すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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美しい映画でした
災害列島日本にどう向き合う?
意外とフツーな印象
新海誠監督作品は、秒速5センチメートルや言の葉の庭など、現実社会における感情の機微を描いた作品には非常に感銘を受けましたが、大ヒットした君の名は。をはじめとした大作ファンタジーには、どうにもしっくりとこない印象です。
本作も話題になったので、どんなものかとネフリで鑑賞してみましたが、なんとも、ツンデレ系の世界系のといったストーリーで、いつかどこかで観たストーリーの印象でした。
よく考えてみたら、先日アマプラで鑑賞した「岬のマヨイガ」に設定やストーリーが共通しているような気がしました。
世界的な大ヒット作なので、二重三重にもっとひねったストーリーだと思い込んでいましたが、意外と素直でストレートなストーリーで、ちょっと拍子抜けしました。
観れば観るほど面白くなる奥深い映画
すごく面白かったです。個人的には『神の名は。』よりも好きです。
最初と最後が繋がっている構成も感動しました。
音楽でも、『魔女の宅急便』の曲が流れたりして、今作の影響元が伺えるのも良かったです。
時空系のスピ好きにはたまらない設定
期待以上でした
閉じ師の男の子そうたと彼に恋する高校生すずめが協力して土地の悲しみをおさめていくロードムービーな話
通りすがりですれ違ったイケメンになぜか懐かしさを感じて追いかけていくところから始まる
要石を外してしまったのはすずめ
忘れさられた土地から穢れのような塊のみみずというものが出て
暴れて地震を起こすためそれを封じ込めていく
閉じ師と言えば時空のおっさんを思い出す
きっとリアルでも人知れず閉じ師はいるんだろう
それに大臣と左大臣は切ないね
おじいさんの先代閉じ師がダイジンに話していた
そうたを一旦要石にする必要性の意味をもう一度見て考えたい
祝詞もオリジナルなんだね
綺麗に韻を踏んでてリアルでした
新海さんの作品は言の葉の庭の頃から、雨のシーンの美しさに感動してた
今回はなぜだかそういう美しさはあまり感じなかった
基本的にはもちろん映像は綺麗なのだけどね
スタッフ変わったのかな
でも掛け合いや設定テンポ、お話そのものも
君の名はより何より好きになりました
最後311に繋がるところがなんともね。。。この監督の本づくりのすごさだわ
最後エンドロールの声優陣の豪華さにびっくり笑
3.11の人が評価する作品、また下手なカウンセラー
█まず…
3.11に完全に触れている以上、評価をするのは被害に合われた方たちだと思う。その人たちが救われればそれで良い。
現実世界でやるにはあまりにもセンシティブ過ぎる。自然災害はファンタジーで片付けられるほど甘く無い。現に苦しんでいる人達がいる以上、触れるなら深淵に踏み込むほどの覚悟が必要。
「万引き家族」と同等のものを作らなくてはならないテーマだと思う。
█下手なカウンセラー
自分の悩みを聞いてもらうのに、下手なカウンセラーに当たった感じに近い。
アドバイス等向こうが話してくる内容が、自分を理解したものではなく、向こうが話したい事を勝手に話している感覚。こちらの気持ちや思いを全く理解しようとも、見ようともしていない。だから、分かった振りをされて嫌な思いになるし、何も分かってないなと思う。相手を無視して気持ちよく話されても困る。
█全体的な感想
何もかもバラバラで全く繋がらず、相変わらずの置いてけぼり感。テーマがもりもり過ぎて結局何だったのか理解ができない。すずめの過去と向き合うテーマのみで成り立つ作品。
他、恋愛、家族、あらゆる場所の戸締りは必要がない。そして、何もかもが空虚。ワンシーンも動植物もキャラクターでさえ空っぽ。地震をみみずのせいにされても困る。
█最後に
現実を生きる私達にとって自然災害は逃れられない。この作品のように食い止めることも、過去を無かった事にする事もできない。現実世界を土台にした作品なので、本当に震災が起こった時に、ダイジンや要石が云々とXであがる時点でナンセンス。その責任もこの作品にはある。聖地巡礼すら理解できない。あの津波の場所も聖地巡礼地になりますが、そこで巡礼しました!と伝えるのか疑問。弔い巡礼ならばまだ分かる。災害に合われた人達に対して、現に苦しんでいる人達に対して何とも思わない人達には理解に苦しむ。
█個人的に
個人的には深海さん、元気さんによる今後の作品は一切関わりたくない。こんな道徳観念の人達とは一生付き合えない。人の思いを踏み台にして売れる作品を作れば良いと思う。私とは生きる世界が違う。もう、これ以上は無意味。さようなら、お疲れ様でした。
なるほどなぁ
と思った映画でした。
とてもいいアニメと聞いて見てみましたけど
ものすごく人とか家族とかそういう脈々と続くものを
描いてるんだなぁと思いました。
たまたますずめの戸締りの前に天気の子を見たので
構成がとても似てるなぁ…同じパターンだなぁと思ったら
どっちも新海さんの監督だったの忘れてましたw
考察すると
すすめは子供、ダイジンは母親、サダイジンは父親
ミミズは子供の前に立ちはだかるトラブル、
草太は子供が成長するのに必要な外的要因、
タマキさんは母親の女性の部分、
芹沢さん?は家族を外から見た視点。
私の中ではそんな感じになりました。
もう一回見たいなと思います。
最高
鈴芽は草太さんと出逢えてよかったと感じます。うっかりすずめが要石を抜いてしまった事がきっかけでダイジンが出てきて、草太さんをイスに変えたシーンであの猫嫌な奴だとずっと思い、モヤモヤしてました。終盤で気付かされました。すずめを導くため、守ったりする為に行いだなと、最後はすずめの気持ちを考えて要石に戻るのはうるっと。また草太さんに出会えてよかったねと感じました。 ただいまからラストのおかえり。で終わるのはいいなと
中高生や若い人には良いのかも?
