すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
これ、めちゃめちゃ好きだなー。
君の名は。と天気の子のふたつの要素をちゃんと活かせていて感動した。
「好き」と「嫌い」「いってきます」と「おかえりなさい」「生」と「死」これらは全く違うようだけど「扉」くらい僅かな隔たりで隣あって存在している。
闇深い部分は心に締まって、でもそれを忘れないように、今を生きようっていうメッセージの映画だったと思う。
そちらへ展開して欲しくなかった、気がする。
地震を起こしているミミズを抑えている「かなめ」があって、それを抜いたことから物語が始まって。怪しい猫がいて、椅子にさせられて、そこから震災が起きないように猫を追いかけて…それまでは面白かったけれど。
結局は、いい猫で?不本意にもかなめになったけれども、それを主人公が助けて?その主人公が小さい頃の自分を助けて?うん?ちょっと待って、無限ループ?で、かなめは置いたけれどまだまだ地震を起こす扉はあるから締めに行く?
納得が行ったような行かないような。後半から置いてけぼりにされた感じがあって頭が弱い私にはもう少し色々とつなげる何かが欲しかった。全部が中途半端な気持ちになったのは私だけかしら。
それでも震災に遭った人たちには響くものがあるんだろうな、と思う反面、それをファンタジーに丸められた部分は憤りを感じる人もいるかもしれない。「天間壮の三姉妹」はそれなりにこういう世界があったらいいな、という夢があったけれど、今回はどうかな。
個人的には前半は新海さんの世界観を期待させた分、後半で色々と現実に絡められて無理があったように思ってしまう。もっとオリジナリティ溢れる世界観オンリーで勝負したほうが夢を持てた気がする。声優さんたちは素晴らしかった。
中盤からの詰めの甘さを感じる
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、古ぼけた扉。やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる、というストーリー。
君の名はや天気の子より個人的には好み。前2作は雰囲気重視で感情が描かれてない部分が多かったが、だいぶSF寄りの作品となってすっと入ってくるようになった。…中盤までは。
新海作品で常に引っかかるのはどこで彼、彼女達はお互いを好きになったのかという点である。新海監督の頭の中では年頃の男女が一定の日数ともに過ごすと好きになるのだろうか??しかも命をかけられるほど。
また、すべての元凶はどう考えてもすずめである。不用意に要石を抜かなければ誰にも迷惑はかからなかっただろう。なので感情移入がかなり弱くなってしまう。
サダイジンの登場や、たまきさんの感情の吐露も非常に急であのシーンは浮いて見える。
やっぱり新海作品は相性が悪いようだ。
ちょっと強引、ご都合展開が気になる
日本各地の地震を鎮める(閉じる)という、スケールがでかい話。
ただその分、設定や展開に無理が出ていると感じる。
要石の役目はわかったが、その成り立ちについては説明がなく、ダイジンについても映画だけでは何がしたかったのか不明。草太は元に戻してもらうと再三言っていたが、戻る根拠はあったのか?
展開上仕方ない部分もあるが、現代の高校生のすずめが何も言わずに旅に出るのもどうなのか。
ミミズが見えるのは主人公補正で不問にするとしても色々と強引な展開、設定が目立つ。
映像は美麗だし、見栄えのする構図でビジュアル的には楽しめる。
芹澤のキャラもよかった。脇役のいい奴キャラにこういうクセのあるキャラを持ってくるところは好き。
説得力のある展開、設定があれば傑作だったと思う。
最後は良かったかな。
なんか重要人物が終始イスになったり、ネコが喋ってまどマギっぽい感じ出してきたり、やたら昭和の歌を押し付けてきたり、気になる点は多々あって途中飽きかけたけど、クライマックスは感動しました。
個人的に天気の子越え、君の名は未満といった感じですね。ただ周りには天気の子を一位に推す人も何人か居ますので、これが1番という人も居ると思います
新海作品は外しませんね
題材が重い
すずめのラストの言葉が、一番伝えたい事だったのかなとは思うが、あの災害で流れた数々の悲報を思い出すと、素直に映画を楽しんで観る事は出来なかった。
被災した方々が、今新しい生活を送れている事を望みます。
これを生み出した監督ってすごい!映像もストーリーも。
低評価も必要 サイコかも
新海誠監督もなかなかサイコパスだなぁと。
トラウマを刺激する題材というのは面白い作品に必須というか、どんな悲惨描写も誰かのトラウマな訳なのでその手の演出が好きな人間からしたら面白かったです。
ですが子供の頃に東日本大震災でひどい経験をして実在している境遇の人間を題材にあそこまでリアルに描いたとなると、被災していない人間が見ても当時の映像や経験を思い出して気持ち悪くなりかけました。
人間が津波に流されたことはファンタジーではないですもんね。
YouTubeに足の悪いおじいちゃんが1人で必死に走って津波に追われる瞬間とかエグい映像残っていて。それをリアルに経験した人たちが感情揺さぶられて追体験しないわけない作品なので低評価は必要な作品だと思いました。
経験してない世代にも災害が伝わる作品という意味では良作かと。
同じ題材の湯浅監督の日本沈没2020とかの方が描写はエグいですがドファンタジーなのでいい感じに振り回されて視聴できましたが、この作品はトラウマにクリティカルヒットって感じです。
いろいろお腹いっぱい
話題性と作品の質は高いですが、個人的には・・・
松村北斗の声いいなあ
苦しい
新海監督の真髄ともいえる 画、STORY、音、心 の集大成
本作は、架空の出来事でない現実に起きた災害が深く関わっており、昔からの地震国である日本に起きる各地の地震が題材で、その一端をになう猫(?)、日本的な古くより受継ぐ地震災害を終息させる閉じ師、現代の女子高生➕のロードムービー。映画は、日本の繁栄に取り残され忘れてしまった、かつて多くの人が行き交ったであろう街並み、遊園地、学校、他、を描き現代地方都市の過疎化問題と人との繋がりを盛り込んだ新海風スペクタル、ロードムービー。
冒頭より新海風ともいえる映像・・アニメではあるが、新海風水彩画のような画で、大画面で見ているだけでも癒される全編➕昭和育ちの人にはノスタルジーを感じる画➕昭和を感じるエピソードに音楽、どの世代でもどこかにハートに響くのでは。
カーステレオの音楽、車に乗っている誰の年代(世代)に当てはまる曲だったの? 懐メロ好きだっただけの事? ※私の勘違いかもです
★Digital5.1CH鑑賞
★重低音 ○
★音圧 ○
★分離度 ★
★移動音 ★
★サイド(左右、後/活躍度)★
★サラウンド ★
音は総じて良かったのだが、Digital5.1CHでの鑑賞のためか、地震震災の題材がための配慮なのか、音圧、重低音の力(音量、大きさでなく)が遠慮しているふう。
心を揺さぶる
興行収入100億円超えは確実のようです
良き良きの良き
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