すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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一回じゃ理解できない…かも
NETFLIXに追加されていたので観てみました!
あちこちに疑問があって、なんだか?が多い作品…
ストーリーは自分なりに何となくではあるが理解できた。
ただ一度観ただけじゃはっきりと分からないだけなのかも。
なんだかちょこちょこと気になるような疑問が残る作品でした。
もう一度観たいとは思わないけど…観たら理解できるのかな?
前代未聞の戸締まりバトルアクション夏アニメ(仮)
新海誠監督脚本作品。
【ストーリー】
東日本地震で被災した主人公・鈴芽は、四国の叔母に引き取られて仲よく二人暮らしをしていた。
朝、登校途中で長髪のイケメンにすれちがいざま声をかけられる。
「ねえ君。このあたりに、廃墟はない? 扉を探してるんだ」
近所のうち捨てられた集落を教えると、男はふりかえりもせずそちらに向かう。
気になって引きかえし、集落をたずねるも、男の姿はない。
谷あいにある集落の中心に、すり鉢状のため池があり、その真ん中にはなぜか扉だけが一枚立っていた。
扉をあけると星空の光景が目の前に広がり、後ずさる足元に、呪術的な文様の施された焼き物がおちている。
手に取ると、焼き物は仔猫に変化していずこかに逃げていった……。
休み時間の雑談でその話をしようとした際に、鈴芽は窓の外に驚くべき光景を見る。
男に教えたあの場所から、黒々とした一筋の、禍々しい形の煙がたちのぼっていた。
大急ぎで現場にむかった廃墟で鈴芽が見つけたのは、あの扉を閉めようと巨大なワーム型の妖怪と戦うあの青年・草太の姿だった。
どうにか扉を閉じた二人だが、鈴芽の介入によって「要石」が外れてしまい、その地に封じられていた災害の元凶たる「ミミズ」が解き放たれてしまったという。
そのうえ草太は仔猫になった要石のイタズラで、肉体をうばわれ、子ども用のイスに魂を移されてしまう。
不自由な姿にされてもミミズの封印に邁進する草太に申し訳なさをおぼえ、鈴芽は自分が主体となって、SNSで「ダイジン」と呼ばれて人気となった要石と、各地で荒ぶり災害をおこすミミズを追う。
『君の名は』で一躍ヒットアニメ監督となった新海誠の、長編大作アニメ3作目。
よく見ると、なんと思春期ラブではなくアクション要素がメインのエンタメ。
九州中部からはじまって四国、本州と移動しながら、災害をおこす妖怪を地鎮しながら北上してゆく藤田和日郎作の妖怪マンガ『うしおととら』タイプのストーリーです。
構造が少年マンガというけっこう意欲的な作品なのですが、新海誠監督ファンとして注目したいのは、旅館経営の一家やスナックのシンママ、ホスト風大学生などの今まで登場したことのない多様で今様なキャラクター造形。
描き方は表層的ではありますが、説得力に注力したキャラクターたちは、過去作品よりも大人向けのドラマ要素。
古いヒットソングをお供に、赤いオープンカーで北へ北へとむかう道中は、旅の醍醐味を感じさせてくれます。
懐メロだけじゃなく、あそこでアウトランの曲とか流してほしかったなあ。せっかく車赤なんだし。
映像の色彩やレイアウトの作りこみと音楽の使い方ならダンチの表現力をもつ新海誠演出ですから、もちろん見栄えは十分。
モンスターヒットとなった『君の名は』と比べれば、ふるわない動員数に思えますが、興行収入としては『天気の子』の一つ上、国内歴代ランキングの15位。
2022年単独でもトップガン・マーヴェリックに次ぐ第4位ですから立派なものでしょう。
映画公開は11月でしたが、作中の季節は9月。
夏休みの定番アニメとして、今後くりかえし再放送してくれるはず。
その時には、デビュー作『ほしのこえ』で見せてくれたような戦闘シーンのカット割りの鋭さなんかにも、注目してほしいです。
行ってきます…
こ、これは…
いや面白くないぞこれ
高校生である鈴芽の行動力に脱帽!?
