劇場公開日 2023年3月31日

生きる LIVINGのレビュー・感想・評価

全241件中、21~40件目を表示

3.5ナナカマドの木

2024年5月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

2024年5月8日
映画 #生きる #LIVING (2022年)鑑賞

ロンドンで役所の市民課長としてお役所仕事の日々を送るウィリアムズ。不治の病で余命半年と宣告され、人生を見つめ直し、それまでタライ回しにしていた母親たちからの陳情と真剣に向き合う

#黒澤明 の #生きる のリメイク
黒澤版には敵わないな

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とし

4.5生きる目的

2024年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

萌える

まさに生きる目的を考えさせてくれる作品。

主人公ウィリアムズの気持ちが凄くよく分かる。仕事に生きてきて、なんとなく生きる目的もよく分からなくなり、残りの人生を考えたときにどう遊んで暮らすかへ。
そんなときに、マーガレットのバイタリティに魅せられる。そう、マーガレットですよ。ああいう人ってほんと確かに居て、うらやましくなる。

触発された彼が最後にとった行動にも感動。手紙にあったように確かに大きな仕事ではなかったかもしれないが、彼は確かに生きた。そしてお手本となった。

ただ、面白いのはお手本にして仕事をすることを誓った部下たちが、やっぱり行動に移せないこと。その気持ちもよく分かり過ぎて、そうなんだよなぁ・・・と思う。そこが手紙の意図に繋がって、生きる価値を考え続けることを色あせさせないところがまた、ウィリアムズが生きた証。とにかくいろいろ考えさせられた良作だった。

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tigerdrver

3.5これはこれでいいと、思うけど

2024年5月3日
PCから投稿

オリジナルのインパクトには、負ける。仕方ないけど。
40分も短いと引き算すぎて薄味だし。
これだけ見ても、ふーんな気もする。

でもでも、ビル・ナイがめちゃくちゃ渋かったので。
見た甲斐は、あった。

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ゆき@おうちの中の人

2.5黒澤明作品がリメイクされない理由

2024年5月2日
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が分かった気がします。どうやったって超えられないからですね。せっかくのカズオ・イシグロもあんまり色を出し切れていないような。黒澤版そのままな感じがしちゃって間違い探しをし始めちゃう。市民課に苦情を言いに来る奥さん連中がたいそうな淑女で何だこりゃと思ったら現場ではカーラー巻いたままでちゃんとお母ちゃんなのね。当時のイギリスはこんな普通の庶民でも出かけるときはゴージャスにおしゃれしちゃうのね。こんな小さなことをとっても黒澤だったらさ〜と知りもしないのに黒澤明を語りたくなっちゃう。あと何より命短し恋せよ乙女が無いのは痛いよね。あれをおじいさんがボソボソ歌うってところに悲哀滑稽打開この映画のすべてが詰まってたからね。

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三毛猫泣太郎

4.0余命半年は短いか

2024年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

余命半年は短かいのだろうか。
人はどれだけの時間が保障されたら、満足できるのだろうか。
幸せを感じるのことができるのだろうか。
ウィリアムズは余命宣告されることで、懸命に生きる起点ができた。
2ヶ月ほど悩んだ末、彼は結論をだした。
自分ができる精一杯の仕事をすることで生きた証としたい。
そして4ヶ月後に、幸せに人生の幕を下ろした。
もし、病気にならず平穏な公務員を続けていたら幸せな幕切れを迎えられたのか。
生命には必ず終わりがくる。
多くの場合、その余命を知らないまま人生を終える。
人生を問い直す期間としての半年は、十分な長さなのかもしれない。

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ピッポ

4.0分かってるなー

2024年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

超原作ファンなので、ハードル上げて観ちゃいましたが、満足でした。
ヒロインが丁度よくぽっちゃりしてて愛嬌があって、「分かってるなー」って感じでした。

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ジンクス

3.5じわじわと

2024年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ビル・ナイは「パイレーツロック」(最高に面白い)で、面白い役柄をカッコよく演じているのを観ていい感じを抱いていた。
ただ、脚本のカズオ・イシグロは別段好きでもないので、あまり期待せずに見始めたつもりだった。
しかし、どこかで期待していてのか、見始めてしばらくは、はっきりしない物言いに若干じれたりしたものの、メインテーマに近づくにつれ、じわじわと温かいものが伝わってきた。。
総合的には、観て損はない映画、かな。

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ぜんじん

5.0心で仕事をする

2024年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

私の仕事をする中で、心が麻痺していた期間があった。
私の仕事は介護が必要な方に車椅子や介護ベッドをレンタルする仕事で、余命僅かな方達にもお貸しする。
亡くなられた後、その方達の家の前を通る時にその方の事を思い出す。
その意味を教えてくれた映画で、それこそが生きるという事だと知る事が出来た。。。
感謝

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KTM

5.0黒澤明監督の「生きる」のリメイク。 抑制が効いた表現。

2024年4月24日
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鑑賞方法:VOD

黒澤明監督の「生きる」のリメイク。
抑制が効いた表現。

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rachi

4.0前半がイマイチ

2024年4月24日
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もっと要素を減らして仕事の話を丁寧にしたら良かったのにと思ってしまった。

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takantino

4.5生きるとは?

