すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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新海誠は集金力あるから「絵」は当然綺麗だ。ただストーリーがわかったようでわからない。飽きてくる人居るかも。
一席空席の男性、明るくなった後、一言「飽きちゃった!」
それが全ての作品。
表題どおり「君の名は」「天気の子」の成功で新海誠、金融機関やプロダクションからの信用力・集金力
は抜群だから、「アニメの絵」自体は人海+カネ投入の結果美しい。
ただ「天気の子」「君の名は」の二番煎じ、三番煎じ とも言える既視感のある「アニメの美しさ」
テンポは決して悪くないのだが、途中から
震災との結びつけ=どうにもならないから「精神的救い、気付き・・成長」
「椅子になった青年=秘密だけど誰でも想像つく・・」
なんか大人のワシが観ても、予定調和
かつ 概念が難しいのだった。
ダイジンとか石とか🪨なんやねん!という難しさ。
そう。深く考えてはいけない、気楽に流すアニメ作品。
好みによると思いますが
私自身としては「天気の子」の方が面白かったです。
でも、「空中浮遊にムチャクチャ強い」主人公は重複。
有料パンフは勿論購入したが、鑑賞者特典でちょっとしたパンフ仕様の
「新海誠本」がおまけでついてくる。太っ腹といえる。
グッズ数が種類が半端ない。ある程度は売れると思う。しかし完売はムリ目な気がする【あくまで個人の感想】
お子様お子ちゃまは、飽きちゃうかもね。そういうジジイのワシも飽きちゃった。
震災の悲劇は決して忘れてはいけないが、そろそろ・・
すずめさんの服装の清楚さは、今のだらしない黒ソックスの女子高生に見習ってほしい。
なんで退化してるのか不思議。【ジジイの感想です】
草太の声
11月は「観たい映画」の公開が渋滞を起こしており、中でも今週は日米の注目作が同日公開。私も連日鑑賞して「落涙」していますが、必ずしも「泣ける映画=良い映画」というわけではありません。
そう言った意味では、私にとって「新海誠作品」は彼の脚本に泣かされているわけではなく、女性主人公の「感情MAX」に情緒が引っ張られてたような状態に、年齢による緩まった涙腺が強く刺激されているイメージで、正直「後に残る」ものはあまりありません。
かと言って嫌いではないので新作とあらば観ますし、十分に楽しんでいます。ええ、好きですよ。今回いちいち良かったのは出会う人たちとの「ハグ」ですね。素敵です。
逆に「うーむ」と思ったのは、「草太の声」ですかね。。ま、劇中の四分の三は「椅子」なので気の毒な部分もありますが、でもな。。私、アニメは殆ど観ないので「上手い、下手」では語りませんけど、キャラクターとしての草太に惹かれるものが強くなかったことが、結局私のこの作品への評価に「プラスアルファ」をもたらさなかった要因でもあるような気がします。ま、それが必ずしも松村さんの責任ではないのかもしれませんが、好みとは違った感じです。すみません(と、一応謝っておく)。
一般向きにチューンされたロードムービー
流石のクオリティと面白さ。
男の子が「あっち側の世界に行った女の子」を助けにいく前二作(『君の名は。』『天気の子』)の後に、本作では女の子が「あっち側の世界に行った男の子」を助けに行くの話で、かつ震災へのレクイエムを正面から描いていました。
ロードムービーとしても楽しく。
