「ストーリーはおなじみなので技術的な側面から」生きる LIVING M.Ooiさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーはおなじみなので技術的な側面から
2022年に作られていながら、1950年代前半のロンドンのお話という設定のためか、いかにも1950年代に作られた古い映画のような色合いで作られているところが凄い。オープニングはおそらく当時のニュースフィルムを使っているのかもしれぬが、まったく切れ目なく自然に本編に入っていくのが斬新。ちょうど、NHKの「タローマン」が1970年代に放送されたという設定で映像化されているのと同じ手法だ。
主人公の課長は、70代後半に見えたが、1950年代のロンドンの定年っていったいいくつだったんだろうか。あんなに老けてはいないとは思うが。
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