルアルだと思うのですが、セリフ以上にmusicが叙情的でした。
日々に忙殺され事なかれ主義に走るのは時代も人種も男女も立場も関係なく同じで…
自分に嘘なく、流され過ぎず丁寧に生きたい。

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jiemom

4.0人生の最後に何ができるか

2023年4月11日
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泣ける

悲しい

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ミカエル

4.523042.最小限に絞り込んだ映像

2023年4月11日
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ビル・ナイの颯爽とした佇まいが清々しい

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movie

4.0ウィリアムズは何故ゾンビ化してしまったのか

2023年4月11日
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Giovanni

4.0死にゆくじいさん

2023年4月10日
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泣ける

単純

幸せ

余命宣告を受けたじいさんが渋くて紳士的でいかにもイギリス。しわがれた声もまた良い。普通に泣けた。さすがは名作。黒澤版を機会があれば見てみたい。大きくなくても良い。たとえ小さいことでも、やり遂げたということがとても大事。その達成感をもって、次に進むか、締め括るかはその人次第。

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印刷局員

3.0じわじわキタ〜っ😌

2023年4月10日
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知的

一生懸命生きるって、結構難しい🙂
いざと言う時に悩まないよう、日々一日一日を大切に過ごしたいと思います✌️❤️

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タモン

4.5背筋が伸びる

2023年4月10日
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鑑賞方法:映画館

生きながらにして死んでいるような、単調で退屈な日々を過ごし、ゾンビというあだ名を付けられてしまうようなウィリアムズ。そんな彼が残りの人生を“生きる”ために変わっていく姿は、ドラマチックな変化ではなくて、少しの心掛けや姿勢。それでも彼の過ごす毎日が輝き出した。

ウィリアムズがみせてくれた生きるという姿勢、私も見習いたい。きっとこれから生きていくなかで、ときどきこの作品を思い出すと思います。あの遊び場での、彼の幸せな笑顔と共に。

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まだまだぼのぼの

3.5質感が懐かしい

2023年4月10日
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泣ける

知的

幸せ

自分にはとてもよかったです。
現役を退いて、しみじみほのぼの観るには
ピタリとハマりました。

ビル•ナイさん、とてもいいです。
とても無理だけど、できることならああなりたいです。
顔立ちが綺麗だし、背も高いので絵になります。

時系列に進まない展開もよかったです。

オリジナル版は観ていません。

画面の質感やロゴが1960年代くらいの映画を観ているようで
とても懐かしい、柔らかい感じでよかったです。
全体的に落ち着いたトーンで
その中の光がとても暖かく感じます。
眺めているだけで心地よいです。

主人公の市民課に配属された新人のピーター役の俳優さんが
若い頃のジェームズスチュワートさんに似ているんです。

主人公が劇中で観る映画がケイリーグラントさんの映画だという設定
とかもいいですね。

エンパイアオブライトもそうですが、
昔を懐かしむ作品が最近続いてとても嬉しいです。

可能ならば、若い世代の方にも観ていただきたいですが
還暦過ぎた世代の方には特にお勧めしたい作品です。

自分の母が
オリジナル版の生きるを観ているので
ネタバレなしで、
聞いてから行ったのですが
あ〜、そういうことね。
というエンディングでした。

お気に入りの1作になりました。

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あすパパ

4.0とても良い映画

2023年4月9日
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stoneage

3.0チコちゃんに叱られちゃった英国紳士

2023年4月9日
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かなり原作に忠実であるにも関わらず、イギリスが舞台になるとこうも違う雰囲気になるのかと驚いた。
ビル・ナイはカッコイイなー。チコちゃんに叱られちゃった英国紳士だなあと思いながら観ていた。
ボーッと生きてんじゃねーよ、だ。
でも、このチコちゃんは有吉波にあだ名の付け方がうまいな笑
あだ名の当人が出てくる度に愉快だった。
本気で生きてから葬儀後に語られる故人の思い出、そしてブランコに揺られるまで、とても素敵なストーリーだった。

されど黒澤版のかっこよくないおっさんが、葬儀後に語られるギャップが無い分、淡々と終わった気もする。悲哀による滑稽さ、シニカルな感じはないので、改めて黒澤版と見比べて見たくなったかな。

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momo

5.0生きるとは

2023年4月9日
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みき

5.0静かで熱く無駄のない脚本。陰影の効いた渋い映像。

2023年4月9日
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恥ずかしながらオリジナルをしっかりと鑑賞してはないんですが、この映画はリメイクを超えて、良かった。イギリス映画らしい、陰影のある映像で、全体的にはトーンは控えめ。中年の男性ばかりでもとても美しく、雨や下町の風景も美しい。テーマは有名なので、なんとなく展開はわかるのだけど最後までワクワクしながら鑑賞しました。もう一度観たいです。

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NI

4.0原作の展開におおむね忠実に、しかし丁寧に刷新がなされた一作

2023年4月9日
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イギリス上流階級のドラマからファンタジーまで、ジャンル横断的に優れた作品を発表し続けるカズオ・イシグロが脚本を担当したことが注目ポイントの一つとなっている本作。中盤の大胆な場面転換を含め、原作である黒澤明監督作品『生きる』(1952)の物語構造に基本的には忠実な造りとなっています。それこそ場面によっては、アングルまでそっくり。

一方、役所の形式主義に不満を募らせている若い男女(エイミー・ルー・ウッド、アレックス・シャープ)の存在感が増しているところが、本作の大きな変更点となっています。彼らのおかげで、観客が物語に違和感なく溶け込むことができ、また主人公ウィリアムズ(ビル・ナイ)の心の動きを捉えやすくなっています。

また上映時間は原作よりかなり短くなっていますが、これは原作が粘っこく描写した社会風刺の場面を縮めたことが大きいようです。このように本作は、原作の要点を的確に抽出しつつ、見事にロンドンに生きる人々の物語として移し変えることができています(作中のある設定のため、時間軸はほぼ原作と同じ)。むしろ原作の、執拗な社会批判描写や主人公の時に過剰とも思えるような感情表現といった、黒澤明作品の特徴でもある、アクの強さはやや薄らいでいます。特に映像面では、人やモノが凝集する密度の高い画面ではなく、余白の余韻や陰影を活かした描写となっていて、同じ日本映画としては、黒澤明よりもむしろ小津安二郎あたりを連想させるところも興味深いです。

本作に感銘を受けた方には、機会があればぜひ原作の『生きる』の鑑賞をおすすめします。名作人間ドラマ、という印象を良い意味で裏切るような大胆な物語展開などに、古さよりもむしろ新鮮さを感じると思います(ナレーションが最高)。

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yui