龍じゃなくてミミズ
金ローにて鑑賞しました😆。
「君の名は」公開当時に話題になっているからと見に行って衝撃を受けた新海監督の作品で期待値が高かったが良かったです。
各所にある廃墟の扉から出てこようとする巨大なミミズを出てこないように開いてしまった扉を閉める役割を担う草太と主人公の鈴芽が出会い物語が始まる。
そのミミズができってしまうとその付近に大地震が起きる設定だから劇中でのアラート音が実際と一音ぐらいずらしてるのかな❓それでもビクッとは最初の辺はなりましたね。
普通の女子高生があんな遠くまで一人旅(草太も一応一緒だが)できる資金があることに驚き🤭今の子達は金持ちなのか節約化なのか真面目だったのかな❓(笑)。でも飯と移動費ぐらいか…。
実写ドラマの作品ばかり最近は観てたからどう表現や言葉を出したらいいかわからなくなっちゃった💧のでこれぐらい(笑)。
それでも新海監督作品の絵は押尾守監督やジブリ的な好きな絵の部類に入るからとても見やすくて綺麗でした。
関東大震災や近くは3.11を思い出させるような事をあえて扱うのは凄いですね😅
よくわからなかった
九州で暮らす17歳の岩戸鈴芽(すずめ)は、扉を探しているという旅の青年・宗像草太と出会う。
彼の後を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、そこだけ崩壊から取り残されたかのようにたたずむ古びた扉を見つけ、引き寄せられるようにその扉に手を伸ばす。
やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。
扉の向こう側からは災いがやって来るため、すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。
数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続けるすずめだったが……。
(解説より)
新海監督っぽい作品だった。
要約すると、草太との出会いをきっかけにある封印的なものを主人公が解いてしまったせいで日本各地で災害の予兆が発生。それを食い止めるため動いていたが、途中草太が封印されてしまい、草太の解放、再度災害の封印をしていく…といったストーリー(あくまで鑑賞したことがない方向けに、表現は実際と異なりますので御了承ください)
なんとなく主人公と草太の立ち位置、使命は理解できたのだが、ダイジンの役割が意味不明だった。
最終的に災害の予兆を勧告するため、的な表現がすずめからあったが、それにしてはその前の対応があまりにもヒール過ぎないか?不要な行動というか、ちゃんと説明をしていればこんなことになってなかったのでは?と疑問が残った。
余談ではあるが、個人的には新海監督の作品は「君の名は。」がやはり1番おもしろく、その後の「天気の子」と本作はどうしても派生感が否めなかった…
とにかく映像はきれいです。
世界観
地震をテーマに取り上げる必要性
■3.11をエンタメとして消化には早すぎるのでは?
これは上映当時から思っていたこと。
3.11を風化させないため、みたいな意図かなとも思ったけど、そんなに風化してる?
ストーリー上も3.11について明言はされていないので、風化させないためなら、もっとしっかり明言すべきでは?と思った。
地震速報のアラームといい、いたずらに心を揺さぶられているようで、あまり良い気持ちはしなかった。
とはいえ、3.11から約10年経ち、3.11を経験していない子どもが既にたくさんいるのも事実。映画を通して3.11を知るきっかけになるなら、地震をテーマにした意味はあるかもしれない。
■誰かのせいで地震が起こったり、起こらなかったりするわけじゃない
これは私がフィクションとして作品を飲み込めておらず、頭が硬いからかもしれない。
でも、作中では閉じ師が扉を閉めれば地震は起こらない。誰かが要石になれば、地震は食い止められる。
逆に言えば、地震が起きるのは閉じ師が失敗したときだし、地震を食い止めるために誰かが犠牲となって要石になる必要がある。
フィクションなのはわかる、でも、現実は違う。
誰のせいでもなく、突然、地震は起こる。
だから、備えが必要なのだ。
■神話や儀式が元になっていたとしても
私は割とオカルトが好きで、それにまつわる儀式や習慣について関心がある。
なので、この話もそういった神話や民俗学的な元ネタはあるんだろうな、という気がしている。
だがそれは、昔、地震がなぜ起こっているのかわからず、神の仕業として対処していたときの話。
現実は(以下略)
とにかく、地震を誰かのせいにしていることが腹立たしいのだ。
フィクションだけど、そりゃそうなんだけど、作中の子たちがかわいそうなんだ。
戸締りできれば
実は、
「君の名は」の後半が
私には全然ハマらなかったので
「すずめの戸締り」は
見ようと思えず
劇場にも行きませんでした。
食わず嫌いでした。
公開から1年半以上経って
家のテレビで見たのですが、
劇場で見たかったと後悔しました。
地震を扱っているのですが
壮大で温かく共感できる内容でした。
ほんとに
こんな風に
地震をとめらたらいいのにと
心底思いました。
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