私が苦手な「いかにもRADWIMPS」って印象の曲は相変わらず受け付けられなかったけれども、陣内一真+徳澤 青弦ストリングスの美しさは素晴らしく、前二作に比べれば本編中に音楽で引っかかるところが少なくてよかった。
新海誠さん特有のフェチ(フェティシズム)表現部分が減って、また過去作のように投げっぱなしで男の子を放置するような物語ではなく。
この天災に対しての神話っぽい3作の中で、一番一般向きにチューンされていると思います。
そういう意味では、宣伝で謳っていたとおりの「集大成」のような作りだと思いました。
キャラとしては、個人的には猫神のダイジンと、神木君が声を当てている芹澤がよかったです。
ただ、一般向きで新海さんらしさの低減 ということは、=(イコール) 川村元気プロデューサーの侵食で、個性そのものの低減という気もして寂しくもありました。
また前二作からの流れで、展開が読めすぎちゃったのも残念。
要石の存在が物語の都合優先しすぎで、特にサービスエリアでのおばさんとの会話は辻褄が合わないだろうし、その内容にもドン引きした部分ではあったことは付け加えつつ。
それらがあっても、ぐいぐい進められる演出や絵作り、すずめの健気さなどで面白く感じはしました。
それと、近年、『浅田家!』『護られなかった者たちへ』『天間荘の三姉妹』などなど、3.11東日本大震災を正面からとらえる作品が増えていて、そのどれもにも当てはまるのですが……
本作のダイレクトな地震発生の表現が世間的にどう受け止められ評価されるか、まだ傷の癒えきってない方々へ心痛を与えないか、という点が気になりました。
私とて(公式webにも注意書きがありましたが)「緊急地震速報を受信した際の警報音(に近い類似音)」がかかると、エンタメだ作りものだと頭では理解していても、肉体がビクっと反応しちゃって、現実に引き戻されるんですよね。
そこが一般層への棘、否定的な材料にならないかが、不安でもありました。
この映画が刺さるであろう若い人のうち、東日本大震災すら記憶がない世代(今の十代前半)も多いので、「今もこういった悲しみが続いているし、喪失感の中で前向きに未来を生きる人々がいる」ことを伝えるという意味で、今だからこそ作ったのかもしれないですね。
震災に対して、被災者に対して、真摯に誠実に作っていたのように感じたので、私としては批判するよりもよく受け止めたいとも思いました。
【注意】かつての大災害が苦手な人は要注意
閉じ師の青年と女子高生のロードムービー。
『すずめの戸締まり』鑑賞。
*声の主演*
原 菜乃華
*感想*
新海誠作品は、「君の名は」だけ観たことがあります。
かなり壮大だった。スピード感があって、ずーっと見入ってしまって、思わず呼吸を忘れてしまうほど面白かった!
新海誠作品は、街の風景、海の風景、山の風景、日常の風景、料理の表現が細かく作り込まれてて、久々に劇場で観ましたが、衝撃でした。
閉じ師の青年と災いの扉を開けてしまった女子高生が扉を閉ざす為に旅立つロードムービーとなっていて、日本の各地を巡り、色んな人々と出会いと別れを繰り返しながら進行しますが、退屈な場面が全然なかった。
登場人物は全員好きだな~。まさかあのキャラがこう活躍してくれるのは意外だったし、ファンタジー、ロマンス、ヒューマンドラマ、そして何より、頻繁に出てくる地震速報。あれはちょっと、アニメでもビビりました。
総じて、テーマがやや重めですが、かなり面白かったです!\(^^)/
ここの低評価を確認してから観ました
変な映画
圧倒的傑作!負の激情の発露で一気に深度を増したストーリー
圧倒的傑作でした!
