劇場公開日 2023年3月31日

生きる LIVINGのレビュー・感想・評価

全241件中、41~60件目を表示

3.0眠くて困った

2024年1月1日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
プライア

5.0黒澤明監督 の「生きる」が ノーベル賞作家 カズオイシグロ脚本 で...

2023年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

黒澤明監督 の「生きる」が
ノーベル賞作家 カズオイシグロ脚本 で
イギリスでリメイク

1953年
第二次世界大戦後のロンドン
余命半年と宣告を受けた
仕事一筋の公務員
ウィリアム
(…あだ名はゾンビ)
生きることなく人生を終えたくない
誰かのために
残された日々を大切に過ごしたい
気づき
歩んだ小さな一歩が
人々の心に火を灯す

原作を観ていなかったので
どちらから観ようか迷ったけど
ビルナイのリメイク版を先に観た

よい
すごくよい

コメントする (0件)
共感した! 1件)
lily

3.5紳士

2023年12月26日
PCから投稿

悲しい

知的

 1953年ロンドン。役所の市民課に若いピーター・ウェイクリングが配属され、ロドニー・ウィリアムズ課長は彼に婦人たちの陳情を担当させる。しかし、それは役所内でたらいまわしにされていた案件だった。そんな時ロドニーは、末期がんで余命半年と宣告される。彼は無断欠勤をし、遠くの海辺の酒場で騒いだり、元部下のマーガレットと会ったりして残りの人生を楽しむ。そして彼は気付き、人が変わったように皆を動かす。
 黒澤明の名作を、カズオ・イシグロが脚本、ビル・ナイが主演でリメイク、と偉大な名前が連なっています。オリジナルは、かなり昔に観て大部分は忘れていました。ただ、リメイク版の方が今の人には良いと思う気がします。もう一度、オリジナルを観なくては。
 当時の役所の課長に、良いんだけどビル・ナイは少し歳が高いかな。
 この時代に、ゾンビという言葉があって、クレーンゲームもあったのかと意外でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
sironabe

4.5リメイクでも傑作だと思う

2023年12月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

主人公が変わったきっかけが少し曖昧だったのが残念。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
あっちゃんのパパと

4.0オリジナルに匹敵‼️

2023年12月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

怖い

この作品は黒澤明監督の名作をイギリスを舞台にしてリメイクした作品‼️途中で回想形式となる展開も踏まえて、ほぼ同じ作品になってます‼️主人公が公園作りに関わるプロセスが、オリジナルに比べると短いので希薄な印象を受けますが、元が名作なだけにこの作品も良く出来てます‼️主演はビル・ナイ‼️オリジナルの志村喬さんの演技があまり好きでない私にとっては、今作のビル・ナイの抑えたというか、落ち着いた演技の方が好感が持てます‼️今作もオリジナルと同じく主人公がいくら頑張っても官僚主義や体制は何も変わらないという残酷なテーマ‼️しかし、主人公を理解していた市役所の元女性職員と新人職員が恋仲になるという、オリジナルにはない展開もあって、チョットだけ微笑ましい終幕は好感が持てます‼️

ちなみに生前、黒澤明監督はオリジナルの「生きる」の事を「あまり語る気になれない作品だ」と語っておられたらしいです‼️そしてNHKの企画「黒澤明が選ぶ世界の名画100本」において、自作ではオリジナルの「生きる」ではなく、「赤ひげ」を選ばれてました‼️

コメントする 2件)
共感した! 27件)
活動写真愛好家

3.5短くとも

2023年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 8件)
共感した! 14件)
りか

4.0日本版の欠点がいくつも改善されていてよかった。 何よりも主人公の男...

2023年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

日本版の欠点がいくつも改善されていてよかった。
何よりも主人公の男性の毅然とした態度がよかったと思う。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
省二

4.0その意志はしっかりと人に受け継がれている

2023年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

黒澤明作品の名作「生きる」のリメイク版
ノーベル賞作家のカズオ・イシグロが脚本を執筆
主人公が余命を宣告されてから
いろんな体験をしようとするが何か違う。
心情を言葉にしないが立ち居振る舞いだけで
それが観ているものに伝わる。
自分のために何かをするより
人のためにその命を最後まで使うなんて
なかなか出来ることではない。
でもその意志はしっかりと人に受け継がれていました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
tom