2024年4月23日
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鑑賞方法:VOD
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ハンバーグ

4.5完璧リメイク

2024年4月22日
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鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0成長譚的な

2024年4月21日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

楽しい

堅物が人生を見つめ直して成長するっていう、まぁそれだけですが、いい映画でした。
テンポも美術や衣装も素晴らしく見応えあり。
ゴンドラの唄的な物もあって完コピです。
オリジナルファンも好きになってくれそうです。

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Ferma

4.5シナリオがいい

2024年4月21日
Androidアプリから投稿

オリジナルも見ていました。違和感のないシナリオと主人公の演技
なんでだろう??日本ものをリメイクすると感じる違和感を感じなかった
国籍は英国だけど、カズオ・イシグロだからなのかしら?
それとも、英国と日本は気質の相通ずるところがあるからか、要は秀作でした

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chagall

3.0ビル・ナイの名演が染みる。自分も「生きよう」と思える。

2024年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

黒澤明の「生きる」のリメイク。
1953年のイギリスを舞台にしている。
カズオ・イシグロがシナリオを担当したことも話題になった。
手堅くまとめた印象。

ロンドンの役所で働くロドニー・ウィリアムズが、末期がんを宣告される。彼は生きる意味を求めて街をさまよう。そして、偶然、元部下のマーガレットに出会う。彼女は役所をやめて転職することになっていた。
ロドニーは、彼女の明るさに生きる意味を見出す。彼女に、仕事に戻るように促され、ロドニーは役所に戻り、今まで放置していた仕事に取り組む。それはたらいまわしにされていた公園事業だった。

本作では、いわゆるお役所仕事から抜け出す事は容易ではないということが描写される。ロドニーは、人生の最後に公園事業を成し遂げるのだが、それは小さな仕事であり、いずれ忘れ去られる。しかし、それは彼が生きた証であり、感謝している人もいる。ロドニーの部下たちも彼の姿に感動し、自分たちもロドニーのように生きようと誓う。ただし、時が流れるともとのお役所仕事に戻っている。現実はそういうものだ。
それでも、生前のロドニーの「生きることなく人生を終えたくない」という言葉は大切で、人はそうあるべきだろう。

黒澤明の「生きる」が名作であることに異論はないのだが、なぜ70年後の2022年にイギリスでリメイクする必要があったのだろうか。完成度は高いと思うが、必然性の点で理由が思い当たらなかった。「生きるという事は、ただ人生を過ごすのではなく、輝いて生きることだ。」というメッセージはあまりにも普遍的で、「なぜ今なのか」という問いに対して理由を探すのが難しい。

それとも、2023年に「異人たちとの夏」がイギリスで「異人たち」として再映画化されたことを考えると、イギリスで日本映画のリメイクがトレンドになっているのだろうか。
製作費は不明。興行収入は10億円。赤字なのか黒字なのかわからないが、大ヒットはしていない気がする。売れるから作っているわけではないのかもしれない。

独特のカメラワークが印象に残った。オリジナルもこういうカメラワークだっただろうか。奇をてらっているというよりは、なにかに似せようとして作っている構図のように見える。
カズオ・イシグロが原作をどのように変えたかはわからない。

ただ、熱意もなく、ただ働くだけだった主人公のロドニーについてマーガレットがこっそり「(生きているのに死んでいる)ゾンビ」というあだ名をつけていたところなどは、「生きるとはなにか」を問うカズオ・イシグロの作風とマッチしていると感じた。

なぜ今この映画を作ったのかわからないと書いたが、こういう映画を観て、生きるということを考えるのは大切だ。

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あふろざむらい

5.0大傑作のリメイクも大傑作

2024年4月21日
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夢見る電気羊

4.0お役所仕事はどこも同じ、今でも

2024年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

黒澤明の「生きる」をイギリスでリメイクした作品で、脚本はカズオ・イシグロ。
主人公(ビル・ナイ)は市役所の市民課の課長で、何も仕事をしないで生き延びてきた。
ところが医者からがん宣告を受け、余命を告げられる。
無断欠勤して慣れない遊びをしてみたが・・・。
お役所仕事はどこも同じだから、感動も同じくやってくる。

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いやよセブン

3.0ブランコに揺れる~パイレーツ・オブ・カリビアンのデイヴィ・ジョーンズなのね

2024年3月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

幸せ

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The silk sky

2.0何故かがっかり

2024年2月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

ご存知黒澤明の作品リメイク版。
CSで録画視聴。日本映画専門チャンネル
なのに何故か洋画の作品が放送。
昨年から気になった作品でやっと観れた。
黒澤明の作品観なくても問題ない。
結論から言うとがっかり。
とにかく地味すぎる。テーマ的に訴える
ものが伝わらなかった。
しかし、この作品何故昨年アカデミー賞
作品賞候補ノミネート?

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ナベウーロンティー

4.0この作品が作られる切っ掛けは、プロデューサーとカズオ・イシグロが食...

2024年2月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この作品が作られる切っ掛けは、プロデューサーとカズオ・イシグロが食事中にモノクロ映画を撮った監督の名前を言い合いしてた時に、たまたまその店に入って来たビル・ナイが混ざって黒澤明の『生きる』の話になり、リメイクの企画が持ち上がったとか。
今作の演技が認められ、73歳にして初めてアカデミー賞主演男優賞ノミネートされたビル・ナイがハマり役だと思う。
『生きる』では志村喬が「いのち短し、恋せよ乙女」と「ゴンドラの歌」を歌い、ビル・ナイは亡き妻を思い、スコットランドの伝統的な歌「The Rowan Tree」を歌った。

「私は紳士になりたかった」

久しぶりに黒澤監督の方を見直してみよう。

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ナイン・わんわん