「命短し恋せよ乙女」生きる LIVING くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)
命短し恋せよ乙女
まさにその通り。
古き(良き?)イギリス紳士たち。
外見はかっこいいけど、実はリビングデッド。
お役所仕事って日本だけじゃないのね。
うんざりするような窓口たらい回し。
仕事するふりをして一日を過ごす。
死に直面して初めて、あれ?生きるってなんだっけ?
自分生きてる?って気付く。
キラキラした子ども時代。キラキラした恋愛。キラキラした夢があったはず。
それがいつの頃からか毎日をやり過ごすだけの
お役所の中で卒なく時間を長らえるだけのゾンビになっていた。
元部下の女性の不器用ながらも頑張る姿がキラキラして見えたのだろうか。
それにすがるようにして彼は生き返った。
生きて仕事をした。
その彼の姿を見た者達は?変わるのだろうか??????
郷愁漂う映像がもの悲しく、胸が詰まった。
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