「1980年代中盤の文化の中で育つ少年たち」サバカン SABAKAN コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
1980年代中盤の文化の中で育つ少年たち
感動、感涙。
よき映画でした。
二人の少年による、一夏のスタンドバイミー的な友情譚。
1986年の文化がそのまま画面に再現され、主人公のいとこがダビングしてくれた斉藤由貴の曲がAXIAのカセットテープだったのと、斉藤由貴のピンナップにチュー(キスってよりチュー)するシーンに爆笑。
あと、当時の親って、気軽に子どもを引っ叩いたよねってとか、男の子は年上のお姉さんのおっぱいばかり見るもんだよね、とかあたりの描写にもにんまり。
タイトルの「サバカン」が示す意味がわかったとたん、染みて。
主人公を抱きしめる両親のシーンに涙が出てしまった。
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