しかも自然災害という難しいテーマを真正面から捉えつつもエンターテイメント作品として成立させているのは見事!・・・としか言いようがありません。
新海誠監督は「君の名は。」に続き、また新たな境地に踏み込まれたのではないかと存じ上げます。私自身も酷評した前作は無かったことで良いです(笑)。
鑑賞後、涙をぬぐいながらあまりに振れ幅の大きい激情のシーンをその選び抜かれた言葉(ことのは・・・と読むとカッコいい)、精緻に組み上げられた最高の映像表現と共に反芻いたしましたが、今回は特に、登場人物の負の感情も隠すことなく曝け出しているのが印象的でした。
極めて美麗だけどあまりにそれが過ぎて現実味がなくなり表面的に見えてしまう・・・というのが新海誠監督作のエンタメの最大の欠点でありましたが、「恨み」「嫉妬」「不安」「怒り」などの負の感情をストレートかつ非常に戦略的に表現することで、一気に物語の深度が増し、共感の軸がかなり太くなったと感じました。
この物語の深度の増強は、物語終盤に明らかになる日本史上における未曾有の大災害に触れる際に必然であったのだろうと思われます。
また、日本古来の伝承、八百万の神々の理解度という点で監督の知識の広さ、深さ、精緻さには脱帽です!正直フィクションの枠を超越しています。
当方あまりに心が揺さぶられ、お恥ずかしながら涙をこらえるあまり重要なシーンを直視出来なかったので近いうちに再度鑑賞したいと思う次第です。
またダメかもですが(笑)。
ジブリの系譜と新海誠のマッチング
ロードムービーとして強固なおもしろさ
新海監督の想いを詰めた素晴らしい作品だと思います。
注)本筋には触れませんが、全く情報を入れたくない方には、もしかしたらネタバレと感じるかもです。
新海誠監督の最新作。
今作も自然災害を軸とした作品。
隕石、豪雨に続き今作は地震。
地震は後ろ戸に潜む巨大なミミズが現世に現れる事で発生するという設定が面白く、現実的な世界観とファンタジーが上手く融合されているなと感じました。
相変わらずの圧倒的な映像美は素晴らしい!の一言。1シーン1シー本当に魅せてくれます。
また、今作は舞台が次々と変わる為、まるで自分も旅行しているような気分に。
ちょっとしたシーンの描写が本当に細かく、リアリティがあります。
また、リアリティがあるからこその地震警報の緊張感。
まさかとは思ったが、現実にあった大災害、東日本大震災をあそこまではっきり取り上げてくるとは思ってもいませんでした。(新聞なんかでも掲載されていたらしいですが、できる限り前情報は入れないたちなので、地震がテーマである事も知らなかった。)
わずか11年前の大災害。人によってはかなり刺激が強いのではと心配になってしまうのと同時に、よくぞこのデリケートなテーマを取り上げたなと感心。かなりの覚悟で臨んだのだと感じました。
映画としても、見応えのある非常に素晴らしい作品でした✨
一緒に行った小6娘
とても面白かったようです。もう一回観たいと言ってました。
小3息子
難しかったようで、ストーリーは全然理解していないようでした。
子供は高学年位からがおすすめですかね?w
その他
・過去2作はRADWIMPSをBGMにプモローションビデオのような演出が印象的であったが、今作は無し。その代わり?ナツメロがかなり流れてました♪まさかあの曲を使うとはかなり強気だなと感じたりw
・前作の登場人物がこっそり登場する演出。今作は気付けず。帆高くんと陽菜ちゃん、どこかにいましたかね?
RADWIMPS色が少ない作品でしたが、見て損のない作品です!
『君の名は。』、『天気の子』に比べると、RADWIMPS色の少ない作品で、
音楽が物語に与える影響が少なかったかと。
作品7:音楽3ってとこかな。
(『君の名は。』は、5:5。『天気の子』が、4:6。
ってとこかな)
主人公(鈴芽)の声が、
キャラクターの見た目(身長など)と
合ってなかったような気がしました。
特に冒頭は、キーーンっと変に際立ってしまってたかと。
所々で、
あのイギリスファンタジー小説のようなシーンや
兄弟が旅する国内マンガのようなシーンが。
さぁ~て、
2回目の観賞前に小説の方を読まなくっちゃ!
ダイジンって、
やはり【大臣】から来てるんですよね?
劇中でのセリフが、
うまく脳内で漢字変換できなくて【大尽】が浮かんでしまって。
モデルは、白豆と呼ばれていた右大臣三条実美かしら。
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