「満足して逝く事こそ望ましい死に様」生きる LIVING 重さんの映画レビュー(感想・評価)
満足して逝く事こそ望ましい死に様
アカデミー賞候補と言う前振りと、レビューの評価が高いので劇場へ観に行った。
ビルナイ扮する市役所市民課課長ウイリアムズは、典型的な公務員よろしく真面目だけが取り柄で過ごして来たが、ある日末期癌と宣告された。
そりゃあ茫然自失となって当たり前だろうなと思った。しかしウイリアムズは自分を振り返り、突然目覚めた様に縦割り行政の極みを調整していく。後半まで観て、何となく志村喬版生きるを思い出した。誰しも死に様は分からないが、満足して逝く事こそ望ましい姿だろうね。
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