すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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人間を再生させる物語
この映画は前作の「天気の子」同様にディティールにばかりに捉われてると本質が見えてこない。
作中ではある重大な出来事を取り扱っているが、それはこの映画の本質ではない。
何故主人公はそのような行動をとるのか、主人公の根底にあるものは何なのか深く観察、想像する必要がある。映画の最初と最後で主人公はどのような変化があったのか。
新海監督は一般的には「君の名は」で知名度を確固たるものにしたので、大衆向けアニメ映画の名手の様に扱われているが、キャラクターの背景などを説明しなさすぎな面があり、キャッチーなビジュアルとは裏腹に何も考えずに見て面白いタイプのアニメ映画を作るクリエイターでは間違いなくない。監督の映画は良くも悪くもわかりにくいのは事実であり、ストーリーやキャラクターを追いきれないライトな客層からは、絵だけは綺麗な映画という評価になってしまうのも納得。
実際今作の主人公は、抱えているモノと表面に出てきている人間性がかみ合ってない印象があり、監督はいわゆるアニメのキャラクターとして一人の人間を描く事にはあまり興味がないんだろうなと改めて思った。何ていうか、もっと巨大な思念みたいなものを主人公に内包させたいんだろうなと。
「おかえりなさい」は幸せを表す言葉
映画館へ足をお運びください
観れば観るほど涙がこぼれます
映像美とよき声と
新海流ロードムービー
文句の付け所がない。
過大評価映画。恋愛要素が意味不明。
心を救う
映像は相変わらず最高に綺麗だったが、他は微妙
映像と音楽は良い
過去を閉じる
新海誠監督作品に共通するテーマとして日本の災害が挙げられるが、今回の映画は過去一で災害と向き合った映画となっている
災害を経験していない人々には蛇がみえず、つまり危機感も薄いし、死が身近だとは思えない
一方で被災地や被害にあった人々は常に死を身近に感じ、災害の経験はトラウマとして残ってしまう
それでも好きな人ができたり、なりたい職業がみつかったりとそれぞれ自分の目標と生きる意味を見つけ、過去の災害を受け入れて生きていく
現実をほぼ完全再現でアニメーションにすることで、災害の現実味は増し、他人事の話とは思えない
これまでの映画のようなノイズになっていたコメディシーンは抑えめで、個人的には過去最高の新海誠作品だと感じました。
主人公と叔母との関係がメインテーマ?
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