4.0「生きる」、そして「繋ぐ」

2023年11月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
つとみ

3.5何を「生きる」とするか

2023年11月22日
iPhoneアプリから投稿

今見終わって、、、、、、美しい映画。
情熱と何か達成したことへの満足感、
それは 生きる ということ。

カズオイシグロの「生きる」の脚本の見直し方、
美しい窓からの光での人物の肖像。

黒澤明の方を38年ぶりに見返してから
もう一度この映画を考えてみようと思う

ナナカマドの木
フォートナム&メイソン
シェパーズパイ
ビルナイ

コメントする 2件)
共感した! 3件)
yep11016

3.5ザ 純文学映画

2023年10月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

黒沢監督の大傑作をノーベル文学賞作家がどう捌くかが観たいので、当然観ました。

「原作を見直さないといけない」と思い、見直すまでレビューを書くのが遅くなりました。

主人公を演じる ビル・ナイさんの演技は素晴らしく、
かすれ声で、聴きずらいが、教科書に出てくるような綺麗な英語を話す事から、主人公の品の高さが良く解かります。
画質が"昔風"で、デジタルマスター映画化と思える程だが、
監督が黒沢監督に敬意をはらっている事以上に、
観ている僕らが、主人公や出演している誰かに視点を合わせるのではなく、
"第三者的"視点で、この映画を魅させる様にせしめている監督の狙いがあると思われます。

この映画は終活の映画ではなく、
映画の言いたいことは最期を迎えた"こと"や小役人である事とは 無関係で、
"何かを成し遂げることの大切さ"そして それこそが、人が生きた証であり、"死ぬほど"幸せ だということ。
だから、成し得てから、次の事があっても 最後に死ななくても やはり この映画は成立しました。
黒沢監督の主人公は、自らの命を、静かに終わらせているが、
本作主人公は "成し遂げた"充実感は"全てを忘れるほどの幸福感"だったという事が、カズオ・イシグロ作品と原作との大きな違いである。
ただ、純文学映画に成っているので、映画的には ジミ である。

この映画を観たら、原作である 黒澤監督作品「生きる」を観ねばならない。

コメントする 2件)
共感した! 10件)
YAS!

4.0私は、生きた

2023年10月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 23件)
近大

3.5どうしてもオリジナルと比較してしまうもので

2023年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

本作を観るにあたり、かなり遅まきながらも、オリジナルを鑑賞しました。
結論、それと比較すると、かなり淡泊に感じてしまいました。
志村喬の、くわわっ!と目を見開く、台詞以上に感情を表情で露わにする演技を見てしまった後でしたので。
オリジナルでは、その“動”の演技の反面、しょぼくれきった“静”の雰囲気が秀逸な名作中の名作でした。
そのあたり、英国版は感性の違いか、はたまた、紳士という人物設定か、かなりの淡泊さに物足りなさを覚えたのは事実です。
それはそれで評価される向きがあるのではないかと思いつつも。
また、オリジナルでの小説家崩れとの放蕩も淡泊に感じました。
あの辺りも、自堕落にさえなりきれない情けなさを描いてもよろしかったと思い。
ですが、プロットの面白さまでは、決して失われてはいませんでした。
かなりベタではありますが、死に際の男の生き方を描く様は、国を違えど見どころのあるお話ですので。
それと相対する、お役所仕事のいい加減さの対比もよかったです。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
野球十兵衛、

3.0最後にしか出ない力もある

2023年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
あっさり醤油ラーメンが好き

3.5黒澤明監督の名作「生きる」を、ノーベル賞作家、カズオ・イシグロ氏の...

2023年8月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

黒澤明監督の名作「生きる」を、ノーベル賞作家、カズオ・イシグロ氏の脚本でほぼほぼ、原作に忠実にリメイクした映画。
原作の主人公役、志村喬を、ビル・ナイが演じています。
あの、独特な、役所の、凝り固まり、淀んだ雰囲気は、日英共通点があるので、英国でのリメイクが可能になったのでしょうね♪ そういえば ケン・ローチの描く英国の役所もそんな感じでした。
原作では「命短し、恋せよ乙女♪」の「ゴンドラの歌」がキーになってましたが・・、リメイク版で、その点は苦心したのでしょうね・。ちょっと物足りなかったですが♪
消えかかった火の様にただただ日々を過ごし生きるか・・・、酸素を取り入れて短いながらも燃焼して生きるか・・静かながらもメラメラ燃やしていきたいものです。
「命短し、恋せよおっさん」