新海誠監督の最新作をやっと鑑賞することが出来ました。
先ず、「君の名は」や「天気の子」同様に映像美がとても綺麗でした。また声優も登場人物に合っていたので良かったです。
物語の内容としては、主人公の岩戸鈴芽が扉を探している旅の青年・宗像草太と出会うところから始まる。そして、その青年の後を追いかけ廃墟で一つの扉を見つけ開けてしまう。その扉は、災いを呼び込み地震を起こさせてしまう。
さらに、災いを鎮める要石を鈴芽が抜いてしまったことから、要石が猫になって全国各地にある災いを抑えている扉を開ける行動を起こすため、鈴芽は扉を閉める「戸締りの旅」に出る事になるというもので、映画のタイトルが何故「すずめの戸締り」なのかというのが理解できた。
また、東日本大震災との関わりが映画にも描かれるなど、今作は地震も大きなテーマとして扱われているのも印象的でした。被災者の心理的なダメージも丁寧に描かれていて、それぞれが心に震災という傷を負いながらも前を向いて歩こうとする姿を鈴芽の姿から感じられました。
最後の最後まで、楽しめる作品で自分としては鑑賞して良かったです。
幸運で済ますには都合が良すぎる
新海誠監督といえばやはり描写の美しさだと思ってます。それだけでも見る価値は十分にある映画です。
また、話の流れの大枠は難解ではありましたがなんとなく大筋は掴めますし納得のいく内容でした。
ただ、私としては主人公が出会う人々との関わりやそのタイミングがどうしても飲み込めませんでした。
一人で地元から飛び出した女子高生に対し、出会って間もない人々が家に泊めたり物をくれたりすること、地元から遠く離れた地でたまたま探しに来たおばさんと再開すること、脇目も振らずに飛び出したはずなのに実は充電器はちゃっかり持ってたこと、15年前に地元で埋めた思い出の品をすぐに見つけられたこと…等々主人公にとって都合の良い展開すぎて映画に入りこむことはできませんでした。
せめてその可能性を示唆する発言やエピソードが一言でも入っていれば納得はできていたかもしれませんが、それも特にありません。
あまりに都合が良すぎてどうせどうにかなるんでしょ?と思わざるを得ず、かといってその可能性を探るためにもう一度見ようと思える作品ではありませんでした。
クレヨンしんちゃんのノリの方が
3.11を扱う必要性は不明なファンタジーSF
最初にメッセージが出ましたが、実際の3.11を関わらせなくても完成するファンタジーSFではないかと思った。個人的には3.11を出さなければ星4つでも良かったのですが。内容自体は自業自得で自分で責任を取っただけの話。
画像はとっても綺麗でした。
サイコパすずめ
主人公がとにかくサイコパス。
最初から最後まで行動が理解できないし、どういった思考回路で発言しているのが意味がわからない。
自分の目的のためなら他人に迷惑をかけることも厭わず、なぜソウタさんにあそこまで思い入れがあるのかもイマイチ共感できない。
物語を強引に進めるためのコマになっている。
そしていらないシーンが多い、キャラがうまく使えていない、作中の疑問を解決せず見ている人に丸投げ。
ここから先は想像してくださいねレベルではなく、まったくよくわからないまま物語が進んでいく。
クライマックスのシーンも正直蛇足である。物語が杜撰なため、作者の伝えたいこともイマイチ伝わらない。
印象に残ったキャラは芹澤さんくらいなものである。
映像美は流石だが、アニメは物語あってこそ。
君の名は。、天気の子とハイレベルは作品を続けて排出していただけに今回の新海誠作品は非常に残念に感じた。ぜひ次回以降挽回して頂きたい。
自然に対する畏れと明日への希望
正義感の強い女子高生・鈴芽が、犠牲を厭わず奔走する大学生・草太と出逢う。苦難に真正面から立ち向かう彼らが、日本の未来を担っていく若者の姿と重なる。
草太の親友・芹沢朋也の返す軽口が楽しい。
リアルな震災後の映像、不気味な巨大ミミズが引き起こそうとしたもの。美しい自然が時に牙を向く。
私達は震災の怖さを忘れてはいけない。
新海誠監督の強い思いを感じた。
ー 閉じ師
ー 後ろ戸
ー あんたたち、車のドアから乗れよ
日テレを録画にて鑑賞
自らも被災した少女が、災いが出てくる扉を閉める『閉じ師』と出会い、...
タイトルなし(ネタバレ)
天災の地震の原因が人の心と関わってるという物語に共感できなかった。
面白かったのは椅子になった彼の「寝相」のところ。
叔母さんとすずめがケンカして、お互い本音ではあったけどそれだけではない、というリアルないい感じのところ。
映画だからしょうがないけどすずめが彼に短時間でゾッコンラブになってしまうところは好きではなかった。でもその未来を子供のすずめが過去に扉を開けて見たということなのだからズルイ。そうなんだっけ?
まあ、あの世界の話ではあるが、地震を未然に防ぐというあんな重大な仕事が人知れず行われている国家が存在する世界がヤバイ。別にイケメンにジェラシーなんかじゃないよ。ヤバくないよ。ということで。
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