コメントする (0件)
共感した! 3件)
J417

4.0変われる

2023年8月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

死期が迫った事、その事を話せた事、
いずれにしろ人は年老いても変われる。
一人が変わると周りも変われる、
生きる?幸福とは?色々考えさせられる。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
上みちる

4.0山高帽とフェドラ帽

2023年8月25日
PCから投稿

伊藤雄之助が演じた遊び人風情をトムバークに充てたのもしっくりする人選だったが、Aimee Lou Woodがまさに小田切みきタイプだった。小田切みきタイプとは愛嬌があり単純かつ健全で、よく笑うからみんなにいじられる。──という感じの学内や職場や市井で人気者になるタイプの女性。生きるのポイントは死をまえにした志村喬が小田切みきのほとばしる”生”に励まされるところだ。オリバーハーマナス監督は生きるをよく観察している。むろん黒澤明のを知らなくてもくりくり目でビーバー前歯でぽちゃなAimee Lou Woodは魅力だった。
ビルナイは悪くなかったがなんとなくもっと泥臭い感じの役者のほうがいい気はした。

カズオイシグロの脚本はいいのかわるいのかわからないが、時代とその監修(衣装)と撮影がよかった。おそらく撮影はすごくいいと思う。
最初から古い映画の雰囲気ではじまり、縦横も4:3に切ってある。意図的に古い時代のことを話しているのが強調されていた。

なぜなら現代であれば貯金をおろして若い女性を買うという行為がバケットリストになりえるから。
余命宣告された人が美しいことを為すという保証はないし、現代ならもっとドライにとらえるかもしれない。
多様性や死生観の変化などによってリメイクするにしても現代劇にはできなかった──という感じが伝わってくる時代設定だった。つまりたまたまDQNがこれを見たなら「パパ活しっぱいするじじい」という感想を述べるかもしれない。映画なんてじぶんの好きに捉えればいいので「パパ活しっぱいするじじい」にもなるほどそういう見方もあるね──だが、そう見られないための時代設定なわけである。

公園の設立にみずから現地へおもむいて奮励している課長が、雨のなかへ足をふみだしたとき、懇請していた女性のひとりが傘をさしてあげるショットがそのまま使われている。
生きるをよく覚えていないがまた生きるを見たなら同じ構図がたくさん見つかるのかもしれない。
オリバーハーマナス監督は黒澤明をリメイクするという「恐怖心」をしっかり持っていて変なことは一切やっていなかった。そういうなんというか行儀のいい映画だが、黒澤明のリメイクなんて”行儀よく”以外にはやりようはないだろう──とは思った。

IMDB7.3、RottenTomatoes96%と84%。
RottenTomatoesの批評家は一様にナイを褒めているがいつものナイだったし志村喬の生きる体験者なら悪くないにとどまるのではなかろうかという気はする。

生きるは基本的に官僚主義者が改心して一念発起する話である。が、このリメイクを見るとどちらかといえばいい時代(とそこに生きるいい人)の話──に見えてしまう。

現代社会はたとえ事なかれ主義をつらぬくにしても、この時代よりも複雑で、死をまえにして何かを成しえるという状況にはならないだろう。いずれにしても現実的にはこんな事にはならないから生きるは一種のおとぎ話といえる。
しかし黒澤明の生きるは、というより生きるで課長を演じた志村喬は時代設定も公開年も作り話も超えてがつんと揺さぶるものがあった。ほかのことを忘れても何とも形容しがたい志村喬の表情は覚えている。そういうエピックの焼き増しだから個人的にはじょうずとかていねいなどの感想になった。が、Aimee Lou Woodはとてもよかった。

ビルナイってなんか指先に特徴出るんだよね。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
津次郎

4.0どう生きるか?どう生きたか?

2023年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 25件)
琥珀糖

4.0葛藤と人間であることの美しさ

2023年8月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ANAの国際線で視聴。
仕事と人間であることの葛藤をとても上手に描かれています。
黒澤明さんのそうした描写を、万国共通なものに昇華されていて素晴らしいです。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
munakata

5.0心に沁みる物語

2023年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

特に派手な事は起こらない静かな作品ですが、とても心に沁みる物語でした。この世を去って行く側とそれを見送る側の気持ちなど、色々と考えさせられはしますが、それほど重たくはならず、むしろ生きる希望をもらえる内容となっています。ビル・ナイがはまり役で、とてもいい味だしてます。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
alias